写真:東京都中央区銀座のエスキス(フレンチ)。時間を忘れて食に没頭する時間を増やしたい。
タクミです。
資産が増えていくと、お金に対する考え方が変わります。
例えば、毎月の投資利益が残業代以上になることで、無駄に残業をしなくなります。
生活残業という概念は消え、残業のストレスによる買い食い、衝動買いの頻度も減ります。
経済的な観点から、自宅での食事が優先され、外食する場合も大手チェーンを選ぶようになります。
外食の頻度が減ることで、たまに外食を利用したときの満足度も高まるのです。
このように資産が増えることのメリットは大きいのです。
その一方で時間はお金のように増えていきません。
資産が増えたら次は時間貧乏を解決する
時間は増えていかない
お金はどんどん増えていきますが、時間は増えていきません。
むしろ年々、寿命までのタイムリミットが迫っているように感じます。
最近は、睡眠の重要性が話題となり、私も5〜7時間だった睡眠時間を6〜9時間に伸ばしました。
健康的になりましたが、結果として時間が足りないと感じるようになりました。
また、趣味が多く、ピアノやランニングに時間を割きたいことが多いです。
6月は毎週乗馬クラブに通っていました。東京から成田まで往復する必要があり、土曜日はすべて乗馬の時間になっていました。
乗馬の入門ライセンスを取得し、乗馬が楽しいと感じるようになりました。
しかし次のライセンスをとるには半年間かけて、週末や有給を使って往復3時間を移動だけに使う必要がありました。
入会金や月謝を入れると20万円近くの費用がかかるという点はまだ許容できるのですが、半年間、週末の時間を乗馬に捧げる熱意はありません。
乗馬が上流層の趣味というのはお金に余裕があるだけでなく、時間にも予約がある証なのだ、ということを痛感しました。
勉強の時間とプライベートの両立
仕事用の勉強やITの資格取得に加えて、将来に向けて法律や会計の勉強もしたいですが、やはり時間が足りません。
1人の時間を充実させすぎると、奥様との時間が減ることも避けられません。
息抜きのYouTubeは倍速で視聴していて、じっくり楽しむことはできません。
リフレッシュのために自然音のBGMに切り替えますが、倍速のままでリフレッシュできず、倍速から元のスピードに直すとき、生き急いでいる感覚になります。
本当はゆっくりしたいのですが、行動がせかせかしてしまいます。
つまり今の私は以前よりも資産は増えましたが、時間はいつも足りない時間貧乏なのです。
結論
お金は一定期間がんばって貯めてから投資を始めれば、500万円を超えたあたりから自然と増えていきます。
私は30代前半ですが、今後も60代以降まで貯金と投資を継続することで、さらにまとまった金額を持つことが予想できます。
しかし、時間は学生時代は余っていても、仕事を始めると減っていき、趣味が充実するとさらに減ります。
せっかくお金に余裕ができても、時間に余裕がないとせかせかして幸福な状態とは言えません。
お店を予約するときはミシュランの1人4万円前後のお店を躊躇せず予約します。
一方で昼休みに松屋が行列していると待つ時間がもったいないと昼を抜いたりします。
最近ではネットスーパーで買った吉野家の冷凍牛丼を解凍して、炊いた玄米の上にのっけたものを弁当にしています。
味も量もほぼ同じで、冷凍品のほうが多少はコストが安いという点が良いのですが、何より昼休みの外食の待ち時間をなくせるのが嬉しいのです。
もちろん、お金がなく暇を持て余していた学生時代よりは、本業も楽しく、お金があって趣味があり家族がある今のほうが明らかに幸福です。
しかし、時間は増えていかないどころか年々減っていきますし、身体も30代を超えると老化が始まり元には戻りません。
FIREのように、資産が十分にあり、仕事の量をコントロールできる状態が理想的なのは、時間を自分でコントロールできるからです。
私は30代で老後に必要な貯金を持っていますが、生活費を稼がないといけないので、今すぐに本業を辞めるわけにはいきません。
仕事を辞めてしまったら老後資金に手をつけず、老後までの30年弱を食べていくことができないからです。
今後の私の人生のテーマは時間貧乏をどう脱却するかです。
部屋の整理整頓のコツは捨てることですが、これと同じように時間の使い方のコツは優先度をつけて低いものを徹底的に放棄する、ということです。
ざっと思いつくのはYouTube視聴の時間ですが、固定費削減が一番家計簿に効果があるように、一番長い時間を使うものから整理が必要です。
睡眠は8時間寝た方が快適です。これは削れません。
本業の仕事は、準備、通勤を含めると毎日10時間は働いてます。
有給や時間休憩の制度を活用して、少しでも給与を減らさず時間を増やしたいです。
ブログ執筆は、ネタを考える時間は必要ですが、文法や定型分はChatGPTに手伝ってもらってます。
これにより1記事に1時間かけていたのが、1記事30分になりました。非常に効果的でした。
このように、まずは何に時間を使っているのかを分析することから始めて、どうしたら時間を増やして時間貧乏を解決できるのか、考えていきたいと思います。