日本にかぎらず、高校生のころから「文系」「理系」にわかれますよね
一般的に数学や化学が得意なら理系
逆に苦手なら文系といわれています
筆者は理系の大学、大学院にいましたが、高校生のころはもともと「文系」でした
物理も化学も苦手だったからです
なので頭の構造は文系なのですが、社会人になってもIT系なので、ばりばり理系の方にかこまれています
もともとの頭が「文系」であっても「理系」の人に囲まれているうちに、「理系」っぽく考えることが多くなりました
今回は、ものごとを「理系」的に考えるメリットとデメリットをご紹介します
「理系」的に考えることのメリットとデメリットとは?文系出身者が考えてみた
「理系的に考える」とは、「仮説」をつくって「実験」して「結果」を「考察」すること
仮説とは、「わからないことを予想する」ことです
実験とは、「仮説が正しいかどうか結果を出す」ことです
結果とは、「実験したあとに出たデータ」のことです
考察とは、「仮説と結果から、何がわかるかを考えること」です
理系的思考だと、なにをするにしても、このステップで考えるクセが身につきます
理系的思考で「恋愛」や「買い物で」理系的思考をつかってみる
理系的思考を、実際に恋愛や買い物に使ってみます
恋愛であれば、このようになります
仮説:パートナーを見つけるためには、気になる人にアプローチすればいいのではないか
実験:話す頻度をあげる。贈り物をする。デートに誘う。様子をみる
結果:付き合う。振られる。なにも変わらない
考察:なぜ付き合えたのか。なぜ振られたのか。なぜ何も行動できなかったのか
買いものであればこのようになります
仮説:ブランドの財布を買うと幸せになるのではないか
実験:7万円以上のブランド財布を購入して、2〜3ヶ月つかってみる
結果:財布を使うたびにモチベーションがあがって幸せになる。あまり周囲からの評判が良くない
考察:なぜブランド財布を使うとモチベーションがあがるのか。なぜあまり周囲の評価がが良くなかったのか。
このように理系的な思考でものごとを考えていくと、考えること自体が好きになります
理系的思考をもてば、何事も考えて行動することが好きになり、また求めていた結果も出やすくなるのがメリットです
理系の思考のデメリットは「考えすぎ」で行動力不足になりがち
理系的思考のデメリットは「考えすぎ」て行動できなくなってしまうこと
筆者も経験がありますが、仮説ばかりを考えて実験しようとしなくなることがあります
恋愛では、好意的にアプローチすればいいところを、分析ばかりして何もしない
買い物では、インターネットでおススメ消費を比較するのに時間を使うけど、結局買わない
理系的思考はメリットも多いですが、考えすぎて何も行動しなくなるデメリットがあるのは注意が必要です
まとめ。理系的思考は文系出身でもできる。メリット、デメリットを理解していいとこどりしましょう。
理系的思考のメリットは非常に大きいです
理系的思考では、リスクをしっかりと考えるので大きな失敗をしにくくなるからです
しかし、せっかく理系的に考えて最善の方法がわかったとしても、実験(行動)しないと結果、考察ができません
考えることは非常に楽しいですし、楽なことです
その先の行動力を上げることができれば、理系的思考は非常に強力な武器になります
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