シンプル都心ライフ

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【書評】有名チーズケーキ「PABLO(パブロ)」創業者の「オドロキのブランドづくり」を読んだ感想

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パブロ(PABLO)って知っていますか。

 

チーズケーキで有名になったスイーツの店です。

 

筆者はスイーツ好きな知人から、パブロの存在を教えてもらいました。

 

しかし、チーズケーキを食べたことはないんですよね。残念ですがチーズが好きじゃないので笑

 

しかし、パブロのチーズケーキを食べてみたくなりました。それはパブロ創業者の「オドロキのブランドづくり」を読んだからです。

 

有名になる店にはかならず理由があることがわかりました。

 

  • 差別化
  • オドロキ
  • おもてなしの精神

 

この3つについて、本書から学ぶことができました。

 

 

 

 

 

有名チーズケーキ店「パブロ」創業者の「オドロキのブランドづくり」を読んだ感想

 

 

 

パブロってそもそもなに?

パブロはチーズケーキ専門店です。

 

いままでのチーズケーキの常識をくつがえしたチーズケーキとして、有名になりました。

 

もともとは大阪で開業したので、高級志向なチーズケーキではなく、「リーズナブルだけどほかのチーズケーキと違う」というコンセプト。

 

つまり「値段は普通なのに、味がオドロキ!」という戦略です。

 

 

 

パブロ創業者は、実は3人兄弟

珍しいかもしれませんが、パブロの経営者は3人の兄弟です。

 

本書の著者は長男です。兄弟で切り盛りしているからこそ、協力しあってパブロを経営しています。

 

外食産業でもスイーツ業界は儲からないのが常識

さて、スイーツ業界は儲からない、という前提で本書は始まります。

 

スイーツは単価が安い上に、食材のロスが出やすいからです。さらにライバル店も多い。

 

また、昔はスイーツは毎日食べるものでもなく、特別な日に食べることがあたりまえ。

 

なかなか利益がでにくいので、外食産業でも難しいと敬遠されがち。

 

あえてレッドオーシャン(ライバルが多い業界)に参入

 

著者は「誰もがやらないところ」にチャンスを見出します。

 

スイーツというレッドオーシャンの業界でも、「オドロキ」を、お客様にもってもらえばい。

 

そこで現状のチーズケーキを調査。すると以下のことがわかります。

 

  • 安くて普通か、高くて高級のチーズケーキしかない
  • 焼きたてではなく、冷めたチーズケーキが主流
  • ホール型ではなく、カット型がメイン

 

原材料の問題から、安くてうまいチーズケーキは難しい。

 

人件費の問題から、焼きたてのチーズケーキは難しい。

 

ホール型では、価格帯が2000円以上となり、お手頃感がない。

 

著者は、「オドロキがお客様に与えられれば成功する」と確信していました。

 

パブロが成功した理由「差別化」

いままでのチーズケーキの概念を変える。

 

まずは大阪という立地から、値段帯を抑えることにしました。

 

しかし、値段帯を抑えれば1つあたりの利益は少なくなります。

 

なので薄利多売(利益は少なくても数を売る)で利益をだすことにします。

 

これは「俺のフレンチ」などで有名な「俺の株式会社」と同じ方法です。

 

薄利多売にすれば「この値段でこんな美味しいチーズケーキ?!」というオドロキが作れます。

 

さらに、差別化の要因として「あえて行列を作る」お店にします。

 

広告戦略として、駅のそばなどに一号店をつくり、「いままでにないチーズケーキ」など、一行広告でお客様に関心をもってもらう。

 

そして行列をあえてつくることで、話題をよび、口コミで客を得る。

 

これがパブロの差別化要因です。

 

オドロキを与えるには「焼きたて」「ホール型」「680円」

 

チーズケーキは冷めていてカットされているもの。これがいままでの常識でした。

 

なので、パブロでは「焼きたて」を出します。そして「ホール型」を売ります。さらに「680円」の安さで提供します。

 

チーズケーキは「焼きたて」のほうが美味しく、「ホール型」ならカットする人件費を削減でき、「680円」ならお客様にオドロキを与えられます。

 

常にオドロキを考える。これがパブロの差別化要因です。

 

最近は当たり前でない「おもてなし」を大切にする

 

パブロでは、人材の教育に力を入れています。

 

とくに「笑顔」「挨拶」は徹底して実習を行います。

 

「どんなに美味しくてオドロキのあるものでも、最後は人が提供する」

 

だからこそ「おもてなし」に力を入れています。

 

あたりまえのようで、おもてなしが出来ていないお店が非常に多いですよね。

 

筆者のよく行く某高級ホテルのラウンジでは、ウェイターがお客様の悪口を言っているのが聞こえるレベルです。

 

逆に、スタバは程度の差はありますが店員さんのおもてなしが素晴らしいです。

 

繁盛している店には、「おもてなし」がマストなのだと思います。

 

まとめ。チーズケーキ店パブロが有名になった理由は「差別化」「オドロキ」「おもてなし」

 

薄利で激戦区なスイーツ業界で目立つためには、他とは違う要因が必要です。

 

パブロ創業者は、繰り返し「誰もやったことがないことに挑戦する」という信念をもっています。

 

実は、パブロ創業前にも、スイーツのお店を創業し、成功しています。

 

「四角いシュークリーム」「とろけるバームクーヘン」など、いままでにない商品を提供したからです。

 

文字で書くとあたりまえのように聞こえますが、周囲と異なることに挑戦するには、常識を捨てて、一歩ふみだす勇気が必要です。

 

  • 差別化
  • オドロキ
  • おもてなし

 

激戦区のスイーツ業界で成功した著者の本から、レッドオーシャンの業界でも一歩先をいく経営戦略をまなぶことができました。

 

サラリーマンでも同じです。差別化できない事業部は利益がなくなり縮小します。

 

なぜ、同じ会社でも儲かる部署と儲からない部署があるのか。

 

ただ働いて給与をもらうだけでなく、経営者視点から、いまの職場を見れるようになる本でした。

 

経営者を目指す方だけでなく、サラリーマンの方にもオススメの本です。

 

オドロキのブランドづくり

オドロキのブランドづくり