朝からプロテインで、睡眠中に失ったタンパク質を補給中。
アンチエイジングって言葉がありますよね。加齢によって老けるのをおくらせるという意味です。
女性は高額な化粧品を使うのもアンチエイジングの一つですが、最近では食べ物にも注目されています。
野菜スムージー、酵素、ポリフェノールなどなど...
しかし筆者は、アンチエイジングにはタンパク質こそ重要という考えにいたりました。
なぜなら肌も髪の毛も臓器類も、すべてタンパク質由来です。そのため、十分なタンパク質がないと、ダメージを受けていくからです。
筆者は毎日プロテインを飲んでます。筋トレは一切してませんし、マッチョになりたいわけでもありません。
それでもプロテインを飲むのはアンチエイジングのためです。
今回はいかにしてタンパク質を十分に摂取するか考えてみます。
タンパク質こそアンチエイジングに必要。食費が高くても高タンパク質生活を送る秘訣とは。
ほとんどの日本人はタンパク質不足。
実は、日本人のほとんどの人はタンパク質不足です。とくに美容意識の高いダイエット中の女性はタンパク質不足の人が多いです。
よくいわれているタンパク質の1日の摂取量は体重と同じくらいといわれています。
50kgの人は50g。70kgの人は70gです。わかりやすいですよね。
ただ、可能であれば体重の1.5倍のタンパク質をとるのがおススメ。目に見えて肌のきめ細かさや髪の毛のハリが違います。
しかし体重の1.5倍のタンパク質というと、なかなか摂取するのは大変です。
1日3食しっかり食べる人でも、朝はパンやシリアル、昼はコンビニ弁当、夜は飲み、みたいな生活では、全くタンパク質が足りません。
1食あたり、タンパク質は10〜20g。ランチで牛丼やカツ丼をがっつり食べれば30g〜40gのタンパク質がとれます。
それでも意識していないとタンパク質は不足しがちです。とくに1日2食健康法など、少食の健康法がはやりだして、さらにタンパク質が不足しています。
まずは1日でもいいので、自分がどの程度のタンパク質をとれているか、調べてみましょう。
なお、1年前に健康に気をつかって野菜スムージーやココアを愛飲していた時の、筆者のタンパク質摂取量は50g/日程度でした。
体重65kgなので、全くタンパク質が足りてませんでした。
結果的に疲れやすかったり、髪の毛のハリがなくなったりと心身に悪影響が出てしまいました。
タンパク質をとることは非常に大切だということを、ぜひ覚えておいてくださいね。
炭水化物より、タンパク質は高くて高級。
さて、タンパク質の1日の摂取量を増やすことが大切とわかりました。
しかし実際にタンパク質をしっかりとるのは難しいです。なぜならタンパク質は高級だから笑
高級といっても、炭水化物よりも高いということです。安い食パンなら6斤で150円くらいから変えますが、タンパク質は5gほど。
2袋買って朝食で12斤たべたら気分が悪くなります笑
タンパク質も10gしかとれませんし、ほかに炭水化物や脂質をとりすぎてしまいます。
タンパク質が含まれる肉、魚は値段が高いですよね。なので小麦粉でできている安い菓子パンで朝昼の食事を済ませてしまいがちです。
コンビニ弁当も、焼肉弁当や唐揚げ弁当を食べれば良いですが、そばやうどんだけ、おにぎりだけではタンパク質が不足します。
しかし焼肉弁当は牛を使ってるので高いですよね。
また健康志向な女性はサラダ系しかたべなかったりしますが、残念ながらサラダにはタンパク質が少ないので、痩せても肌や髪が元気でません。
タンパク質は値段が高いので、どうしても敬遠しがちになります。数日のタンパク質不足は問題ないですが、長期にわたるタンパク質不足は、目に見えて身体の不調がでてきます。
では、リーズナブルでオススメの食材はあるのでしょうか。
タンパク質を多く含んでリーズナブルな食材とは?
