資産運用をしたい人:資産運用に挑戦したい。でも実際には老後までに2000万円貯めることも難しそう。実際にシミュレーションして「将来の資産運用」でいくら貯まるのか知りたいなあ
タクミです。資産運用をはじめました
新卒入社から3年間は「好きなようにお金を使う」ことを意識してきました
その結果「何にお金を使うと満足度が高いのか」がわかってきました
そこで次のステップとして「資産運用」を始めることにしました
今回は「将来の年収+副業」から「資産運用や貯金をした場合に、どのくらいのお金が貯まるのか」をシミュレーションしてみました
20代が資産運用のシミュレーションをしてみた【億万長者になれるか】
6パターンに分けて資産運用のシミュレーションをしてみた
今回は資産運用のパターンを6つに分けてみました
- 副業なし&年間貯金額100万円
- 副業なし&年間貯金額50万円
- 副業なし&年間支出固定
- 副業あり&年間貯金額100万円+副業分
- 副業あり&年間貯金額50万円+副業分
- 副業あり&年間支出固定+副業分
なお「資産運用」は「外国株インデックス投資」にて「年間5%」の運用に成功した場合をシミュレーションしてみました
また定年は65歳と言われますが、今回は「55歳」までシミュレーションをしてみました
これは65歳で億万長者になったとしても「残りの健康年齢」が少ないからです
1. 副業なし&年間貯金額100万円
・貯金:2818万円
・運用:5983万円
年間100万円貯金・運用を「27年間」継続した場合のシミュレーションです
年間5%で運用すると「2818万円」が「5983万円」に増加することがわかります
これは「手数料」「税金」などを考慮しておりませんが、27年間でここまで大きな差になるのはすごいですよね
また「年間100万円」の貯金を継続できれば「老後の2000万円」については問題がなくなることがわかります
さらに「年間支出」については「年々増加」していきます
40代で年収1000万円を突破すれば「年間支出は600万円」まで増加できるので、生活を切り詰める必要がないのも嬉しいことです
6パターンのうち「もっとも実現可能性が高い」プランです
2. 副業なし&年間貯金額50万円
・貯金:1518万円
・運用:3427万円
年間50万円貯金・運用を「27年間」継続した場合のシミュレーションです
年間5%で運用すると「1518万円」が「3427万円」に増加することがわかります
貯金だけでは「老後の2000万円」は達成できないことがわかりますが「資産運用」をすれば「クリア」できることがわかります
このパターンは「年間支出」を増やして「人生を謳歌」するプランです
年間支出は「400〜750万円」まで増加しております
一人暮らしでは「年間400万円」の支出でも「十分に優雅さ」を感じます
それ以上の支出が可能になると、例えば家賃20万円以上の高級マンションに済む場合は「年間支出500万円以上」が必要になるので、30代前半でタワーマンションにも住めるプランです
6パターンのうち「もっとも人生の満足度が高い」プランです
こちらは「退職金」「55歳以降の収入」を抜いておりますので、この2つを考慮すれば「年間50万円」の貯金だけでも、十分な資産が貯まることがわかります
3. 副業なし&年間支出固定
・貯金:5688万円
・運用:1億155万円
年間支出を「400万円〜500万円」に固定して、残金の貯金・運用を「27年間」継続した場合のシミュレーションです
年間5%で運用すると「5688万円」が「1億155万円」に増加することがわかります
なんと「億万長者」になれる可能性がみえてきました
もちろん「資産運用」が成功した場合ですので「100%達成」できる訳ではありません
また「年間支出を400〜500万円」に固定するのは、年収が増えていくと難しいかもしれません
さらに高額な家賃を控える必要があるので、「経験」という面では制限される可能性があります
6パターンのうち「もっとも堅実ですが実現性は低い」プランです
しかし「億万長者」の可能性があるプランというのは非常に魅力的ではあります
55歳で1億円を保持していれば「年間5%」の運用で「年間500万円」が手に入ります
近年流行りの「FIRE(早期リタイア)」よりは達成年齢は遅くなりますけど、年間500万円あれば「慎ましい生活」「東南アジアなど物価の安い地域」では「リタイア」することができますよね
4. 副業あり&年間貯金額100万円+副業分
・貯金:6094万円
・運用:1億1071万円
年間100万円に加えて「副業」の貯金・運用を「27年間」継続した場合のシミュレーションです
年間5%で運用すると「6094万円」が「1億1071万円」に増加することがわかります
「年間支出」は「400〜700万円弱」まで増加するにも関わらず「資産運用によって1億円を狙える」プランとなります
このプランが難しいのは「副業の収入を毎年10万円(月8,3万円)ずつ増加させる」必要があるということです
6パターンのうち「実現可能性は低いがもっともバランスの取れた」プランです
5. 副業あり&年間貯金額50万円+副業分
・貯金:4794万円
・運用:8516万円
年間50万円+副業分の貯金・運用を「27年間」継続した場合のシミュレーションです
年間5%で運用すると「4794万円」が「8516万円」に増加することがわかります
年間支出は「400〜750万円」まで増加する「人生謳歌」プランです
タワーマンションも住めますし、海外旅行で5つ星ホテルに連泊する優雅な旅も可能になります
6パターンのうち「実現可能性は低いが、最高に人生を楽しめる」プランです
なおこのプランの場合は「副業分」をより多く「支出」に割り当てることもできます
その場合はさらに「優雅な生活」を実現することができます
6. 副業あり&年間支出固定+副業分
・貯金:8964万円
・運用:1億5243万円
年間支出を「400万円〜500万円」に固定して、残金(副業込み)の貯金・運用を「27年間」継続した場合のシミュレーションです
年間5%で運用すると「8964万円」が「1億5243万円」に増加することがわかります
もはや「貯金のみで1億円」が見えてくるプランになります
退職金が「1000万円」ほどあれば、さらに優雅になります
6パターンのうち「もっとも実現可能性が低いですが、資産はもっとも多くなる」プランです
55歳で1,5億円を保持していれば「年間5%」の運用で「年間750万円」が手に入ります
リタイアした場合でも「年間750万円」もの資金があれば「年間支出400〜500万円」ほどで相当優雅な生活が実現できます
まとめ。20代で資産運用を始めると「億万長者」の可能性がある
今回は20代から55歳まで「27年間」資産運用をスタートした場合のシミュレーションをしてみました
- 本業の仕事を継続して堅実に出世すること
- 年間支出を27年間コントロールすること
- 資産運用を27年間継続すること
- 時には倹約すること
- 副業は「必要以上に期待しないこと」
これらの条件を満たす必要はありますが、「副業なし+資産運用なし+年間50万円貯金プラン」でも55歳で「1500万円」の貯金ができることがわかりました
「お金を増やすには時間が必要」ということがわかりますが、想像以上に将来を悲観する必要はないことがわかりました
もちろん「本業を辞める」「不用意に散財する」ことで一気に家計は苦しくなります
今から27年間、どこまで継続できるかはわかりませんが、資産運用のシミュレーションをすることで「将来の不安を減らす」ことができますよ
ぜひ週末の時間がある時に「将来の資産運用プラン」を考えてみてはいかがでしょうか