「シンプルライフが流行っているけど、一体なぜシンプルライフを始めるんだろう。シンプルライフを始めるきっかけってあるのかな?」
タクミです。一人暮らしは4年目ですが、シンプルライフ歴は6年目になります
私は、実家暮らしの頃から「シンプルライフ」を実践し始めました
実家といえば、当然家族も住んでいます。ですので、あくまで「自分の部屋」だけ「シンプルライフ」を実践していました
さて、シンプルライフが有名になっていますが、人によってシンプルライフに目覚めるタイミングやきっかけは異なります
私がシンプルライフになったきっかけは「お金がなかった」からです
なぜ、私はお金がない時代に、シンプルライフを始めるきっかけになったのか、まとめました
シンプルライフを初めたきっかけは「お金がなかった」から【お金がないなら断捨離しよう】
所持金は常に「5000円〜1万円」の大学院生時代
私がシンプルライフにハマったのは「大学院生」のときです
大学生とは異なり、大学院生は「時間」がありません
- 大学の単位の取得
- 研究室での実験
- 就職活動のためのインターン
- 就職活動のためのTOEIC学習
- 遊び、恋愛
- アルバイト
このように「大学院時代」はどうしても時間が足りないので、「アルバイト」の時間を削る必要がありました
ですので、財布の中身はいつも「5000円〜1万円」でした
貯金は「5万円弱」という、「貧乏でもないけど、お金もない」時代でした
アルバイト代は「月2〜3万円」。振込み日に全額を財布に入れる日々
大学院生時代のアルバイト代金は「月2〜3万円」でした
給与の振込日に銀行に行って、全額を下ろして財布に入れます
そして、1ヶ月たつと財布の中身が「5000円〜1万円」になるので、また給与の振込日がまちどおしくなります
実家暮らしとはいえ、当時は月1,2万円は習い事に使ってましたので、ほとんど「買い物」はできない状態でした
ですので、大学院生時代は、「買い物をしたくても買えない」状態が続きました
お金がないはずなのに、常に汚れていた5畳の部屋
お金がないとはいえ、月に1〜2万円は使えます
ですので、よく「ネットショップ」で「3000円〜5000円」の安めの服を購入していました
なのでクローゼットは服でいっぱいになり、さらに脱いだ服がフローリングに散らばるという汚い部屋での生活があたり前になっていました
当時の部屋は「5畳」しかありません
ですので、いつも「モノ」であふれかえっていました
今の生活からは想像できませんが、大学院生の頃は「部屋は汚くて当たり前」と思っていました
「モノ」はたくさんあるのに、常に「足りない」という気持ち
このように大学院生時代は、「モノが多い」時代でした
しかし、たくさんのモノがあるのにも関わらず、常に「もっとたくさんのモノが欲しい」と考えていました
ファッションもシーズンごとに買い換えたいと考えていましたし
趣味の音楽の機材やコードを買い足していき、コードが絡まってぐちゃぐちゃの状態になっている状態でした
なのに「足りない。もっとお金が欲しいなあ」と思っていました
しかし、アルバイトを増やせなかったので、「買い物を続けること」ができませんでした
ネットサーフィンで見つけた「断捨離」という考え方にハマる
そんな時期に、ネットサーフィンをしていると「断捨離」という言葉に出会いました
「モノを捨てることで快感を得る」
こんなことが書いてあり、半信半疑のまま、試しに無料でもらったチラシやポケットティッシュを断捨離してみました
次にアウトレットモールで「安い」という理由だけで購入した服を、少しずつ断捨離しました
さらに、学生時代の「教科書」やノートなどを全て断捨離しました
断捨離をすればするほど、「捨てること、手放すこと」が心地よく感じました
「なんだ。ショッピングしなくても捨てる方が満足感高いじゃん!」
ということに大学院生時代に気づきました
当時は「せどり」ビジネスのために購入した「大型の本棚」もありましたが、売れ残った200冊以上の本をブックオフで買い取ってもらい、本棚も売ることにしました
これで5畳しかなかった部屋が、一気にスッキリしました
断捨離に目覚めた瞬間でした
お金がないなら思い切って「断捨離」すればいい
断捨離という言葉に出会うまでは「モノはたくさんあれば満足できる」と思い込んでいました
しかし、実際には安いだけで購入した服や靴は、評判もよくない上にサイズも合わないので、使いにくいものばかりだったのです
過去に使った教科書、参考書も、今後の人生で1ページもめくり返さないことが確実でした
ですので、一気に不要なモノを断捨離しました
断捨離は「お金」がなくてもすぐにできる行動です
私は「お金がなかった」から「断捨離」に目覚め、そして買い物は慎重にするようにしました
普通に生きていると、どんどん新しいものを購入したくなってしまうからです
まとめ。シンプルライフになったきっかけは「お金がなかった」から。お金があってもシンプルライフを継続しましょう
今回は「シンプルライフを始めたきっかけ」について、私個人の経験をまとめてみました
シンプルライフになる理由はそれぞれですが、私の場合は「お金がなく、買い物ができなかった」というネガティブなモノでした
しかし、実際にシンプルライフを実践してみると、「モノが少ない快感」を感じられるんですよね
今では本業もありますので、お金で困ることはなくなりました
財布に5000円しかないことがまずありませんし、相当の散財をしてきましたが、それでも貯金は生活費の1年分以上はあります
ですので、「10万円」程度のモノを購入することもできますし、「50万円」で海外旅行に行くこともできます
しかし、学生時代にシンプルライフを実践したことで、「自分にとって必要なもの」が明確になり、今では「満足度の高いお金の使い方」ができるようになりました
シンプルライフを始めたきっかけは「お金がない」という非常にネガティブな理由ではありましたが、結果的にシンプライフの生き方を早い段階でスタートさせておいてよかったと思っています
「買いたいものがたくさんあるんだけど、お金が足りない」
誰しもがこんなことを考えるとは思いますが、実は「断捨離」の方が「新しいものを購入する」ことよりも満足度が高いかもしれません