卵は安くてタンパク質豊富。ただし生で食べるときは卵白に気を付けて。
卵は絶対に毎日たべたほうがおススメの食材です。
10個200円前後なので、卵一つあたり20円。
タンパク質は10g/個なので、2個くらい卵焼きがスクランブルエッグが、ゆで卵にすれば20gものタンパク質を摂取できます。
こちらの本では髪の毛のトラブルが、朝に3つ、ゆで卵をたべて治った著者の体験がのっています。ぶっちゃけ朝にゆでて3つは吐き気がでるのでおススメしませんが、1つでも食べるようにするといいでしょう。
ただし、卵掛けごはん(通称TKGって言うんですね笑)は男性は要注意。卵白を生で食べると髪の脱毛を促進してしまうそうです。
ゆで卵か目玉焼きが簡単でおススメです。筆者は電子圧力鍋で1分でゆで卵をつくってます。
さらにこちらでは、プチバズってはてなブログのカテゴリートップに掲載されたでんし圧力鍋の口コミをご紹介しています。コンパクトなので、ぜひ一台買ってみてください。
きな粉は超優秀な植物性タンパク質。
次にオススメなのはきな粉。納豆や豆腐でも植物性たんぱく質はとれますが、きな粉は乾燥している分、タンパク質が詰まっています。
プロテインでいえば、ソイプロテインと呼ばれる大豆由来のプロテインのようなものがきな粉です。
普段たべることは少ないと思いますが、筆者は純ココア(カカオポリフェノールが最高に含まれている)にきな粉を好きなだけ入れて飲んでます。
きな粉はリーズナブルで、100円から200円くらいで買えます。そこそこの分量があり、タンパク質は30〜40gも含まれています。
仕事前にココアを1杯分つくってきな粉を好きなだけ入れて飲めば、それだけで10g以上のタンパク質を摂取することができます。
卵2個ときな粉だけで朝30gのタンパク質がとれるわけです。女性であれば体重60kgの人であっても、朝で半分のタンパク質がとれるわけです。
きな粉はイソフラボンも含まれており、過剰摂取は禁物ですが、適量であれば優秀なタンパク源になります。
野菜スムージーを飲んでる方は、スムージーにきな粉をまぶしてみるだけで、かなり違ってきますよ。
プロテインは高いけれど、やっぱりあるとタンパク質をしっかりとれる
リーズナブルではないですが、プロテインはあるとタンパク質不足を防ぎやすくなるのでおススメです。
卵もきな粉も、時間がなくて食べられない。なんていう激務なビジネスパーソンやキャリアウーマンにおススメです。
一食分で15gのタンパク質がとれますし、水で割るだけで飲めるので簡単で時間を使いません。
さすがにオフィスでプロテインは、なにあの人...と見られる可能性が高すぎるので、朝と夜2回プロテインを飲めば30gは摂取できます。
あとは昼食と夕食でタンパク質を意識したランチやディナーをとれば、十分に1日体重分のタンパク質をとることができます。
値段ですが、筆者の愛用しているザバスのプロテインは4000円です。1日3回飲むと、1カ月程度もちます。
なので1日あたり133.333...円。1食あたり44.444...円。実はそこまで値段が高いわけじゃありません。
もっと安いプロテインもありますし、ソイプロテインであれば、さらに安く済ませることができます。ただし不味いです笑
安いけどまずいプロテインの代表。この味でも大丈夫な人は、リーズナブルにプロテイン生活を続けられます。
プロテインはドーピングでも薬でもありません。ただの牛乳、大豆由来の乾燥タンパク質です。
1回分の飲み会を我慢するだけで、十分なタンパク質を摂取できるとかんがえれば安いのではないでしょうか。
筆者愛用のザバスプロテイン。値段が割と高いのですが、品質はいいです。
まとめ。タンパク質は意識してとりましょう。まずは1日体重分のタンパク質から。
筆者がこんなにタンパク質を意識してとるようになったのは、社会人になり一人暮らしをしてから、疲れやすくなったり髪の毛の元気が無くなったからです。
毎日、野菜スムージーをつくり、野菜中心の弁当を毎日作って健康に気を付けていたのに、実家にいた頃よりも、不健康になってしまいました。
原因はタンパク質不足。さらに一日1食、2食生活など、少食の生活を送っていたので、タンパク質不足に拍車がかかり、一人暮らしから半年後に、一気にガタがきたのです。
今では半年以上、タンパク質をとる生活を心がけて、かなり体調は回復しました。髪の毛元どおり元気になってきました。
とくに意識高めの女性の方は、野菜ばかりとって肉や乳製品を避けたりしがちです。
女優さんもプロテインを積極的にとっている人が多いのは、タンパク質の重要性をしっていて美容に良いからです。
ぜひタンパク質をしっかりとれているか、食生活をみなおしてみてください。
そして最後に注意点ですが、最近、低炭水化物ダイエット、低GI(糖質を避ける食生活)が流行っています。
筆者の先輩方も、かなりの人数の方が高タンパク質で炭水化物を徹底して排除している生活をしています。
しかし、食生活に偏(かたよ)りは禁物です。あくまでタンパク質の摂取量を増やすのが大切なのであって、タンパク質だけを摂取していたらカロリー不足、ビタミン不足になります。
結果的に風邪や体調不良で休みがちになる方もいるので、極端な食生活にはならないようにしてくださいね。
そして、タンパク質をとったから長く生きられるわけでもありません。多少は見た目が若くみられる期間が長くなるということだけです。
実際に現在100歳以上まで生きている方は、戦争を経験していたり貧困を経験してタンパク質なんて全く足りていなかったはずです。長く生きられているのは、遺伝子の影響が大きいです。
とはいえ、飽食の時代に、炭水化物中心の安い料理が大流行したおかげで、タンパク質不足の方が多いのも事実。無理に高タンパク質生活を実施する必要はありませんが、アンチエイジングに興味のある方は、少しずつタンパク質を多くとる生活を心がけてみてはいかがでしょうか。