買いたいもの、やりたいことは紙でもなんでも書きだしてアウトプットすると、いつか手にはいる。そんな軽いきもちで2018年にほしいものを書きだそうと思いました。
しかし、欲しいものを書きだそうとしたのですが、欲しいものがほとんどないことに気づきました。
今回はそんな話です。
シンプルライフを実践すると、ほしいものがなくなる?
社会人3年目にして、買いたいものがなくなる
新卒1年目。はじめて親元を離れたこともあり、それはそれは物欲にあふれてました。
「ソファ、ベッド、キーボード、本、服、スーツ、観葉植物、間接照明、料理器具...」
とにかく、理想的なおしゃれでモテそうな部屋をめざすべく、給与がはいるたびにチョコチョコそろえていきました。
入社2年目。1年目で家のものはほとんどそろったので、財布やら革靴やらをブランド物に変えていきました。
2年目の後半には、お金の使い道がほとんど経験できるもの(旅行、デート、食べあるき)などにかわり、ほとんど物欲がなくなりました。
そんなわけで3年目のいま、欲しいものはほとんどないんですよね。
ココアを飲むためのマイセンのティーカップ用のティースプーンを5000円くらいで奮発しようかと思いましたが、最近はココアすらパウダーをプロテインにいれて摂取してますし。
ファッションは入社1年目からほとんど変わってません。シンプルスタイルなので流行りもないですし。
こんなふうにかんがえていくと、毎日シンプルライフを心がけていたことで、物欲はどんどんなくなるんだなあ、とあらためて思いました。
シンプルライフのコツは、「いいもの」にこだわること。
ものを買いたくなるのは、古くなったものに飽きたからという理由が大きいです。
しかし、品質のよいブランド物などは、長年たってももちますし、なかなか飽きません。
さらにいえば、数年使ったあとだとしても、ブランドの価値から、そこそこの値段で売れたりします。
ものを買うときは、時間をかけてこだわりましょう。結果的に新しいものが欲しいという気持ちがなくなり、長期的にみればお金の節約になります。
シンプルライフを送るには、まずはモノに囲まれること
逆説的な話ですが、シンプルライフを送るには順番があると思うんですよ。
それは「一度好きなものをトコトン買って物に溢れた経験をする」ということです。
タクミがシンプルライフをはじめたのは、実家にいた大学院1年生のとき。理由は、「5畳しかない部屋が、モノが多くてごちゃごちゃしてイライラしたから」でした。
元々は、モノにあふれた生活をしていたんです。
本が好きだったので2mほどの背の高い本棚を買って、さらに古本の売買(せどり)をしていたので、ピーク時には600冊以上の本がありました。
また作曲や路上ライブ用に、DTM用のオーディオインターフェース、マイク、マイクスタンド、アンプなど一式が部屋のあちらこちらにありました。
服も、おしゃれでは全くないけどアウトレットモールに行くたびに親に買ってもらったり、自分で買ったダサめでシンプルでない服をバラバラと大量にもっていました。
こんな生活が嫌だ。必要な質の高いものに囲まれた生活を送るんだ。その意思で断捨離を決行。
せどりは就職活動とともに店じまい。
作曲も、「キーボードが上手ければ、機材なんていらない」とすべて売買。
服はファッションを勉強するためにメルマガで人気のMBさんから勉強。ユニクロと上下1万円以下のプチプラコーディネートで「かっこいいね」と女の子にいわれたことで、ほかのダサい服はすべて断捨離。
徹底して断捨離したことで「本当に必要なもの」に気づいたのです。これがシンプルライフの原点です。
まとめ。シンプルライフをすると、物欲がなくなるけど満足欲はあがる。まずはモノにあふれた生活を。
というわけで2018年に買いたいものがまったく思いつかなかったタクミでした笑
とはいっても海外旅行や高級レストランなど、お金を使って経験値を積みたいことはまだまだたくさんあります。
お金を「モノにつかう」のではなく、「自分につかう」のがシンプルライフのコツなのかもしれません。
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