シンプル都心ライフ

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今まで影響・刺激を受けたこと7選まとめ。

 

タクミです。

 

今回は、私が今までに本や出会った人から影響を受けた情報をご紹介します。

 

仕事に関することから趣味まで、ジャンルはバラバラですし、インプット元もバラバラです。

 

ご紹介した情報の中で、一つでも参考になるものがあれば嬉しいです。

 

 

 

今まで影響・刺激を受けたこと7選まとめ。

1:職場の側に住むことで時間を生み出す(本)

私が学生時代に読んだ「お金持ちになるのは、どっち!?」という本。

 

タイトルも内容も軽いので、30分もかからず読める本です。

 

お金持ちになる方法が書いてあるというよりは、お金持ちの人がどのように行動しているかをまとめた本ですので、息抜き程度に読むのがおすすめです。

 

この本の中に「職場の側に賃貸で住むこと」が薦められていました。通勤時間を削減して、その分を仕事に時間を作るということです。

 

私はこのアドバイスに従い、都心(新宿区、港区、千代田区)に7年間住んでいます。その結果、通勤時間が減るだけで体の負担が大きく減りました。さらに休日も遊びに行く場所が近いので、時間を大きく生み出すことができました。

 

私はお金持ちではないですが、本業ではそれなりにハードで残業の多い仕事を7年間挫折せずに継続できているので、通勤時間を削減したことで良い影響が出ていると思います。

 

また心理的な面で言うと、仕事できついことがあっても、「俺はいい場所に住んでいるから、この生活を維持するために仕事を頑張ろう」という気持ちになります。

 

職場が都心だと家賃も高額になります。20代〜30代は部屋の広さは妥協して、都心に住んで時間を作ることをおすすめします。

 

2:就職活動で「年収」にこだわる理由がわかる(漫画)

『銀のアンカー』は大変面白い漫画です。

 

私は『ドラゴン桜』で東大に行きたくなり、『銀のアンカー』で就職活動のモチベーションを上げていました。

 

『銀のアンカー』は就活の初期に読むのがおすすめです。特に「迷ったらお金で選ぶ」ということはインパクトがありました。

 

この本を読んでから、CMをバンバン出している企業や競争率が高い企業は避けよう、というように意識しました。

 

CMを出す企業は広告費用が高くなりますし、他社競争が激しい企業は「価格競争」に巻き込まれやすいので、売上の維持が難しいです。

 

結果として「人件費の割合(年収)が少なくなる」ということを意識するようになりました。

 

こちらの本を読んで、私は「寡占市場(かせんしじょう)」で他社競争の少ない企業で働くことができました。

 

私は社会人歴7年目ですが、こちらの本で書いてあったことは概ねあっていると思います。ぜひこれから就活をする方は参考にしてみてください。

 

3:本当に役立つ方法は非常にシンプル(本)

『0秒思考』はおすすめしている方も多いと思います。

 

著者の赤羽さんは東大→小松製作所→スタンフォードMBA→マッキンゼー→というキャリアの持ち主。

 

マッキンゼーで長年働き続けているのはすごいと思い、どうしたらそれだけ仕事ができるのだろう、と思い読んでみたところ、方法は非常にシンプルでした。

 

  • 頭の中の思考を、メモに箇条書きで1日10ページ書く

 

極論、これだけです。正確には他にもフレームワークは紹介されていますが、上記だけを継続すると、思考がどんどんクリアになっていきます。

 

私は毎日ではないものの、仕事やプライベートのやることを整理するときに、iPadにガンガンメモするようになりました。

 

例えば、以下のように日常生活で気になることをガンガン書いていきます。

 

  • 仕事で活躍できないのはなぜか
  • 貯金がなかなか増えないのはなぜか
  • 職場の〇〇さんとコミュニケーションを円滑にするにはどうするか

 

すると、不思議なことに気持ちが楽になっていきます。頭の中でごちゃごちゃ詰め込まれた出来事や不安の感情が、メモに書くだけで整理され、書き出したメモを見ると安心するのです。

 

本を買わなくても良いので、「困ったことがあったら簡単なメモに書き出す」ということは、今すぐできてお金もかからず、本当に効果があるので、やってみてください。

 

4:常識や思い込みの怖さを知る(本)

六本木のTSUTAYA書店で、立ち読みしていたら一気に読み切ってしまった本。それくらい面白かったのが『FACTFULNESS』です。

 

非常に人気が高い本です。「FACT=事実」「FUL=満たす」(NESSは名詞にするためのもの)で、数々の事実をもとに、人間が勘違いしていることを暴いていくという、知的好奇心を強烈に刺激された本です。

 

クイズ形式なので、読みやすいというのもこの本が人気になった理由だと思います。

 

この本から学べることは「人間はネガティブな情報を信じやすい」ということです。世界中の問題は年々改善されているにも関わらず、多くの人は課題に目がいってしまい、事実を誤る例がたくさん書かれています。

 

インターネットではネガティブな情報の方が目が止まりやすいので、災害や貧困、著名人のスキャンダルなどに目が行きがちですが、実際のデータを見ると物事は良くなっていることが多い、というのは興味深いです。

 

