タクミです。
2023年6月になりましたね。2023年も半年が経過しました。
私は2023年の一般NISA枠を利用して、年間120万円の枠を利用しています。
月に10万円を入金することで、年間120万になります。
私は米国株投資を始めて4年目。NISAは3年目になります。
今月の6月で、2023分の一般NISA枠の合計金額を使いきり、NISA歴3年目の合計金額は360万円になりました。
2023年度の一般NISA枠を利用完了。新NISAに向けた準備
2024年から始まる新NISAは年間360万円
2023年までのNISAでは「一般NISA」「つみたてNISA」のどちらかを選択する必要がありました。
一般NISAは年間120万円。つみたてNISAは年間40万円。
投資は、できるだけ早い段階でお金をつみたてることが重要ですので、年間120万円を投資にまわせる方は一般NISA、そうでない方はつみたてNISAという形です。
しかし2024年の新NISAは年間360万円まで非課税枠が利用でき、かつ生涯税金がかからない(今のところ)予定です。
ということで、2023年までに一般NISA、つみたてNISAをやっている方は、2024年からは新NISAにのりかえることで、よりお得に資産運用ができます。
年間360万円を投資するハードルは非常に高い
新NISAは投資をしている人には朗報です。
とはいっても、新NISAの枠である年間360万円を投資できる人はごくごく少数でしょう。
月に25万円の生活費の人であれば、年間300万円の支出です。
ということは、手取りの年間収入が660万円あれば、年間360万円投資が可能です。
それでは年収はいくら必要かといえば、年収900万円は必要です。
大企業の総合職の方であれば、金融・商社・広告の最大手であれば、30歳でもクリアできますが、それ以外なら早くても30代後半まで待たないといけません。
30代後半になれば結婚して子育てしている方が大半でしょう。
となると、年収900万円あっても、年間360万円の支出におさめるのは、東京都心に住んでいては難しくなります。
ということで、年間360万円はハードルが高いのです。
新NISAでも年間120万円のつみたてを目標にする
オススメのプランは、一般NISAと同様に、年間120万円を新NISAでつみたてることです。
新NISAの枠は合計1800万円です。年間120万円をつみたてると、15年で満額の1800万円までつみたてることができます。
30歳からスタートして45歳、35歳なら50歳に1800万円になります。
これだけの金額があれば十分ではないでしょうか。
すでに貯金がある人は最短プランを狙う
2024年までに貯金がある方であれば、最短5年プランを選択することもできます。
例えば、すでに1200万円の貯金がある方は、残り600万円を5年で入金できればOKです。
年間120万円を新規に入金する+すでに所持している1200万円を5等分して、1年間240万円になります。
合計すると、年間360万円入金することができます。
私はこのプランで、2024年の新NISA枠1800万円を5年で埋めようと考えています。
新NISAが始まる頃、私は33歳になっていますので、33歳から5年後の38歳の間に1800万円をNISA口座につくりたいと思います。
詳しく知りたい方は「マネーセンスカレッジ」さんの動画が参考になります。
まとめ。NISA枠を有効活用しよう。
NISA制度が開始したおかげで、私を含む一般の方も投資が身近になりました。
今までの一般NISA、つみたてNISAは、それぞれ5年まで、20年まで、というように、運用期間が決まっていました。
しかし、投資は15年以上継続してようやく結果がでてきます。
2024年からスタートする新NISAでは、投資期間の制限なしになり、何年でも投資を継続できるようになりました。
投資は、iDeCoのように60歳まで引き出せないという制限はありません。
投資をしている10年、20年の中で、お金が必要になれば、投資金額の一部を売却してすぐに現金化することができます。
実は投資によるリスクはほとんどないといえます。
もちろん、これは米国株投資の中のSP500やオールカントリーなど、万人にオススメされている銘柄を選択した場合です。
貯金がないうちは、あせって投資金額を増やそうとしてしまいがちです。
私も過去に経験がありますが、運用資金が50万円のときに、100万円、200万円に早く増やしたいという気持ちが強く、リスクを取りすぎた運用をして失敗していました。
株価が100円以下のボロ株と呼ばれる企業に投資し、デイトレードのやり方で1日の中で売買を繰り返すやり方をしていたのです。
結果的に、仕事にも集中できず、投資の時間を損失したことに加えて、合計80万円以上のお金を損して撤退しました。
今は正しい投資の知識がほぼ無料で手に入ります。こんなに簡単なことなのかと驚きますし、ある意味、退屈ではありますが、時間をかけて確実に増えていきます。
500万円、1000万円、2000万円くらいまでの少額の投資であれば、普通に働いて、年間100万円以上のお金をつみたてる方が、再現性が高く簡単です。
投資によるメリットを期待するのは、1000万円を超えてからになります。
あせらずに、自分にできる範囲でコツコツと投資金額を増やしていきましょう。