タクミです。
イタリア旅行の間に2つのミシュラン掲載店を利用しました。
- Ristorante Santa Elisabetta☆☆(フィレンツェ)
- Glicine Restaurant☆(アマルフィ)
日本でもミシュラン星つきレストランの予約は大変です。それが海外のミシュランになると、言語も英語になりますし、日本とは勝手が違うのではと思うかもしれません。
結論としては、海外のミシュランレストランも、ホームページから日時を予約するだけでOKで、意外と簡単に予約することができます。
【ミシュラン☆☆】イタリアフィレンツェの「サンタ・エリサベッタ」訪問!海外旅行でミシュラン星つきレストランに行く方法は?
ホームページから予約すればOK
海外のミシュランだからといって、特別なことは必要ありません。
まずは「行きたい国+ミシュラン」などの検索ワードでヒットした中で、行ってみたいレストランを探します。
お店が決まったら、店名で検索します。例えば私の場合は、イタリアのレストランだったので、イタリア語や英語でのみ、ホームページが表示されます。
難しいのは日本語が書いていないことですが、今の時代は「Google翻訳」などの無料変換アプリがあります。
例えば、上記の画像。レストランのホームページに行くと、イタリア語がぎっしり!これは抵抗があっても仕方ありません。
画面上部の国旗をクリックして、イギリスのマークに切り替えると、英語表記になりました。イタリア語よりはわかりやすいですが、すぐにイタリア語に戻ってしまったり、英語も苦手な方は予約するのが大変です。
そんな時はGoogle翻訳をガンガン利用しましょう。画像を読み込んだら数秒で日本語に翻訳してくれます。これならなんとなく理解できますね。
他には、コンシェルジュ付きのクレジットカードを持っている方は、コンシェルジュに予約を代行してもらうために電話してみても良いと思います。
例えばアメックスのゴールドカード以上を所持していれば、海外のレストラン予約も代行してくれるかもしれません。
レストランの予約は「日時」「人数」「メールアドレス」「名前」「電話番号」など、シンプルな情報の入力で済むことがほとんどですので、慣れてしまえば予約は難しくありません。
次に、海外のミシュランレストランについた後の話になります。
海外のミシュランのドレスコードは日本と変わらない
ミシュランのレストランにはドレスコードがあります。これは日本のミシュランレストランや高級レストラン、ホテルの食事の時と同じで問題ありません。
男性は襟付きのシャツに、できればジャケット。革靴にチノパンやスラックスでOKです。女性も露出を控えたワンピースなどで十分です。
短パンや半袖、スニーカー、ジーパン、サンダルなど、いかにもカジュアルな服装はやめておきましょう。
実際には、他の国の方でTシャツであったり、お腹を出すスタイルの服を着ている人もいましたが、数万円のコストを支払うお店ならば、できればきっちりとした格好にしておくほうがベターです。
あとは料理を楽しむ
レストランを予約して、ドレスコードに沿った服装をしたなら、あとは料理を楽しむだけです。
今回はイタリアフィレンツェのサンタエリザベッタの料理をご紹介します。
前菜は小さめのポーションで一口でいただきます。サーティーワンアイスクリームのポッピングシャワーのようにパチパチする食感のものが入っていて面白い一品でした。
パンは大量に出てきました!食べ終わると「どれが気に入った?」と必ず聞かれるのですが、気に入ったパンを伝えると、次々におかわりがでてきました笑
うなぎをテリヤキソースで合わせた一品。前菜でも巻き寿司のようなものが出てきましたが、日本食がブームなのでしょうか。日本人には慣れた味です。
豚の脂身?をフォアグラにしたようなもの。一瞬フォアグラかと思うほど濃厚な一品でした。
イタリアといえばパスタ。生パスタにカラスミやノリをまぶした一品。これはイタリアで食べて正解でした!やはり現地で有名なものが一番美味しいです。
牛を煮込んでラビオリに包んだもの。イタリア料理という印象が強くて美味しかったです。
かなりお腹が膨れたタイミングで魚のパン包が出てきました!すごいボリュームです。美味しいのですが、デザートの気分でいたので、いい意味で驚きました。
メインはピジョン(鳩)でした。上品でさっぱりしていて本当に美味しい鳩でした。ソースも絶品。甘いりんごで味変するのも非常にマッチしてバランスのとれた一品でした。
口直しのきゅうりのシャーベット。きゅうりがデザート?という印象でしたが、塩とオリーブオイルがほんのり甘いきゅうりにマッチしていて絶品でした。
デザートはニンジンを表現した野菜だらけの一品!これはすごいです。どうしてもチョコやフルーツを使いたくなるメインのデザートで、全て野菜だけで仕上げていて、それでいて美味しい。デザインも凝っていて感動しました。
ミニャルディーズはきっちりと甘いチョコやマカロンが出てきました。ゼリー上のティラミスなど、初めて食べる料理ばかりで最高でした。サイゼリヤのティラミスが美味しくて好きなのですが、イタリアのミシュランでは新感覚のティラミスが味わえます。
イタリアといえばコーヒー。濃いめのコーヒーで甘くなった口を整えて終了。すごいボリュームで驚きました。
13時にスタートして16時過ぎまで3時間以上のゆっくりとしたコース料理を堪能しました。
サンタエリザベッタは、かっちりしすぎないアットホームな雰囲気で、しかし接客はしっかりしています。
大変心地よい接客で、フィレンツェの大切な思い出に残る料理でした。
サンタエリザベッタの料金は?
イタリアフィレンツェの2つ星ミシュラン「サンタエリザベッタ」の料金は以下のとおりです。
- コース1名:210ユーロ×2
- ドリンク:40ユーロ
- 水:30ユーロ
- 税金:20ユーロ
- 合計510ユーロ(82,453円)
2名で8万円強ということになりました。
日本のミシュランでは、2名で5万円〜8万円なので、今回は少々高めの料金になりました。
これはユーロ高/円安の影響のためです。1ユーロ130円であれば66,000円程度なのですが、今回は1ユーロ161円という過去一番レートが高かったので、日本円にすると高くなりました。
海外のミシュランに行く場合は、このように外貨のレートの影響を受けますので、その点は十分に注意してください。
とはいえ、私にとって初めての海外ミシュランデビューとなり、料理も美味しく、接客もバッチリ、最高の思い出になったので、強くおすすめしたいレストランです。
まとめ。海外のミシュランデビューしてみよう。
海外のミシュランといっても、日本のミシュランの予約と同じように、ホームページから予約するだけで大丈夫です。
ドレスコードがあるので、男性の場合も女性の場合も、荷物は増えますが、レストラン用の靴や服は用意しておくほうがベストです。
言葉はあまりわからなくても、丁寧に接客してもらえますので、十分に楽しむことができます。
ただ、海外のミシュランは、外資レートの影響を受けますので、円安の場合は予算超過にならないように注意してください。
せっかく思い切って海外旅行に行くなら、レストランも豪勢にして思い出に残るものにしてみましょう。