TOEIC高得点でも英語が話せないって本当なのかな?TOEIC900レベルになっても英語が話せないなら、TOEICを勉強する意味ないよな・・実際のところはどうなんだろう
タクミです。TOEICは「高得点」でも「英語が話せない」のは本当です
こんなつぶやきをしました
TOEIC満点、海外MBA、難関上級資格複数所持、東大卒でマッチョという私と正反対の人がいるのですが、海外出張で仕事が終わり、皆疲れ果ててタクシーで寝るようなシチュエーションでも黙々とメモ帳にTodoリストを作ったり細かな準備を徹底する姿を見て、小さな行動の積み重ねが大事なんだと反省しました
— タクミ@シンプル都心ライフ (@steveperry1373) 2020年2月1日
最近は仕事で英語を話す機会も増えました。しかし業務上は支障がなくても、コミュニケーションになると語彙力が不足したり、周りくどい伝え方になったりと改善点が目立つようになりました。
— タクミ@シンプル都心ライフ (@steveperry1373) 2020年2月11日
TSSTというスピーキング力のテストも想像よりレベルが低かったので、また英語の練習をしようと思います
一つ目の方は東大卒ですが「英語力に自信をつけるために2年間も海外MBAに自費留学」しています
2つ目は私です。TOEIC900弱のスコアを大学院時代にとり、社会人になってから海外出張で英語を使いますが「英語が話せるレベル」かといえば微妙です
なおTSSTは「レベル5」でした
TSSTというのは英語教育大手の「アルク社」のスピーキングテストで、1〜9レベルまで測定できます
こちらにサンプルがございます。レベル5は相当レベルが低い気がしますが、残念ながら私はこのレベルだそうです
TOEIC高得点でも英語はうまく話せないのは本当です
TOEIC高得点でも英語が話せないって本当?TOEIC900ホルダーが実体験をまとめます
TOEICは「リーディング」「リスニング」しか評価しない
TOEICはリーディングとリスニングしか評価しません
当然ながら「ライティング」「スピーキング」が全くダメでもTOEIC900点以上の人がたくさんいることになります
ですので「TOEICで高得点だから英語は話せる」というのは間違いなのです
TOEICを勉強するのはムダ?むしろ「圧倒的にお得」
「英語を話せないならTOEICを勉強するのはムダなのか?」という意見もあります
私はむしろ「TOEICはコスパ最高の資格」だと思っています
なぜなら英語が話せなくても「英語が得意な人」という評価をされるからです
大企業であっても英語を流暢に話せる人は少数派です。英会話のスクールに社会人になって通う人もたくさんいます
大企業の社員は「高学歴」の方が8割程度います。それでも英語を話せる人は「少数派」なのです
しかし「TOEICでスコアメイク」すると「英語は苦手ではない」という評価をされるので、「昇進」「海外出張」「海外赴任」で役にたちます
まぐれでも良いのでTOEICで高スコアを取っておくと人生がイージーモードになります
TOEICができれば「英語基礎力」に問題なし。すぐに英会話もできる
そしてTOEICで高スコアであれば「英会話」は「慣れ」れば誰でもできるようになります
私はTSSTでレベル5でした。これは「海外出張はOK。業務に精通していれば海外赴任もOK」レベルです。まさに私のレベルを客観的に表しています
こちらの引用図を見ると「TOEIC900」でもレベル5の人もいますね。TOEIC800でレベル3の人もいます
私は「英語を流暢な発音・スピードで話す」ことは得意ですが「正確さ」「表現の多様さ」「専門性の高い難しい話題への対応」という点を見ると改善点があるようです
しかしTSSTの最高峰のレベル9のサンプル音声を聞いてみてください。言葉に詰まったり発音が「日本人訛り」だったりしますが、最高レベルになっています
TSST社のテストが日本人むけということもありますが、「多少の訛りやつっかえがあっても、相手に正確に伝わる表現」であれば高評価になるようです
TSSTの評価を見ると、TOEICの学習過程で学んだ「文法」「単語」がベースにあると、ちょっとした練習で高得点が出せるようになりそうです
まとめ。TOEIC高得点でも英語は話せない。しかし「TOEIC」は英語を話すための「基礎力」になる
Twitterで「TOEICは必要か」議論がありますが、当たり前ですけど「TOEIC高得点の方が圧倒的に良い」のは間違いないです
TOEICの点数が伸びないと「TOEICを勉強するより英会話をやったほうがいいんじゃ無いか」と逃げたい気持ちになりがちです。私も経験があります
TOEICでスコアが出ないのは「勉強量が足りない」以外にありません
英会話も同じことで「英語が話せないのは練習量が足りない」だけです
私も社会人になり海外出張を経験して英語を話す機会が増えました。その度に「もっとうまく話せるようにならないとツライな」と思っています
英語学習に終わりはありません。そして残念なことに「いくら英語ができてもネイティブスピーカー」には叶いません
日本人のデメリットは「英語に大量の時間を割かないといけない」ことです
本来は「IT」や「金融」、「研究」などのスキルを身につけるために時間を割くのが効率が良いのです
とはいえ、99%の日本人は「日本の会社」で働きます。それなら「日本人から評価される」ために「TOEICで高スコア」を取るのが効率が良いのです
英語を話すことは、帰国子女を除いて皆「苦手意識」がありますから、英会話は「TOEICで高得点を取ってから練習する」ので十分です
英語を話す練習をするためにも、まずはTOEICで高得点を取っておくのを急ぎましょう