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2021年第18回ショパンコンクールで今後も注目したい3名のピアニスト

 

タクミです。

 

2021年10月はショパン国際ピアノコンクール(以下、ショパンコンクール)が6年ぶりに開催されています。

 

日本時間の17:00から開催されることもあり、10月は予備予選から本選まで、ブログの更新もせずに仕事終わりや休日にアーカイブを楽しんでいました。

 

今回は日本人の参加者も多いですが、それ以上に各国の参加者のハイレベルで個性豊かな演奏に感動しっぱなしでした。

 

私は8歳から23歳まで15年間、趣味でクラシックピアノを習っていたので、クラシック音楽好きとして、今回のショパンコンクール開催を楽しみにしていました。

 

趣味でピアノを弾いている方の中で、ショパンの名曲を弾きたいという人も多いと思います。

 

とはいえ、ショパンコンクールでは一般的な知名度が低い曲も多いですから、興味が湧きにくいという方も多いと思います。

 

そこで今回はショパンコンクールで演奏されたピアニストの中で、私が個人的に感動したピアニストの動画をご紹介します。

 

ピアノに興味がある方はもちろん、ショパンコンクールやクラシックは敷居が高そうという方にも見てもらえると嬉しいです。

 

 

 

2021年第18回ショパンコンクールで今後も注目したい3名のピアニスト

Yutong Sunさん(中国)

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ユトン・ソンさんは中国のピアニスト。予選二回目で敗退されていますが、筆者がもっとも興味を持ったピアニストです。

 

技巧派なピアニストは数多く存在します。しかしピアノを歌うように弾ける人はごく少数。

 

ユトン・ソンさんは少々独特な感性ではありますが、ピアノの演奏中は憑依したようにテンポや強弱、弾き方を自由自在に帰られる変化自在の方です。

 

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ショパン以外の作品も変化自在に弾きこなしており、非常に魅力的な方だと思います。

 

日本でコンサートをやる機会があれば、ぜひ演奏を聞きに行きたいと思います。

 

反田恭平さん(日本)

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第18回ショパンコンクールで見事2位となった反田恭平さん。

 

日本を代表するピアニストとして、いつかはコンサートに行きたいと考えていたピアニストの一人です。

 

反田さんは演奏が素敵なのはもちろんですが、今回のショパンコンクールのために体型や髪型、自分の見せ方を客観的に分析して、それを本選で発揮できたという本人のコメントが印象に残っています。

 

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2015年(6年前)の動画をみると体型も髪型も全く今と異なりますね。

 

さきほど紹介したユトン・ソンさんは、あくまで自分自身の音楽を表現しようとしているのに対して、反田さんは戦略的にショパンコンクール上位入賞のために、ありとあらゆる戦略を考え、実践されてきたタイプといえます。

 

話はそれますが、私もどちらかといえば戦略的に物事を考えるタイプでして、大学院進学や就職活動、仕事の仕方など、少しでも周りから評価されやすい方法を常に考えています(結果が出ているかは置いておきます)

 

自由に表現する素晴らしさも素敵ですが、反田さんのように戦略的、かつ論理的にピアノの一つ一つの音の意味を捉えて表現するスタイルは、まさにプロフェッショナルと言えます。

 

現在はポーランドの音楽大学で学ばれているとのことで、日本でチケットを入手することは難しそうですが、ぜひ演奏を聞いてみたいと思いました。

 

沢田蒼梧さん(日本)

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沢田蒼梧さんは予選二回目で敗退されていますが、名古屋大学医学部に在籍している!というピアニストと医学部生の2つの顔を持つ方です。

 

今回のショパンコンクールでは、東大卒でもっとも人気のある角野隼人さんも注目されておりましたが、沢田蒼梧さんも医学部ということで勉学とピアノの二つを両立している方です。

 

もちろん演奏は素晴らしいのですが、「ピアニストは音大や芸大出身」という固定概念を持っていた私には医学部在籍の沢田さんは衝撃的な経歴でした。

 

私はクラシックピアノを習っている時、音大に通っている同じスクールの生徒の方よりも上手くピアノを演奏したい、と思っていたことがあります。

 

私は音大に行けるレベルではなかったので、農学系の大学、大学院に進みIT系の会社員になりましたが、音大生でも上位一部しか敵わないショパンコンクール出演をしている沢田さんがいかに素晴らしい偉業を達成したのかと感激しています。

 

また沢田さんはショパンコンクール参加の緊張がある中でも、汗をかいてないのにわざわざ汗を複数回拭う素振りをしたり、演技派なところにも魅力を感じました。

 

沢田さんのTwitterでは自虐的かつ面白い呟きをみることもできるので、ぜひフォローしてみてください。

 

まとめ。最高にエキサイティングだったショパンコンクール

今回は第十八回ショパンコンクールで今後も注目したい3名のピアニストをご紹介しました。

 

ショパンコンクールは5年に1度しか開催されないため、クラシックピアノでは音楽のオリンピックのような存在です。

 

特に日本人はショパン愛好家が多く、注目されやすい憧れの舞台として、日本を代表するピアニストの方が多数参加されており、大変エキサイティングなイベントでした。

 

正直な話、今回は超絶技巧派なピアニストよりも個性豊かな方が多く上位入選されていることもあり、審査結果に荒れていたようです。

 

しかし、結果としてショパンコンクールに参加できるレベルの世界中のピアニストの演奏を生で見られるわけですから、結果は気にせず、お気に入りのピアニストを探してみるのも面白いと思います。

 

私も、予備予選の動画から見直して、他にも素敵なピアニストを探してみようと思います。

 

今回はクラシックピアノのジャンルの記事となりましたが、一人でも多くの方にクラシックピアノに興味を持ってもらえると嬉しいです。