ジュークボックスって知ってますか。タクミは平成生まれなので、実際にジュークボックスを見たことはありませんが、お金を入れたら好きな音楽が聞けるモノだそうです
平成も終わりが見えている2018年現在では、ウォークマンやらipodtouch、ipodnanoもほぼ壊滅し、YouTubeやAmazonプライムミュージックから、無料で簡単に音楽が楽しめる時代になりました。本当に現代はすばらしい時代です
さて、タクミは趣味の一つにピアノ演奏があります。最近は、友人からリクエストされた邦楽、洋楽をピアノ、キーボードで即興演奏することが好きで、カラオケと同じように軽く100曲以上は即興でアレンジしてJpopや洋楽、映画音楽を弾くことができます
まさに、20代男のジュークボックスのような存在になりたいのです。完全音感なんてまったく持っていないので、コード進行のパターンを想像して、「多分このコードで、王道パターンの進行だろうな」と考えると、実はほとんどの有名曲って簡単にピアノで再現できちゃうんですよ
ただし「ほとんどの曲は」です。時々、リクエストされた超絶有名曲をその場で弾けないことがあります
それが、星野源、AIKO、椎名林檎などの複雑なコード進行とメロディをポップに生まれ変わらせる天才たちの存在です
星野源とかAIKOとか椎名林檎とか。難しいコード進行をポップに生まれ変わらせる天才たち
「恋」を即興で弾ける人は、本当に耳が良い天才だと思う
テレビをまったく見ないと公言しているタクミですが、あれだけ有名になった「逃げはじ」も当然1話しか見てません。それも予告だけです
それでも音楽オタクなので、当然、星野源の作詞作曲した「恋」は知っています
恋ダンスを会社の出し物で踊ったサラリーマンやOLは腐るほどいるはずです。タクミは残念ながらパーフェクトヒューマンでした笑
さて、これだけ有名な「恋」ですが、出だしからして、耳コピ不可でした
正確に言えば、メロディは耳コピできても、複雑なコードをコピーすることができませんでした。簡単な王道進行しか耳コピできませんでした
星野源の曲は、典型的なポップのようでいて、どうも、ところどころジャズテイストな曲に仕上がっているんですよね
その原因は、コード進行を見ればわかりますが、かなりバラエティ豊かなコード進行が使われているんです
ここでは音楽理論の専門的な話は控えますが、星野源は、一般人には複雑そうなコード進行をちゃっかり海外のアーティストから輸入して、日本人好みのポップさに仕上げる天才だと思います
同じ系統でいえば、女性の恋心を歌い上げる天才AIKOも複雑なコード進行を使っています
前日、車の中のラジオから「夏の曲特集」が流れてきました
当然、夏といえば「花火」ですよね
ホワイトベリーの「夏祭り」やら、ミスチルの「HANABI」やらの王道がランクインする中、AIKOの「花火」もランクインしていました
そこで早速、実家に帰るついでにアップライトピアノで、車の中で聴いた曲をリピート再生して見たんです
ホワイトベリーの(というよりはジェッタジン)夏祭りは、想像通りのシンプルなコード進行。シンプルですが、「Fマイナーのコードは切なさがあっていいなあ」なんて思ってました
次にミスチルの「HANABI」。これはコード進行よりもメロディのリズムが適当に刻み過ぎていてピアノに不向きな曲でした。しかしサビのコードは、Gフラットメジャーから始まるのは珍しいですけど、普通に王道進行で、これまたすぐに再現できました
さて、最後にAIKOの「花火」ですがメロディからコード進行から、専用のサイトを見ないとまったく手が出ませんでした
コード進行が細か過ぎて、まったく耳コピできなかったんです
それどころか、メロディすら飛んだり跳ねたり、刻んだり。
AIKOは天才です。AIKOをカラオケで上手に歌える人は、相当歌が上手なんだと思います
というわけで、今回は音楽オタクなりに、ポップ界の神聖星野源から、AIKOをご紹介しました
ちなみに椎名林檎が記事に出てきていないのは、ジャズすぎて、多分カバーできないだろうということで、ピアノやキーボードでリクエストされることがないからです笑
とにかく難しいことを簡潔に、そしてポップな曲にする天才たちをご紹介しました