理想的なシンプルライフを過ごしたい人:自分の好きなものだけに囲まれて生活したいなあ。でも理想的なシンプルライフの生活ってどんなものだろう。実際にシンプルライフを実践している人の話を聞きたい
タクミです。シンプルライフがより一層重要な時代になってきましたね
シンプルライフの定義は人それぞれですが私が考えるシンプルライフは以下の通りです
- 自分の好きなものに囲まれて生活する
- お金を使っているはずなのに着実に資産が増える
- 人付き合いは少人数を大切にする
その結果、今は私は好きなものに囲まれて暮らしています
- 美味しくて健康的な食事を毎日食べられる
- 小綺麗なマンション/アクセス抜群の立地で快適
- 厳選したお気に入りのアイテムに囲まれている
- お金は増加傾向にある
- 少数だが大切な人との付き合いがある
理想的なシンプルライフといっても、単にモノを捨てればいいというわけでなく、「好きなものが多く嫌いなものが少ない状態」が理想的なのではと思います
私は少しずつ理想的な生活を目指して工夫してきた結果、理想的なシンプルライフを過ごすことができるようになってきました
まだまだ完璧には程遠いですが、理想的なシンプルライフを実現するためのちょっとしたコツをご紹介します
理想的なシンプルライフを実現するための考え方をまとめてみた
シンプルライフを実現するコツ1:感覚で行動する
感覚で行動してみましょう。すると自分の好きなものがわかりやすくなります。
一見不思議に思いますよね。なぜならお金を稼ぐためには仕事で論理的である方が効率的だからです
しかし私は感覚派の人間なので、論理的思考は滅法苦手です。つまり私にとっては論理的に行動することはストレスなのです
論理的でないと仕事はできませんしお金も稼げません。しかしプライベートくらいは感覚で行動することを心がけましょう
感覚的に行動するとは「自分の好きなように行動する」ということです
- ブランドが好きな見栄っ張りな人はブランドモノを購入してみる
- 自然が好きな人は自然が多い場所に住むか公園に散歩してみる
- スポーツやゲームが好きな人はとことんハマってみる
シンプルライフが流行った理由は「無駄なものに時間やリソースを使わず、自分の好きなものに時間をたくさん使えるから」です
ですが、そもそもあなた自身が何を好きなのかわからないと、せっかく余った時間を何に使ったら良いのかわからなくなってしまいますよね
自分の好きなものを探す意味でもプライベートでは感覚的に生きて少しでも興味のあることにはトライするのがオススメです
シンプルライフを実現するコツ2:好きなものにお金を使う
好きなものにはとことんお金を使ってみましょう
冒頭で、私は理想的なシンプルライフの定義を「お金を使っているはずなのに着実に資産が増える」と書きました
であれば好きなものにお金を使ったらお金なんて全く貯まらないはずですよね
ところが不思議なことに私は昨年度からお金が徐々にたまるようになってきました
ブランドモノや一流と呼ばれるものが好きで見栄っ張り
これが私のありのままの性格です。ですので学生時代は頭が悪いのに東大や大企業のブランドにこだわりましたし、会社員になってからもお金を使って得られる見栄やステータスばかりに興味がありました
高級ホテル・ミシュラン・欧州旅行・ハイブランド・ステータスのあるクレジットカード・海外出張・港区住み・タワマン(未達成)・バカラでシャンパン・高級紅茶と高級洋食器・成城石井しか行かない・・・
当然貯金はできないまま3年が経ちました。ところが好きなものにお金を使っていると急に貯金ができるようになるんです
好きなものにお金を使っていると「お金の使い方」がわかってくるからです
5つ星ホテルに自腹で年に何回も泊まるより、会社の出張でたまたま泊まれてラッキーくらいの方が幸せを感じる
5万の寿司を一人で食べるより、5万円で家族に一人単価1万円のディナーを奢る方が幸せを感じる
14万円の高級スニーカーを履いても気づいてもらえないが、3万円のシャツやニットやジャケットは露骨に褒められて幸せを感じる
「自腹を切った経験」があるからこそ、何にお金を使えば良いかわかるようになります
お金が高くとも品質の良いもの(家・服・食)に囲まれるのは気持ちがいいものです
一度でもお金を使って良い経験をすると中途半端にお金を使いたくなくなります
セールやアウトレットは経済的には非常に助かります。しかし長く愛用できるものはなかなか見つからないので、結局なんどもセールやアウトレットで欲しくもないものを物色してお金を減らしてしまいます
加工商品やスナックは消費期限も長く、そして安くて美味しく便利なので非常に助かります。しかし食べても食べても栄養価が少なく、たくさん食べる必要があるのでバランスを崩し、病院代がかさみます
