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【書評】「人生の勝算」石原さとみさんと交際報道のIT社長前田さんの本を読んで心が揺れうごいた話【後編】

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今回は前回の「人生の勝算」を読んだ書評の後編です。

 

著者の前田氏は、8歳で両親が他界したあと、路上ライブで生計を立てていました。今回は幼少期から社会人になり外資系投資銀行を経て、起業するまでの話をまとめてみました。

 

こちらの記事は、SHOWROOM創設者、前田裕二さんの「人生の勝算」を読んだ書評の続きとなります。まずは前編を読んでみてくださいね!

www.takumoney.com

 

 

 

「人生の勝算」を読んだ書評後編! 

地方スナックが潰れない理由、AKB48が売れた理由とSHOWROOMでの勝算

前田氏は路上ライブでお金を稼いでいるときに「なぜプロの歌手のコンサートのチケットは5000円〜1万円くらいして買わない人もいるのに、素人の路上ライブをしている自分にお金を渡してくれる人がいるんだろう」ということに気づきます。

 

前田氏の歌は聞いたことがありませんが、路上ライブをしている人でお金を払ってもいい人レベルの人なんてほとんどいませんよね。前田氏は路上ライブをしていたのが小学生の頃なので、「なぜこんな子供が路上ライブをしているんだろう」と興味を持ってくれる人や、寄付のつもりでお金を払った人もいるのでは、と思います。

 

しかし前田氏は分析した結果、「人は完璧なクオリティのものにお金を使うわけではなく、自分が共感した時にお金を払う」ということに気づきます。

 

このようなビジネスで成功しているものの一例として、地方の廃れかけた商店街のスナックが潰れない理由や、 AKB48が大成功した理由をあげています。

 

例えばスナックは閉鎖的な空間で常連がいるからこそなりたつ。つまりお客の数を増やすのではなく、少数の地元の常連客とスナックがコミュニティになっているからこそ、経営が苦しいときに常連客が注文をあえて入れたりするので、潰れないそうです。

 

タクミはスナックが潰れない理由をずっと不思議がっていました。若い女性と飲みたいならガールズバーやキャバクラにいけば十分なのに、なぜ若い女性のいないレトロなスナックが潰れないんだろう、と。

 

それは、お客のだれもが「若くて可愛い女の子と飲みたい」のではなく「第二のおふくろのような存在や、常連客とのコミュニティに居心地のよさを感じる」からであると説いています。

 

前田氏が言いたいのは「完璧なものにお金を払うのではなく、自分も体験できるものにお金を払う」ということ。

 

AKB48も最初から美人でダンスも歌も上手な女の子だけ集めるのではなく、あえて磨けば光りそうなまだまだ未熟な女の子を募集して、ファンが「俺たちがいないとこの子たちはダメになる」と思わせるビジネスです。

 

路上ライブも歌のクオリティに感動してお金をだすなんて日本ではほとんどみたことがありません。かけだし中の若い女の子がギターやキーボード片手に「私はまだ未熟だけど成功したいんです」という主張に共感したり、「俺はビックになりたいんだ」という青臭い若手シンガーに共感してお金をだすのです。

 

「空間のあるビジネス」つまりまだ伸びしろがあるビジネスこそ、これからの時代に求められていると前田氏は書いています。

 

これは音楽だけでなくブログでも同じです。

 

「ブログを書いて有名になりたいけど、人を惹きつけるようなプロライターの書くような記事が書けない」

 

これは当然のことです。そしてプロライターが書いた記事だけが読者の心をうごかすわけではありません。

 

最近では、さまざまな職種でさまざまな経験をしてきた人たちがブログを書いています。みなそれぞれに個性があるからこそ、ブログは多様性があって面白いのです。

 

 

 

超難関、外資系投資銀行に入るために徹底していた一つのこと

本書では、早稲田大学に進学した時のエピソードは一つも書いていませんでした。暗黒時代だったのか、書くほどのエピソードがないのかはわかりません。

 

唯一書いてあるのは就職活動で無双したこと。前田氏はお金を稼げることに集中していましたが、就職してサラリーマンになる道を選びます。

 

ちなみに就職活動をした人はわかると思いますが、企業によって就職難易度が異なります。外資系金融の投資銀行は就職活動の中で、もっとも倍率が高い超エリートしか入れない企業です。

 

タクミも某外資系金融の面接に行きましたが、最低でも早慶レベル以上しかおりませんでしたし、その学生の中でさらに学生時代に実績をだした人だけが内定をもらっている印象でした。

 

前田氏はお金を稼ぐために外資の投資銀行UBSに入社を決めます。日経の超大手企業で高給と呼ばれている総合商社では40歳で1500〜2000万円を稼げるそうですが、外資系金融銀行であれば、成果を出せば5000万円〜1億以上の年収を稼げます。

 

 

 

さて、前置き長くなりましたが、前田氏は「就職活動で落ちる気がしなかった」と書いています。

 

