海外に行かない10代、20代の若者が、時々とりあげられますね
- 海外なんて興味ない
- 海外なんて行きたくない
こんな人もたくさんいますが、筆者の意見としては”海外に行きたくない若者がたくさんいてもいい”と思うんです
なぜなら海外に行くというのは、海外に行ったことがない人には”ハードル”だらけだからです
- 言葉が通じなくなったら帰ってこれなそう
- 食べ物がまずかったら嫌だ
- ケガや病気になったらどうしよう
- そもそもパスポート持ってない。発行するのに1万円以上とか高すぎ
- まとまったお金がない
- まとまった休暇がない
- スリにあいそう
ちなみに筆者はそこそこ海外旅行に行く機会がありますが、ビビリな性格なので、いまだにこのようなことを考えたりします
というわけで”海外に行きたくない若者が多くてもあたりまえ”という記事を書いてみます
海外に行きたくない若者が多いのは「あたりまえ」だと思う理由
海外で”言葉が通じない”のって本当に恥ずかしい
日本にいても、いきなり外国人に英語で話しかけられて”おどおど”した経験がある人、多いのではないでしょうか
言葉が通じないのは、本当に恥ずかしいですよね
ちなみに筆者は学生時代にカナダに滞在していたとき、カフェでドーナツを注文しようとしたら、発音が面白かったのか、店員に大笑いされました
日本で過ごしていて、レジで注文しただけで大笑いされる経験をした人、いますでしょうか
当時は英語がまったく話せなかったので、いまだにショックだったことを覚えています
海外に行くと、言葉が通じないだけでこのようなショックな経験をすることになります
そりゃ、若い人が海外に行きたくない理由もよくわかります
海外で”食べ物がまずい”って普通なんです
日本にいるとカップラーメンでも、チェーン店でも”食べ物がまずい”ことってほとんどないですよね
海外だと”食べ物がまずい”なんてよくあります
学生時代にインドネシアに行ったときの話です
インドネシアの村に行ったとき、村人たちから”暖かい”おもてなしを受けました
そして”村の名物”のバナナのおもちをご馳走してくれたのです
しかし・・申し訳ないのですが”あまり美味しくなかった”んです
せっかく出してもらったのだから全部食べましたが、何度食べても美味しくなかったんです
インドネシアの村ではそのあとも口に合わない料理を食べ続けました
そして、最終的には”食あたり”になって、半日間動けなくなってしまいました
海外で食べ物が心配なのは、そのとおりです
食べ物が美味しくないだけならまだいいのですが、体調を崩すことも考えないといけません
そりゃ、若い人が海外に行きたくない理由もよくわかります
海外で”スリ”ってどこにもいるんです
日本人の憧れ”フランスのパリ”に行ったときの話です
建物がうつくしく、セーヌ川を眺めると、もう日本にはもどってこれない
とはなりませんでした
終始、スリに警戒して、安心して観光ができなかったからです
観光客が多い時間帯は良いのですが、日が落ちた後のパリは怖いです
スリが怖すぎて、スマホに盗難防止用のカバーを購入しました
やばいなと感じたのは”都心の至るところ”にスリが潜んでいるからです
日本でいう”東京駅”のような場所である”パリ北駅”では、”スリに注意”という情報がたくさん出回っていました
落書きも多かったですし、筆者の前を歩いていた外国人観光客の集団に”スリ”が近寄っていく場面も多数見かけました
日本でも”空き巣”や”強盗”はもちろんあります
しかし”海外ではスリに注意”なんて、あたり前のレベルなのです
スリにあっても”自己責任”なのです
怖すぎるので自慢の”プラダの財布”も”ルイビトンのコインケース”も日本に置いていきました
日本は財布を落としても戻ってきます
そりゃ、若い人が海外に行きたくない理由もよくわかります
まとめ。それでも筆者は海外に行く人が増えたらいいなと思う
海外に行くと、日本じゃ考えられないようなことばかり起こります
ぶっちゃけた話、怪しい人に騙されそうになったこともあります
お店で並んでいたら、何食わぬ顔で順番を抜かされたこともあります
それでいて、海外旅行は準備も大変ですし、お金もかかりますし、休暇も必要です
若い人が海外にいきたくない理由もよくわかります
それでも、筆者は若いうちに海外に行ってみて欲しいと思っています
海外に行かないとわからなかったことがたくさんあるからです
- 日本人が好きな人が、話しかけてくれる
- 道に迷っていたら、親切に道を教えてくれる
- 将来の夢を英語で語り合うことができる
- 日本語と中国語の勉強をし合う
- 異次元にモテるかも
- インターネットやテレビでしかみたことのない景色をみれる
- 気がついたら、英語でコミュニケーションできてる
- 準備は面倒だけど、帰国したらまた旅行したくなる
国が変われば、自分が何も変わっていなくても、評価や見え方が変わります
「I am〜」しか話せなかった英語ダメな男でも、海外出張ガンガンこなせるようになります
参考>>「I am...」しか話せなかった男が海外を1人で放浪できるようになったコツ - シンプル都心ライフ
そして海外に若いうちに行って欲しいのは「自分なんてちっぽけなもの」ということに気づけるからです
海外に行けば、自分のことに興味をもつ人はいません
自分の過去のキャリアや失敗を知っている人も誰もいません
まさしく「生まれたての状態」で、生活することができます
日本だと99%「日本人」しかいません
しかし海外だと「国籍」もバラバラです
言葉にはできませんが「自分って何だろう」という気持ちになります
海外に行くことで「ちっぽけな1人の日本人」でしかないことに気づきます
でも、その「無力感」がいいのです
1度でも海外に行けば、たとえ日本で嫌なことがあっても「海外に行けばいいか」と気楽に受け流せるようになります
海外にいきたくない若者が多いのは当然だと思います
しかし、せっかくインターネットで検索すれば簡単に、そしてリーズナブルに海外にいける時代です
ぜひ、機会を作って海外旅行に行ってみてはいかがでしょうか