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東京生まれ港区一人暮らし3年目の男が次に住みたい場所を真剣に考えてみた。

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東京に住みたい人:東京に住んでみたい。でも東京は大きいから住む場所で大きく生活が変わりそう。実際に東京に詳しい人の話を聞きたい。

 

タクミです。東京生まれで港区に一人暮らしして3年目になります。

 

私はスーモなどのサイトで賃貸物件を見るのが趣味です。

 

  • こんなおしゃれな部屋に住みたい。
  • 都心のアクセス抜群の場所に住みたい。
  • キングベットが置ける寝室がある家に住みたい。

 

東京の物件を見ていると「この物件に住みたい!」と思うのですが、大抵は「家賃の高さ」で諦めることになります。

 

そうです。東京は日本一家賃相場が高いのがネックなのです。

 

「先進国と比較すれば東京の家賃相場は安い」という意見もありますが、日本の企業で働いて日本で暮らす人にとっては「収入の範囲内」の生活しかできませんよね。

 

そこで今回は東京の下町生まれで、都心部に住むことの憧れから新宿区神楽坂に3年、港区麻布に3年住んだ「都心大好き」な私が、次に引越ししたい場所を真剣に考えてみました。

 

なお今回は一人暮らしだけではなく、二人暮らしをする場合に住みやすそうな場所を探してみました。

 

家賃さえ払えれば住む場所は自由に選べる時代ですが、どこに住むのがベストなのか、物件選びをしている方の参考になれば嬉しいです。

 

 

 

東京生まれ港区一人暮らし3年目の男が次に住みたい場所を真剣に考えてみた。

前提:住む場所は職場の近くがオススメ。

私の考えですが、住む場所は職場の近くが良いと思います。

 

それはなぜかといえば「職場が近いと仕事のストレスを大幅に減らせる」からです。

 

最近はテレワークや時差通勤により、数年前よりも満員電車に遭遇することは減りました。

 

特に私は週5日フルフルでテレワーク・デイもあるので、職場の近くに住まないという選択肢もあります。

 

しかし、それでも私は職場の近くに住むことをオススメします。

 

その理由は「たまに発生する職場の出勤日の通勤を楽にする」ことを目的にしているからです。

 

テレワークが当たり前の企業に勤めている私ですら、出勤を0にすることはできません。

 

くつろぐためのスペースである自宅よりも、働きやすい環境を最優先にしているオフィスの方が仕事が捗ることも当たり前です。

 

そのため、今後も職場の出勤日があることを考慮すると「職場の近く=都心部」が候補になると考えています。

 

まずは、今の住んでいる場所について分析した上で、次にどこに住むのがベストか考えてみます。

 

現状分析。港区麻布の住みやすさと住みにくさは?

私は港区麻布に3年間一人暮らししています。

 

住んでみてわかることは「住む場所に完璧な場所は存在しない」ということです。

 

まずは港区麻布の住みやすさを分析すると、以下の通りであることがわかりました。

 

  • 一人暮らしに優しい(単身者が多いのでスーパー・コンビニ充実)
  • オフィスの通勤が苦痛ではない(片道45分、かつ南北線は大体空いている)
  • 道が綺麗で散歩するだけで楽しい(青山、六本木、広尾、白金、高輪が徒歩圏内)
  • 六本木に歩ける(仕事・勉強ができるアカデミーヒルズで勉強できる)
  • 周囲に自慢できる(港区住み・麻布住みのステータスは想像以上にすごい)

 

次に港区麻布の住みにくさを考えます。

 

  • 家賃が高い(20平米の狭さで賃料11万円。二人暮らしだと20万円超え)
  • 休日に街宣車が来るとうるさい(麻布には大使館が大体数を占めるため)
  • 朝は人が少なく閑静だが夜は賑やかで落ち着かない(麻布十番商店街は賑わってます)
  • オフィスまで実は近くない(徒歩圏内か片道15分が理想。最長30分以内が良い)
  • 主要駅へのアクセスが良くない(南北線・大江戸線のみで東京・銀座に行きにくい)

 

それでは次に引越しをしたい場所について考えてみます。

 

候補1:文京区(本郷・小石川)

候補1は文京区の本郷・小石川近辺です。

 

文京区の本郷・小石川近辺の住みやすさについてまとめてみました。

 

  • 文教地区であり教育熱心なファミリーに良い(将来結婚するならいいかも)
  • 東大に徒歩で通える(図書館や食堂が利用できる。勉強に集中できそう)
  • スパラクーアに通える(私が30回は通っているサウナー御用達の施設です)
  • 治安の良さが抜群(文京区の治安の良さは日本トップレベルです)
  • 文京区のイメージは良い(ネガティブな印象はわかないのではないでしょうか)
  • 丘の上の家なら見晴らしが良好そう(文京区は高台が多い)

 

次に文京区の本郷・小石川近辺の住みにくさについてまとめました。

 

  • 娯楽施設が後楽園くらいしかない(六本木のような場所ではない)
  • 本郷三丁目は人が多く混雑している(以外にも利用者が多い場所です)
  • 後楽園近くは野球観戦・ジェットコースターの騒音がある(叫び声はデフォルトです)
  • スーパーはあまり充実していない(まいばすけっとばかりのイメージです)
  • 坂が多いので自転車生活に向かない(東大前の坂で過去に腰を痛めました)

 

私は少年時代から野球観戦のために東京ドームに行ってましたし、学生時代からスパラクーア に通っていたこともあり、後楽園付近はお気に入りの場所です。

 