前田氏が就職活動で結果を出せたのは「自己分析」をめっちゃめちゃしたから。

 

普通の真面目な学生がノート1冊くらいのボリュームでしか自己分析をしないなか、前田氏は30冊以上ものノートに自己分析を行うことで、「どんな質問がきたとしても一貫性を持って自分のビジョンとつなげて話すことができた」と書いています。

 

さらにグループディスカッションの対策として、24時間営業のファミレスで、ひたすら集団でディベートの練習をしていたそうです。

 

圧倒的な就活対策を行ったことで、どんな難関企業でも他の学生と差別化でき、悠々(ゆうゆう)と難関企業の内定をとりまくったということです。

 

「難しいことはする必要がない。普通にやるべきことを圧倒的にやる」

 

前田氏の成功法則は就職活動での成功もベースとなっているようです。

ハーバード、スタンフォード、東大、京大のエリートの中でトップになるプライド

さて、外資系投資銀行に入ったとしても、超高給が得られる可能性がある代わりに、いつでも首になるリスクがひそんでいます。

 

前田氏はここでも成功するために圧倒的に行動します。朝4〜5時に自転車で丸の内のオフィスに向かい、始業時間の9時まで日経新聞を徹底して読んだりするインプットの時間を作っています。

 

さらに帰宅時間も誰よりも遅く帰宅しています。誰よりも早くオフィスに来て、誰よりも遅くに帰る。まず、これだけで差がつく。というのは当然ですね。

 

さらに、やっていることは普通のことです。どこか海外の超機密情報を極秘で入手しているわけではなく、日経新聞や会社四季報を徹底して読み込む。つまりだれでも手に入る情報をしっかりと学ぶ。普通のことを徹底してやることで圧倒的に会社の他のライバルと差別化できるそうです。

 

東大、京大、ハーバード大などのハイパーエリート集団が集結している外資系投資銀行であっても、徹底して日経新聞をすみずみまで読んだり、四季報を穴があくほど読む人は少ないそうです

 

普通のこと、当たりまえにできることを圧倒的な努力量でこなす。これが成功できる法則と前田氏は語ります。

 

ちなみに前田氏には何人か尊敬している人がおり、外資系投資銀行のトップレベルの先輩から「仕事で結果をだすには、とにかく人に好かれることだ」と教わったそうです。

 

投資や経済、法律その他もろもろの知識なんて、東大、京大、ハーバード大を出てるエリートはみんなどんぐりの背くらべ。であれば「とにかく誰にでも好かれることが差別化をはかる最も大切なことだ」と書いています。

 

ちなみに、この先輩の宇田川さんという方は、オフィスの受付の人から、掃除のおばさんにいたるまで、外資系投資銀行特有の強烈なプライドもなく「おはよう」「〇〇さん、いつもありがとう」と声をかけるそうです。

 

そして、誰もが宇田川さんのファンになってしまう。仮に宇田川さんが外資系投資銀行をクビになっても、応援したいという人が大勢いることになります。

 

前田氏は宇田川さんには叶わないかもと思いながらも、宇田川さんの服装、持ち物、話し方、仕草にいたるまで徹底してマネしています。

 

「結果をだすためには、結果をだしている人をマネるのが早い」

 

結果的に、前田氏は外資系投資銀行というハイパーエリート集団の中でも、最速でアメリカ支社にステップアップすることができるようになります。

まとめ。圧倒的な結果をだすなら圧倒的に考えて圧倒的に仕事する

いかがでしたでしょうか。

 

圧倒的な結果をだすには、以下のことが必要ということを学びました。

 

  • 圧倒的な努力をする
  • あたり前にできることを徹底してやる。難しいことはしない
  • とにかく自分の頭で考える。成功している人がいれば徹底してマネる
  • 自己分析を徹底してする。お金を稼ぎたいなら、なぜ稼ぎたいかスラスラ言えるレベルにする

特に「あたりまえにできることを徹底してやる」というのが気に入りました。どうしても仕事で結果を出そうとすると、難しいことをやろうとしてしまいがちになりますが、普通にできることを徹底してやる、というのが改めて大切と学びました。

 

というわけで、久々に心うごかされる本に出会いました。こちらの本は2017年6月に出版されているので、すでに1年が経過しそうな本です。

 

しかし文章も丁寧で読みやすく、前田氏自身が恵まれない家庭環境の中で、いかにして成功をつかみ、さらに新規サービスを創業するまでになったかが書いてありました。

 

ブログを書くにしても、サラリーマンが本業だし、ブログが書けない日があってもまあいっか、と甘い考えをしてしまう時もありましたが、やはり結果をだすためには圧倒的な努力が必要ということがわかりました。

 

必ず、どのような境遇の方にでも読めばやる気がでてくる本だと思います。

 

ぜひ、やる気を出したいという方は、一読してみてくださいね!