健康ブームから、スポーツジム通いをしたり、ランニングをしている人が増えました
炎天下のなかで、朝から早起きしてランニングする人もいますし、朝からジムで身体を鍛える人もいます
運動と健康は密接な関係があります
また、運動することで学力が上がることもわかってきました
しかし、あまりにもストイックに運動すると、身体に負荷がかかります
今回は日本人にありがちな、「ストイックすぎる運動」は逆効果である、という話です
ストイックな人は要注意!運動のしすぎで不健康になってるかも
ランニングのしすぎで、膝を痛めてしまった
ランニングをすると、ドーパミンのような「走ることが快楽に感じる」ホルモンが放出されます
ランニングハイと呼ばれる現象があります
これは、少し息切れするくらいで走り込みをすると、急に呼吸が楽に感じる現象です
これもホルモンが関係している可能性があります
しかし、逆にいえば「痛みを感じにくくなってしまう」という副産物があります
膝や太ももが疲労して疲れているのに、痛みを感じにくくなってしまうのです
あたりまえですが、「痛み」は身体の不調です
痛みを感じているということは、運動の負荷が高すぎるということです
健康ブームなウォーキングをしすぎて、歩けなくなってしまう高齢者
ランニングは、足への負担が大きいので、代わりにおススメされるのがウォーキングです
しかし、川沿いのやわらかい土の上をゆっくり歩くならいいですが、都心のアスファルトを歩くのは足に負担がかかります
これは筆者も反省なのですが、通勤のときにとてつもない速さで歩きます
とてもせっかちな性格なので、はやくオフィスに着きたいからです
しかし、毎日の通勤だけで、足を痛めていることもあります
とくに革靴で歩くのは、非常に足には負担がかかるのです
このように、ウォーキングが健康に良いといっても、歩きすぎは足のケガにつながります
高齢者の方が、運動不足の解消のために、硬いアスファルトを毎日8000〜1万歩あるいていたら、膝を痛めて寝たきりになった事例もあります
一般論を鵜呑みにするのは危険です
毎日1万歩を目標にするのはよいですが、すこしでも足に違和感があれば、すぐに中止して足を休めたほうが良いです
まとめ。ストイックすぎる日本人は「運動」しすぎに注意!無理なく継続できる運動量にしましょう
筆者も失敗したことがありますが、スポーツジムに毎日通っては、筋トレしたり泳いだりを繰り返していた時期があります
しかし、毎日の運動は身体に負担が大きいです
なので、現在は週に1〜2回、スポーツジムで泳ぎ、それ以外の日は、6000〜8000歩ほど、ゆっくりウォーキングするようにしました
これも、一度決めたら絶対に達成しないといけないわけではありません
たとえば、筆者は週末に京都と奈良で15000歩以上のウォーキングをしてました
なので、本来は月曜と木曜はスポーツジムで泳ぐのですが、今日は休むことにしました
無理に運動のルーティーンワークを守る必要はありません
本当の目標は、「健康になること」であって「運動すること」ではないからです
運動は素晴らしいものです
しかし、ストイックに自分を追い込みすぎない程度に、無理なく運動することをオススメします
ダイエットの人も同じです
いきなり体重が増えたのではなく、数年にわたって徐々に体重が増えたはずです
それなら、体重を落とすのも数年かかるはずです
短期間で無理やりダイエットすれば、不健康になるだけです
マイペースで無理なく運動して、ゆっくりと健康になっていきましょう