お金を使うのに躊躇する人:3万円以上するようなハイブランドや家電などの高額商品を購入するのは怖いなあ。リセールバリューを考えて「数年後に高く売却」できればお得だけど、どんなアイテムが値崩れしにくいのかわからない。新品で購入してから値崩れしないアイテムはあるのかな
タクミです。3万円以上するアイテムを購入するとき、失敗したくないと思い躊躇しますよね
特にハイブランドや大型家電などは5万円を超えるものがあり「せっかく購入したのに価値が下がったら残念だよな」となかなか購入する勇気がでませんよね
そもそも新品の商品は購入した瞬間に中古になるので「値崩れ」するのが常識です。しかし中には「定価の半額以下」になるアイテムもあれば「ほとんど値崩れしない」アイテムもあります
そこで今回は私が購入した高額商品(目安3万円以上)のアイテムが数年後にいくらの価値になっているのかまとめてみました。なお売値はメルカリや中古の販売履歴を元に計算しています
また想像よりも3万円以上のアイテムが少なかったので購入してから一年以内のアイテムも含めて紹介いたします
思い切って定価で購入しても価値が大きく下がると残念ですよね。調べたところアイテムによって大きく差があることがわかりました
高額商品は数年経過しても値崩れしないのか?【買い物は慎重に】
私が購入した3万円以上のアイテム
まずは私が過去に購入した3万円以上のアイテムは以下の通りです。ざっくりとした値段と購入してからどれくらい経過したのかを記載しています
ベッド:75000円(4年6ヶ月)
革靴A:38000円(3年6ヶ月)
革靴B:52000円(3年6ヶ月)
PC:106000円(3年6ヶ月)
財布:75600円(3年)
キーボード:80000円(3年)
掃除ロボット:38000円(1年6ヶ月)
腕時計:440000円(1年未満)
コート:110000円(1年未満)
スニーカー:132000円(1年未満)
トートバック:50000円(1年未満)
総額は約120万円です。こうしてみるとなかなかの数字です
それでは順番に調べていきます
ベッド:75000円(4年6ヶ月)
ブランド:フランスベッド
生産国:日本
買値:75000円
売値:25000〜40000円
経過年数:4年6ヶ月
ベッドは「フランスベッド」を利用しています。「フランスベッド」なのにフランスとは何も関係のない日本製です
ヤフーショッピングでオンラインで購入しましたが、売却価格は3〜5割程度でした。需要があるのか「送料着払い」での値段ですから、売り手側からすれば予想外の高値で売れるといえます
ベッドは引っ越しで不要になることがありますが、これだけの値段で売却できるなら買値が高めでも十分元が取れるのではないでしょうか
革靴A:38000円(3年6ヶ月)
ブランド:大塚製靴
生産国:日本
買値:38000円
売値:11000〜20000円
経過年数:3年6ヶ月
日本ブランド「大塚製靴」の革靴です。百貨店で購入しましたが知名度が薄いのか他のブランドのメーカーばかりで「そもそも売れるのか」問題はあります。売却価格は3〜5割程度でした
履きやすさは素晴らしいのですがテレワークと私服勤務により革靴はほぼ利用しなくなりました。革靴を購入するなら「リーガル」や「スコッチグレイン」など有名どころを買う方が売れやすいかもです
革靴B:52000円(3年6ヶ月)
ブランド:ステファノブランキーニ
生産国:イタリア
買値:52000円
売値:25000円
経過年数:3年6ヶ月
イタリアの「ステファノブランキーニ」は「大塚製靴」よりさらにマイナーなこともあり、あまり売買されていませんでした。4〜5割の価格になるかと思います
皮の品質は大塚製靴より良く、歩きジワができにくい一方で、非常に滑りやすく都心のアスファルトや駅で何度も転びそうになりました。ただし非常に細身のシルエットでデザイン性は抜群です
革靴は「メジャー」なブランドを購入する方が無難かもしれません
PC:106000円(3年6ヶ月)
ブランド:MacBookAir
生産国:アメリカ
買値:106000円
売値:37000円〜62000円
経過年数:3年6ヶ月
さすがはアップル製品。MacBookAirは幅はありますが3.5〜6割程度の高額で売却できるようです
お金持ちはルイヴィトンよりアップル製品を購入するというくらい、日本だけでなく海外でもアップル製品は超人気ですから値下がりしにくといえるでしょう
私はブログを始める前に3万円台のパソコンにするかMacBookAirか非常に迷ったのですが・・結論としてはMacBookAirを購入してよかったと思います
ホテルのラウンジでMacBookAirで作業しているときに思いがけない出来事があったこともあり、未だに愛用の一品です
ただし液晶など壊れやすく修理に高額の費用がかかるので大切に扱いましょう
財布:75600円(3年)
ブランド:PRADA
生産国:イタリア
買値:75600円
売値:17000円〜37000円
経過年数:3年
イタリアを代表するハイブランド「プラダ」の長財布です。状態によって売値がバラバラですが、頑張れば半額程度で売却できそうです
キャッシュレス時代かつ感染症で「現金」や「お札」を使う機会が減りました。身軽さという点では「ポケットに入らない」長財布はかさばって使いにくいんですよね
