コツコツ行動できれば、大抵の目標は達成できます。
オリンピックにでるとか、東大に合格するとか、年収1億円稼ぐとか、このような例外は除きます。
毎日運動して、1ヶ月で2〜3kg痩せる、高校の偏差値よりも10高い大学に合格する、本業のかたわら月に1万円稼ぐ。
これなら「コツコツ行動」をつづければ、いづれは達成できる目標です。
でも、人は機械ではないので、毎日コツコツ行動するのはムズかしいですよね。
勉強もダイエットも、目標は立てるけど、ぜんぜん行動が続かない。
ときどき爆発的にやる気になるけど、すぐにいつもどおり行動しなくなる。
なぜ、コツコツ行動することができなくなるのか。今回は3つの原因について考えてみました。
「コツコツ行動」ができない根本的な原因は「これだ!」と思う3つの理由
「自分の期待値が高すぎる」と、結果がでないことにあせる
「自分ならもっとできるはず」
「自分は頭はいいはず」
「自分はひとよりも優秀なはず」
コツコツ行動するときに、自分への期待値が高いと、結果がでないときに落ち込みます。
たんたんと行動すれば結果はでるのに、自分で勝手におちこんで、自分で勝手に目標を諦めてしまいます。
「自分はまだ初心者だから、無理のないスケジュールでコツコツやろう」
周囲とくらべるよりも、自分のモチベーションを高めることに意識しましょう。
目標設定のしかたを間違っている
「3ヶ月で偏差値30から慶応、東大合格!」
「1ヶ月でマイナス15kgのダイエット!」
「3ヶ月で月50万円の儲け!」
インターネットで膨大な情報を手に入れられる現代。
上記のように「甘いキャッチコピー」を鵜呑みにしがちです。
しかし、インターネットで検索できる情報は非常にかたよっています。
なぜなら「人気の記事しか上位に検索しれないから」です。
「人気の記事」が「正しい情報」を書いているかはわかりません。
売りたい商品があるから、情報を偽っている可能性もあります。
1000に1人。これくらいの確率なら、上記のキャッチコピーどおりになる人もいるかもしれません。
しかし、現実的には上記のキャッチコピーの結果を出すのは無理です。
「3ヶ月で偏差値30から偏差値40」
「1ヶ月で1kgのダイエット」
「3ヶ月で、副業ではじめて100円以上の収入」
これくらいの平均的な目標を、まずは達成する必要があります。
そうでないと、高すぎる無謀な目標設定のせいで、出るはずがない結果に期待してモチベーションが下がります。
過去に「コツコツ行動」で成功体験が少ない
コツコツ行動することは、はじめはなかなか大変ですよね。
たとえば英語の勉強でも、英単語の暗記や文法の理解という地味な作業をくりかえす必要があります。
地味な作業を半年も一年もコツコツやらないといけない。
だけれども始めは結果が出てこない。
結果がでるまでに英語の勉強を諦めてしまうと、コツコツ行動して実践して、やっと結果がでた!という成功体験を積めません。
すると別の資格の勉強をしたときに「英語の勉強はコツコツ行動できなかったなあ。今回もダメかも」と思って、モチベーションが下がっちゃうんですよね。
これは「小さな成功体験」を積んでいくしかありません。
できるかぎり目標を小さくすることをオススメします。
- 英単語を毎日10個おぼえる
これだと挫折しやすいです。
- とにかく1日1回は英単語帳を開く
これなら継続できますよね。
毎日、英単語帳が開けるようになったら、目標を高くしていきます。
- とにかく1日1回は英単語帳を開いて、1単語を覚える
このように、小さな目標をたてて、コツコツとクリアすることで、成功体験を積むことができます。
まずは小さな目標を達成することだけに集中してみるのをおススメします。
まとめ。コツコツ行動するのはすごいこと。少しずつ習慣化できれば、あなたはすごい。
文章にすると簡単におもえてしまいますが、毎日コツコツと行動するのは大変です。
勉強しよう。ジムにいこう。ダイエットしよう。
誰でも、最初はやる気があります。
しかし時間の経過とともにモチベーションはぐんぐん下がっていきます。
しかし、逆の発想をすれば、コツコツ行動さえできれば、ほとんどのことが達成できます。
毎日コツコツやるのは、非常に難しいので、週に2回は勉強する、運動する、行動する。
達成できたら、次の週は3回分、勉強する、運動する、行動する。
これを繰り返すことで、いつのまにかコツコツ行動できるようになってきます。
なにをするにしても、短期間で目標を達成するのは難しいです。
しかし、長期的な目線でコツコツ行動していけば、だんだんと結果もでるようになり、新しいことに挑戦するようになります。
「コツコツ行動が苦手」と思う人は、ぜひ参考にしてみてください!