タクミです。
最近、久々に出張に行ってきました。
最後に出張したのは、3年前の2020年1月です。この時はインドネシアへの海外出張でした。
今回は国内出張ですが、私は出張が好きです。
出張は疲れるし、休日も潰れるから避けたい、という人も多いと思いますので、「せっかくなら突然の出張も楽しんだもん勝ち」ということで、出張を楽しむコツをご紹介します。
突然の出張を楽しむコツを考えてみた
出張はお金の面では嬉しい
出張はお金の面では普通の勤務よりもお得になることがあります。
それは出張手当が出るからです。会社によって異なりますが、1日あたり2000円〜5000円のお金が出るので、出張の日数が増えるとよりお得になります。
それこそ高給の代名詞である商社マンの方は、国内、海外出張をバリバリこなしていますから、その分の手当が給与に大きく影響します。
また航空券や宿泊施設についても上限はありますが規定の料金が出るので、ちょっとした旅行気分を味わうことができます。
プライベートの旅行の最大のデメリットは「移動、宿泊にお金がかかる」ということです。
それが出張であれば全て支給されますので、仕事後に余暇の時間が取れるなら、実質タダで旅行することができるようになります。
出張はお金の面ではメリットが大きいので、お金をモチベーションにするのは一つの手です。
出張が成功すれば仕事に自信が出る
出張は普通の仕事よりも難易度が高いです。
移動のスケジュールも事前に計算する必要がありますし、知らない土地で待ち合わせ場所を探す力なども必要になります。
当然ですが、毎日通っているオフィスの方が働くという上では慣れていますので、仕事の効率は良くなります。
オフィスでは上司や部下がいてサポートしてもらえますが、出張先は一人でなんとかしないといけなくなります。
これだけの中で出張の仕事をこなせると、仕事に対して自信が出ます。
私は20代の頃に海外に一人で出張して、一人でヒルトンやシャングリラに宿泊して、お客様先にいき、英語でやりとりしていた頃が最も仕事の自信に溢れていた時期でした。
その経験があるので、国内の出張であればなんてことはない、という気持ちで仕事にとりくむことができます。
たとえ東京から遠い土地であっても、海外出張と比較すれば日本語も通じますし、日本円も利用できるので、比較的容易に感じるようになります。
出張をたくさん経験しておくことで、仕事に自信がつくようになります。
出張の移動時間を楽しむ
出張の中で一番時間を使うのは「移動時間」です。
移動時間ほど、行動が制限される時間はありません。
電車であればスマホもいじれますが、飛行機であれば機内モードですから、できる行動も制限されてしまいます。
それも2〜3時間も飛行機や電車に乗っているわけですから、ほとんどの人は車窓から景色を見て、飽きたらお菓子を食べて、眠くなったら寝て、を繰り返すことになります。
ただ、この行動が制限される移動時間は非常に貴重な時間だと私は思っています。
私の場合は、海外出張の時に片道7時間のフライトを体験した時、ノートとボールペンでひたすら将来の行動をシミュレーションしたり、資産増加額を手動で計算していたりしました。
通常ならばスマホやタブレットで一瞬で計算できてしまうような行動ですが、あえて紙にアナログな手法で手書きすることで、いつもよりも思考がクリアになったりします。
そして、ぼーっとしている時間が20分、30分と増えていくと、次第に将来に対して楽観的な展望が見えてきたりします。
普段は時間に追われていますから、仕事や勉強、遊び、スマホ、テレビ、家事などで1日が一瞬で過ぎていきます。
そのため、出張中の移動時間、特に飛行機の中はそのような行動から解放される「デジタルデトックス」の時間をたくさんもてる非常に貴重な時間です。
機内モードなので、上司から仕事のメールが来ることもありません。機内のwifiを有料で契約しても、仕事などできない通信速度なので、諦めるしかありません。
このように、飛行機の中や、長距離の電車移動の中では、自分と向き合うことができます。
普段の生活では内省する時間を持つことは難しいので、出張の移動時間など、何もできない状態の時間で、このようなふりかえりをするのがおすすめです。
まとめ。突然の出張を楽しもう
私は周囲の人から「出張は大変だね」と言われることがあります。
特に出張先が東京から遠い場合はなおさらです。
しかし私にとっては、出張における長距離の移動時間は、1年の中でもなかなかとれない「自分と向き合う時間」になります。
当然、金銭的にも普通の仕事よりも有利ですし、ルーティンワークの仕事をして1年間過ごすよりも、仕事に刺激が出るので、せっかくなら楽しもうと心がけています。
今までは海外出張も含めて、何度か出張を経験していますが、羽田空港や成田空港にいるとワクワクするんですよね。
たとえ仕事での移動であったとしても、せっかくの非日常の体験ができるわけですから、出張の機会に感謝して、楽しもうと心がけてみてはいかがでしょうか。