とはいえ年に数回は高級レストランやホテルを利用することがあるので、その際に重宝することは間違いありません
キーボード:80000円(3年)
ブランド:ROLAND
生産国:日本
買値:80000円
売値:33000円
経過年数:3年
別の 意味で名前が有名になったローランドのキーボード。同じ商品の売却履歴はありませんが、類似品ですと4割程度で売却できるようです
キーボードは値段だけ見れば中古を購入した方がお得かもしれませんが、私は過去にヤフオフで購入したキーボードがボロボロですぐに売却した経験があります
その意味ではキーボードは新品で購入し、不要になったら4割程度で引き取ってもらうのが良いのかなと個人的に思いました
掃除ロボット:38000円(1年6ヶ月)
ブランド:iRobotブラーバ380j
生産国:アメリカ
買値:38000円
売値:16000円〜31000円
経過年数:1年6ヶ月
今回紹介した高額商品の中でもっとも気に入っている掃除ロボットのブラーバ。ものによりますが「ほぼ値崩れなし」で売却することも可能です。ブラーバは定価の半額以上で売却されていることがわかりました
ブラーバは本当に購入して大正解だった商品です。当分売る気はありませんが、値崩れをしないことから見ても「買って損はない」商品であると自信をもって言えます
腕時計:440000円(1年未満)
ブランド:カルティエ
生産国:フランス
買値:440000円
売値:327000円〜352000円
経過年数:8ヶ月
今回紹介した中でもっとも高額の商品がカルティエのサントスデュモンの腕時計です。2019年の作品であることから7.5割以上で販売できるようです
ロレックスのように「値上がり」が期待できる腕時計ではありませんが、万が一生活に困ることがあれば2ヶ月分の生活費にすることができるので大切に利用したいと思います
デザイン性や高級感が抜群に良く、常に身につけているアイテムです
コート:110000円(1年未満)
ブランド:タリアトーレ
生産国:イタリア
買値:110000円
売値:30000円
経過年数:8ヶ月
イタリアのタリアトーレのチェスターコートです。現在は夏場なのであまり売れていませんが類似品を見ると3割程度になるようです
電化製品や皮製品と比較すると値下がり率が高いですよね。高額商品を購入するなら「革製品」や「電化製品」がオススメかもしれません
スニーカー:132000円(1年未満)
ブランド:ジョンロブ
生産国:イギリス
買値:132000円
売値:26500円〜63000円
経過年数:8ヶ月
英国最高峰の革靴メーカー「ジョンロブ」のスニーカー「レヴァー」です。革靴は20〜30万円という最高峰のブランドですがスニーカーなら10万円強とお買い得です(全く安くない)
スニーカーと言いつつエルメスグループで取り扱う本革を利用したレザースニーカーとなっております
売値に幅がありますが、保管状況がよければ半額弱で売れるようです。
トートバック:50000円(1年未満)
ブランド:Aniary
生産国:日本
買値:50000円
売値:16000円〜24000円
経過年数:8ヶ月
日本のレザーブランド「Aniaryアニアリ」のトートバックです。非常にシンプルでなおかつビジネス、プライベート両方で使えるデザインで気に入っています
売値は3〜5割というところですね。3割程度の販売が多かったので「ブランド価値」としてはそこまで高くはないのかなと思いました
高額商品を販売するといくらになるのか
今回紹介した3万円以上の商品を全て販売するといくらになるか計算してみました
購入金額合計:1,200,000円
もっとも安い売値の場合:563,500円(47%)
もっとも高い売値の場合:717,000円(60%)
計算したところ正規購入金額の「47%〜60%」で販売できるようです。ただしこれは腕時計の比率が大きいのでこれを除外すると以下のようになります
購入金額:760,000円
もっとも安い売値の場合:236,500円(31%)
もっとも高い売値の場合:365,000円(48%)
腕時計を除くと販売金額は31%〜48%になります。つまり高額商品を購入した場合のリセールバリューは3〜5割ということになります
値崩れしにくいのは腕時計、電化製品ですね。逆にファッション系のアイテムは大きく値下がりしやすい印象です
元々は「ハイブランドや品質の良いアイテムは3年後でも50%以上で売却できる」と考えていましたが、いくらハイブランドでも数年後には3割程度になってしまう可能性が高いということがわかりました
まとめ。高額商品を購入するときは慎重に!
今回は私が過去に購入した「3万円以上の高額商品」は数年後に値崩れするのかということについてまとめてみました
結論としては「高額商品のほとんどは3〜5割の価格になってしまう」ということです。ハイブランドなら定価とほぼ同じ値段で売れるというのは幻想でした
もちろんハイブランドの中には値崩れしにくいものがあるのは事実です。しかし一般的には高額商品は中古になると大きく値段が下がるということをお伝えできればと思います
3万円以上の商品を購入するときは慎重に検討しましょう。「数年後に同じくらいの値段で売れるだろう」と思っていると、想像よりも値崩れしているかもしれません