ミシュラン3つ星をとりつづける六本木の名店「鮨 さいとう」があります
グルメの方はご存知かと思いますが、食べログでも4.89という驚異的な数値を出しているお店です
※2018年12月現在
ほぼ日本のレストランのトップといっても過言ではないお寿司、それが「鮨(すし)さいとう」です
筆者は何度もこのお店に行きたいと思っていたのですが、一見様お断りのため、予約が非常に困難です
そこで、たまたまマレーシアのクアラルンプールにあった姉妹店「Taka by sushi saito」を発見し、本物の鮨(すし)の味を堪能してきました
店主さいとうさんが自ら週に3回、築地からクアラルンプールにネタを配送しているこだわりのお店をレポートします
【ミシュラン☆☆☆】3つ星の「鮨(すし)さいとう」をクアラルンプールで堪能してきた!
クアラルンプール「Taka by sushi saito」で、ミシュラン3つ星の味を堪能する
メニューはこちらです。写真はOKの許可をもらった上で撮影させていただきました
※ただし鮨は鮮度があるので、基本的に写真を撮ったらすぐに一口で食べるように気をつけました
ランチコースは1万〜2万円、ディナーは4万円からのおまかせコースのみ注文できます
筆者はビビリなので、ランチでの予約をしましたが、あいにく満席でしたので奮発してディナーのおまかせコースを注文しました
客層は外国人のおじさま3名とビジネスの接待のおじさま2名と20代の私1人という不思議な光景です
なんとも浮いている感じでしたが、うまいものを食べるためには1人でも気にしていられないですからね!
ちなみにディナーは18:30からと20:30から選ぶことができますが、20:30は私一人だけの予約だったようで、入店から10分で貸切になりました
クアラルンプールの高級寿司屋に一人。何とも不思議な空間でした
さて、まずは前菜のいくら。ミシュランあるあるですが、たいてい1品目がいちばんインパクトがあってうまいのです
お腹が空いてるのと、舌が慣れてない感じがあって、うまさがギュッと口の中に広がります
いくらはひんやりと身がしまっていて、一発目からガツンとくるうまさです
二番手はアワビとタコ。アワビはミシュランでよく食べるのですが、タコは甘みがあるタレが美味しいです
三番手はカニ。こいつは美味しいかったです。手前のカニよりも奥に見える黄色のカニ味噌つきの和え物が美味しい
四番手はあん肝。甘めのタレと、口の中で一瞬でとろけて全く臭みのないあん肝。こいつはうんまい
さて前菜の最後は肝のお吸い物。お寿司の前にいったん身体をあたためて準備にはいります。肝はカボスかポン酢につけていただきました
さて後半戦一発目は焼き物です。ほろほろに煮込まれた抜群の魚に大根おろしが合うこと合うこと。こんなやさしい味の魚を毎日食べたい..
さて鮨一発目。ごめんなさい忘れちゃいましたが、とにかくうまかったです笑
あん肝と光り物。さっぱりとした味わいが口直しにもってこいの一品です
鮨3発目。もう鮨に集中していてネタが何か聞いてませんでした。産地の説明などもないので、とにかく写真とったら口に運びます
4発目で中トロ。抜群のうまさと脂身がちょうどよくマッチ。
5発目はイカ。切れ込みに職人技が光っています。とにかく大将の握る動きがスピーディで芸術的でした。これは鮨の味以上に現場で堪能してほしいです
6発目に赤貝。コリコリした食感で口直し。
7発目に鯖が入ります。筆者は鯖が好きすぎるのでこちらは最高に美味でございました
8発目にまさかの丸い形をしたウニでございます。ちゃっかりお皿も丸く目立つものに変更されており、つくづくミシュランは陶器までも副菜なのだと体感しました。文句なしの濃厚さでした。
さあ9発目に楽しみにしていたたまごです。こいつはプリンを食べているような気持ちになるくらいプリプリとした食感が、たまごを食べている感覚を忘れさせてくれます。2時間も炭火で焼いているそうです
10発目にかんぴょうまき。ここは安心の味ですね。落ち着いた気分を堪能できました
これ以外に巻物とデザートがありました。巻物は手渡しでしたので写真は撮らず、デザートの柿と梨は甘みが凝縮されていたのですが、鮨ではないので割愛します
というわけで弾丸のスピードで鮨を平らげてしまいました。滞在時間は40〜50分くらいでしょうか
少食なので食べきれるか心配してましたが、全く問題なく腹8分でちょうどよいボリュームでした
お酒は純米大吟醸(4000円)をいただきました
税金が6%で3000円ほどかかります
合計金額は45000円くらいでした
お高いのは間違いなく、物価の安いクアラルンプールでは最高級ではありますが、日本のトップのお寿司をクアラルンプールで食べたい方には確実におススメでございます