私は成城石井を利用しています。「スーパー」ではなく「娯楽施設」と表現した方が正しいです。多少値段が高くても人間が1日に食べられる量は上限がありますから大量に購入しなければ実に経済的です。
お腹が一杯の時には高級焼肉の脂が旨さから吐き気に変わってしまいます。良質のものを少量嗜むくらいでちょうどいいと考えています
好きなものにはとことんお金を使ってみましょう。すると気がついたらお金が貯まるようになっていきます
私が新卒時代から節約に節約を重ねて海外旅行やブランド物に興味を持たずに堅実に生きても年間貯金額は100万円〜150万円くらいだったと思います。が、好きなものにお金を使っている今でも、無駄な出費を減らせば年間200万円〜250万円以上の貯金はできます
シンプルライフを実現するコツ3:たくさんの人に好かれることを諦める
もっとも難しいことですが「たくさんの人に好かれることを諦める」のは非常に価値があります
「嫌われる勇気」という本がベストセラーになる理由は「誰も嫌われたくないから」に他なりませんよね
人付き合いは大切です。しかし大切な人との時間を使う、もしくは自分一人の時間を大切に使うためには「誰とでも仲良くなろうとする」のはリスクがあります
乗り気でない飲み会を断れないと1回で5000円がなくなってしまいます
5000円あれば大切な人と贅沢なランチに行ったり、友人とスパで1日サウナに入り倒したり、高級ホテルのアフタヌーンティーが楽しめます
結婚式は仲の良い友人なら出席する方が幸せになれると思いますが、あなたが数合わせと判明した場合は避けましょう
私は昨年、年に1回程度会う知り合いから結婚式に誘われました。残念ながら両親家族との旅行の予定が先約として入っていたのでお断りしました。その結果、「なぜ私の結婚式に来ないのか。信じられない」と怒られて結局疎遠になってしまいました
家族との旅行はいつ行けなくなるかわからないのですから、私にとって優先順位の高いものです。現に外出自粛状態となり、帰省して会うことすらままならない状態になっています。今振り返れば家族旅行を優先してよかったと考えています
コミュニティの中では周囲の人との関係性を維持するのは非常に大切です。しかしそれは「人に好かれよう。よく思われたい」と思うこととは違うんですよね
「人に好かれよう。よく思われたい」は「嫌われたくない」ということに繋がります。より大切な人との時間を優先したいのに、好かれても嫌われても何も思わない人との時間を優先するのはもったいないですよね
好きな人とならお金を使わなくても散歩をしたり雑談をして楽しめます。仕事で高級料亭に行って興味のない会社の人の話を聞くよりも満足度が高いわけです
たくさんの人に好かれることを諦めて、とことん大切な人との時間を優先すると、楽しむためにたくさんのお金は必要なくなります
まとめ。シンプルライフを実践するには好きなことを見つける
理想的なシンプルライフを実現する方法といいつつ「シンプルライフが捗るマストバイアイテムTOP5!」「モノを手放してスッキリしましょう!」のような情報は一切ない、むしろ心理的な視点に焦点をあてた記事を書きました
結論、好きなものに囲まれつつ、ライフラインのお金も徐々に増加傾向にあり、人間関係の悩みがない健康な状態であれば理想のシンプルライフと言えますよね
本ブログのタイトルでもある「シンプル都心ライフ」は、「家賃・物価の高い都心での生活を楽しむために、無駄を省いてシンプルに生きる方法」を書きたくて命名しました
だけど「都心」が好きな人はごく一部です。田舎暮らしが好きな人、海外が好きな人、住む場所にこだわりはないひと、それぞれです
私は「都心」は「好きなもの」だから「都心ライフが好き」なんです。東京23区の家賃相場を調べたり、土地のブランド価値や成り立ちを知るのが好きですし、企業や施設がなぜその立地を選んだのか知るのも好きです
ですから理想的なシンプルライフとは「都心」に住まないとダメとか「港区」に住まないとダメとかそんな話では全くないんですね。逆に田舎がいいとかミニマリストになってモノが最小限だから理想というわけでもないんです
好きなものに囲まれる状態がシンプルライフが目指すべきものだと思います。モノを減らすメリットがある人は、好きなものが見つからなくて消費活動で欲しくもないもので埋め合わせようとしてモノが溜まってしまった人だけです
好きでないものが周りにあると本当に欲しいものがわからなくなりますよね。だからこそなんとなく所有しているものは手放すと素晴らしい効果があるんです
というわけで私の理想的なシンプルライフを実践する際に役立った考え方をまとめてみました
シンプルライフはとても良い考えだと今でも思います。 ぜひ理想的な生活は何かということを考え続けてみてくださいね