騒音関連のデメリットや娯楽施設の少なさはありますが、ラクーアの会員になり「プールとスパ(サウナ付き)」の環境を手に入れるか、東大の御殿下という場所の年会費を支払って同じく「プールとサウナ(小さいです)」の環境を手に入れるという楽しみはあります。

 

港区の生活に大満足しており、少し落ち着いて勉強や身体を鍛えることに集中するには最高の場所に感じます。

 

また2人暮らしの家賃相場(40平米相当)は14〜18万円と、港区ほど激しく高いわけではないので、地に足ついた生活が送れそうです。

 

職場までのアクセスは今の港区麻布の物件とさほど変わらないか、少々改善されると思いますので、あまり期待はしていません。

 

候補2:千代田区(番町・九段下・九段南・麹町)

第二候補は千代田区の番町・九段下・九段南・麹町近辺です。

 

ハイグレードなマンションが立ち並ぶことから、高級官僚や重役が住まれていたり、有名な学校がたくさん存在するので文教地区でもあります。

 

千代田区の番町・九段下・九段南・麹町近辺の住みやすさについてまとめました。

 

  • 番町(一番町〜六番町)は日本トップレベルのステータス(一般知名度は薄いですが)
  • オフィスのアクセスが良い(東京ど真ん中なのでオフィスに限らずどの場所にもいける)
  • 使える駅が多い(市ヶ谷・四ツ谷・麹町・半蔵門・九段下など駅が多い)
  • 治安は抜群に良い(人が少ない上に娯楽施設がないため)
  • 千鳥が渕公園や皇居が徒歩圏内(都心のオアシス・散歩も楽しい)

 

千代田区の番町・九段下・九段南・麹町近辺の住みにくさは以下の通りです。

 

  • 家賃が高い(港区麻布と同等。住めるレベルのマンションは大通り沿いが多い)
  • 騒音の可能性がある(靖国神社や法政大学があるので街宣車やデモがありそう)
  • 娯楽施設はない(文京区以上に娯楽がない)
  • 物件が少ない(港区麻布のように小規模マンションが多くはないので候補が少ない)

 

文京区の場合は勉強環境やプール・サウナ環境もありますし、買い物も可能ですが、千代田区番町近辺になると、ほとんどなくなるのが辛いところです。

 

また家賃相場も港区並みに高く、候補の物件も少ないので、穴場物件が出る可能性もなかなか難しそうかなと思います。

 

とはいえ、一度は「千代田区番町に住んでいる」と行ってみたい気もするので、候補に挙げてみました。

 

 

 

 

候補3:中央区(日本橋)

第三候補は中央区の日本橋です。

 

日本橋はかなり広大な立地を持っており「日本橋〇〇町」という名前の住所がたくさんあります。

 

また日本橋は江戸時代から下町としての要素があることから、人々が住むための環境が残っており、物件候補も意外にも多いことがわかりました。

 

中央区で人気といえば「佃(つくだ)」「勝どき」「月島」近辺のリーズナブルなタワーマンションですが、今回は日本橋に絞ってみました。

 

中央区日本橋の住みやすさは以下の通りです。

 

  • 東京駅に徒歩圏内(日本が誇る駅。ここにアクセスできればどこでもいける)
  • 銀座に徒歩圏内(娯楽施設・ショッピングが充実)
  • 下町感が残っているので落ち着く(人形町・水天宮など風情のある雰囲気)
  • 治安が良い(銀座近辺の繁華街を除けば、のんびりした雰囲気)
  • 川沿いにアクセスが可能(ランニング・サイクリングが捗る)
  • 2人暮らし・ファミリー用物件がある(浜町あたりにたくさんありリーズナブル)
  • オフィスに近くなる(私の場合、日本橋なら自転車通勤可能な距離)

 

中央区日本橋の住みにくさは以下の通りです。

 

  • 高速や大通りが多く物件によっては騒音がある(引越し前に要チェック)
  • オフィス街なので平日は落ち着かない(人が多いと落ち着かないですよね)
  • 川が多く低地であるので水害が気になる(下町特有です。麻布十番も同じです)

 

日本橋は銀座が近く主要な企業を就職活動で巡った記憶もあり、お気に入りの場所です。

 

私自身、下町生まれなこともあり、実は神楽坂時代も麻布も下町側の低地に住んでいます。商店街があると落ち着くのですよね。

 

逆に今までは低地に住んできたことから、文京区や千代田区の高台に一度は住んでみたい気持ちもありますが、やはり下町特有の住みやすさに惹かれる部分はあります。

 

 

 

 

まとめ。都心に住む魅力は一層増している。

今回は東京生まれで港区に一人暮らししている「都心大好き」な私が思う「次に住みたい場所」をまとめました。

 

今回はご紹介できていませんが、東京には他にもたくさんの魅力的な街があります。

 

私は20代〜30代の若いうちも含め、将来家族を持ったとしても都心部に住むライフスタイルを楽しみたいと考えています。

 

最近はテレワーク需要が高まったことで、都心部から郊外や都外に引越しをする人も増えそうです。

 

実際に私の知り合い数人も、都心部かより部屋の広い郊外に住む人が増えた印象です。

 

しかし、私はあえて都心部の利便性が高まるのではないかと考えています。

 

その理由はオフィス出勤の人が減ったことで、都心部の商業施設や交通機関の混雑が緩和されると考えるからです。

 

もちろん、都心部に住むデメリットも多くありますが、例えば短期間のお試しでも良いので、ぜひ一度は都心部に住んでみて、その利便性を体験してみてはいかがでしょうか。