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【ミシュラン☆☆】銀座「てんぷら近藤」。ミシュラン2つ星のてんぷらを堪能してきた

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タクミです。

 

今回は銀座の「てんぷら近藤」さんを訪問しました。

 

「てんぷら近藤」はミシュラン2つ星を獲得しているお店です。

 

今回は2名で訪問しましたので、どのようなコースであったかご紹介します。

 

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銀座「てんぷら近藤」。ミシュラン2つ星のてんぷらを堪能してきた

「てんぷら近藤」とは

てんぷら近藤は1991年に銀座にオープンした老舗のてんぷら屋です。

 

元々は「山の上ホテル」という今も存在するホテルのてんぷら部門に配属され、40代で独立して銀座の店舗を開店されました。

 

https://tempura-kondo.com/

引用元:てんぷら近藤

引用元:パレドz

 

「てんぷら」は今や「てんや」や「金子半之助」などのチェーン店でもリーズナブルな価格帯で楽しめる料理になりました。

 

それでも「てんぷら近藤」はぜひ一度は食べてみていただきたいくらい絶品でした。

 

「てんぷら」というよりも、「一流の素材のうまさを高めるための手法として、揚げの技術を駆使している」という表現が近い気がします。

 

それではコース内容をご紹介します。

 

「てんぷら近藤」のコース料理をご紹介

今回、私は「藤」という一番リーズナブルなディナーコースを選びました。

 

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まずは海老。すでに海老の香りが充満してきて、食欲が前回になります。2写真目の海老の天ぷらは2回連続で登場し、塩と天つゆの2種類で楽しめるようになっています。


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てんぷら近藤は「野菜」を中心にしたてんぷらがメインです。アスパラガスとハスはみずみずしく、野菜がもつ天然の甘みを強く感じられる一品でした。


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魚のてんぷらも絶品です。カレイの旨みが凝縮されています。写真ではわかりにくいですが、素材ごとに上げ時間と衣の量が調整されており、「これは職人技」とすぐに理解できました。

 

なお、写真では伝わりにくいですが、天ぷら一品が食べ終わるたびに、わんこそばのように紙を交換してくれます。そのため、前の天ぷらの油が残らないようになっています。

 


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ナスの天ぷら。ナスは小ぶりですが、その分旨みがつまっていて本当に美味しいです。野菜のクオリティが高い上に、天ぷらの技術でさらに旨みを感じるようになっています。

 

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イカは衣が薄めで肉厚でした。今までの品と比較するとシンプルな味わいでした。


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たまねぎは小ぶりですが、甘みが強く美味しい一品でした。


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あなご。MVPでした。他の天ぷらとは異なり、こんがりとじっくり揚げられています。この衣がカリカリで旨みが爆発しました。天ぷらってこんなに美味しいんだと初めて体験しました。


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てんぷら近藤のスペシャリテの「さつまいもの天ぷら」。藤のコースにはついていませんでしたのでアラカルトで追加注文しました。40分かけて1から揚げてもらえます。味は焼き芋の最上位と考えていただければ分かりやすいと思います。


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締めの「てん茶」。てんぷら茶漬けですね。こちらは「天丼」「てん茶」など3種類から選べます。もうそのまま食べても美味しい絶品料理でした。最初で最後のご飯ものですが、少食の私でもお腹は腹7分目でしたので、最後まで美味しくいただけました。

 

最後にデザートのイチゴが出てきてコースは終了です。フレンチ料理とは異なり、一品一品が「てんぷら」という手法が同じにもかかわらず、素材ごとに揚げ方を細かく変えることで、別物の料理のように感じました。

 

私は20代の頃はフレンチ料理を中心に訪問していましたが、32歳にして「てんぷら」の奥深さを知ることができ、もっと早く訪問していれば良かったと思うくらいでした。

 

てんぷら近藤の料金は?

てんぷら近藤の料金は以下のとおりです。

 

  • 藤コース:14,300円×2
  • ペリエ:550円×2
  • さつまいも:990円×2
  • 合計:31,680円

 

1人あたり16,000円弱でした。銀座、かつミシュラン2つ星のお店のディナーでこの価格帯は驚きです。

 

客層は男性の単体客もいらっしゃり、リピーターと思われる方もいました。雑談を楽しむ雰囲気、というよりは、黙々とてんぷらを味わうことに集中するような雰囲気がありました。

 

予約を取るのが極端に難しいということもありませんし、お一人でも楽しめるカウンター席となっているので、ぜひ多くの方に訪問いただければと思います。

 

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まとめ。銀座「てんぷら近藤」は本当に美味しいものを食べたいときにおすすめ!

私はフレンチ料理が好きです。フォアグラ、キャビア、トリュフはほぼ確実にメニューに入っていて、手の込んだスープやソースも異次元の美味しさです。

 

しかし今回訪問した「てんぷら近藤」は「シンプル」ながら「技量がものをいう」世界なのだと実感しました。

 

肉はなく、野菜や魚を「揚げる」だけのシンプルな手法。なのですが、揚げ方の違いにより、素材の旨みが頂点まで達するのです。

 

そして天ぷらの油の美味しさも素晴らしかったです。これだけ食べても胃もたれも何もなく、精進料理を食べたかのような気持ちです。本当に素晴らしい体験ができました。

 

店舗は雑居ビルの一室でこじんまりしていて、フレンチ料理のようにホスピタリティあふれる空間というわけではありませんが、スタッフの方はキビキビしていて、無駄のない接客で良かったです。

 

本当に美味しいものを食べたいなら、「天ぷら近藤」さんはおすすめです。

 

今回は夫婦での訪問でしたが、次は両親を連れて行きたいと思いました。

 

ぜひ、てんぷら近藤を訪問してみてはいかがでしょうか。

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