何かネガティブな情報が入ってきたら、「その根拠は何か」「本当にそれは事実なのか」をデータを探してみるだけでも、誤った思い込みが減っていき、よりクリアに物事が見えるようになる=正しい判断ができる確率が増える、ようになると思いました。本当に良書です。

 

5:お金の知識全般を初心者レベル〜上級者レベルまで知れる(YouTube)

2019年の終わりごろから、YouTubeでみ始めたのが「両学長 リベラルアーツ大学」です。

 

過去動画をほぼ全て閲覧しており、少しずつ実践した結果、本当にお金に困らなくなってきました。

 

以下は私の実例です。他にも事例がありすぎて本当に感謝です。

 

  • 賃貸の退去時に、業者に「エアコンのクリーニング費用(15,000円)」を請求されたので「規約にない」ことを伝えたら、確かに規約に書いてなく、上記費用は免除された。
  • ふるさと納税を「楽天ふるさと納税」にして、ポイントアップできる時期にまとめて申し込むようにしたら、毎年3〜4万円分相当がお得になった。
  • 本格的に資産運用を開始。年間貯金額が10数万→200万円以上にアップ。

 

お金の話ばかりなので、うさんくさいと思う方も多いですが、ここまで参考になったYouTubeは他にありません。

 

忙しい方は本も出ているので読んでも良いと思いますが、YouTube(特に初期の方)はすぐに役立つ知識が豊富なので、ぜひ動画を見てみてください。

 

www.youtube.com

 

6:エリートの人生観を知る(人)

東大の大学院に入学して最初の頃。飲み会で九州の有名進学校から東大に入学した人と話しました。

 

私は都内の高校(偏差値50前後)に通っていたので、当時はエリートの人がどんな生き方をしてきたのか非常に興味がありました。

 

その人が言っていたこと。それは「色々な人の人生があるのを初めて知って興味深い」ということです。

 

話を聞くと、進学校では皆勉強するのがあたり前の環境で、この人の場合も幼少期から勉強をして東大に入ったので、「勉強をしない人」にはあまり会ってこなかったようです。

 

そのため、ある意味、普通の人生(よりもだいぶ遅れをとっていた)当時の私のちょっとしたエピソードが、この人には面白く感じたようでした。

 

その後、キャリア官僚としてエリートまっしぐらな道を歩んでいるので、陰ながら応援しています。

 

エリートの人は常にストイックに勉強を継続しているのだと、この時知ることができました。

 

一般人の私は、努力の総量が全く足りていないので、この人を見習って日々、精進したいと考えています。

 

勉強は才能もあるとは思いますが、それ以上に並外れた努力ができるのだと刺激を受けました。

 

7:実家がお金持ちでも働く理由とは。

勉強を一生懸命したり、給与の高い仕事に就くために就職活動を頑張るのは、ごく一般的な考え方だと思います。

 

私も勉強が苦手ながら、自分のできることに集中して、なんとか今の仕事に就き、稼いだお金で色々な経験を積んできました。

 

お金持ち、とはいえないまでも、両親から経済的に自立して、自分の好きなことにお金と時間を使える今この瞬間を思うと、「勉強や仕事を頑張ってきてよかった」と思うようになりました。

 

しかし世の中には、実家がお金持ちの人もいます。

 

私も今まで何人か、生涯働く必要がない人に出会ってきました。元からお金が目的でない人たちは、何を目的にして仕事をするのか、私には気になりました。

 

  • 早慶→大手企業から30代で塾講師に転職して定年まで務めた人:実家が渋谷区松濤。
  • FB上で著名人と一緒に写っている同期:実家が渋谷区代官山。
  • 東大院の同期:5年ごとに実家から1000万円もらえる。

 

結局、何を目的にして働いているのかは不明でしたが、ある人からは「お金を目的にこの企業で働いちゃダメだよ」と言われたのを覚えています。

 

おそらく、実家の事業を継ぐために、会社の成り立ちを知るために一般企業に就職する、ということなのかなと私は思いましたが、もし私自身がお金持ちだったら、何を目的に仕事をしているのだろう、と自問自答した経験でした。

 

仕事はお金を稼ぐもの、という価値観が少しだけ揺らいだ出来事でした。お金を稼ぐことだけに20代〜30代の全てを使うのではなく、「何を成し遂げたいのか」を今のうちからじっくりと考えて生きていきたいと思いました。

 

まとめ。色々な情報・人からインプットしよう。

今回は今まで私が影響を受けた本・人をご紹介しました。

 

今では情報がたくさん公開されているので、今まで出会えなかった人や情報、価値観に触れることができるようになりました。

 

私自身、全くの世間知らずだった頃から、このような本や人に出会う中で、大きな影響を受けてきました。

 

特に、人から受ける影響は本やYouTubeよりも大きい、ということを実感しています。

 

今は、あまり新しい人に会う機会が減ってしまいましたが、20代の時に面白い人に出会えてよかったと実感しています。

 

また読書はこれからも継続していく趣味になると思うので、価値観は常にアップデートしていけるように生きていきたいと思います。

 

というわけで、今回は私が今まで影響・刺激を受けたことを7選まとめてみました。

 

一つでも面白いと思ったものがあれば嬉しいです。