シンプル都心ライフ

都内で働くITエンジニアの都心ライフ。主要キーワード:大学院/TOEIC/就活/都心ライフ/ホテル/SPG/米国株投資/副業

会社員は勉強しなくていい?実際に働く会社員が考えてみた。

タクミです。

 

学生時代に勉強が嫌いになっている人は「会社員になれば勉強しなくていいのかな」と思っているのではないかと思います。

 

会社員は仕事に時間を使う一方で、勉強には時間を使わないイメージがあります。

 

どこかのデータによると会社員の1日の勉強時間は「6分」というものもあります。

 

それでは実際に会社員は勉強しているのでしょうか。

 

また会社員になっても勉強はしたいけど、何を勉強したら良いかわからない人もいますよね。

 

今回は会社員で数年間働いてきた私が、会社員は勉強しなくてもいいのか考えてみました。

 

 

会社員は勉強しなくていい?実際に働く会社員が考えてみた。

前提:勉強は本でするものだけではない。

まず前提ですが、勉強は本や専門書を読むことだけに限りません。

 

インターネットで情報収集することも勉強ですし、勉強会に参加することや、誰かから新しい知識を学ぶことも勉強です。

 

学生時代は国語、数学、英語など、勉強する対象が明確に決まっており、点数までつけてもらえました。

 

一方で会社員は点数がつけられる勉強は必要にならない場合が多いです。

 

そのため実際には勉強しているんだけど「本や参考書を買って読書や資格試験をしている時間は少ない」ということになると思います。

 

私の周りを見ていても、インターネットを使って情報収集している人はたくさんいるので、これも勉強をしているということになると思います。

 

会社員は勉強は必須ではない。

会社員になると、勉強は必須ではなくなります。

 

もちろん業種によって勉強が必要な場合はありますが、たいていの企業では、企業内で研修があったり、先輩、上司から仕事を教えてもらうケースが大半です。

 

そのため、会社員になると入社何年目までに「〇〇の試験で合格すること」という明確な勉強が必要なケースは少なくなります。

 

なので、会社員は勉強が必要なのかというと、多くの場合は勉強は不要になります。

 

業種によっては生涯学習が必要になる。

しかし一部の業種では会社員になっても、平日の朝や夜、休日を使って勉強をする必要があります。

 

私も所属している「IT」業界では、「基本情報技術者」「応用情報技術者」「プロジェクトマネジメント」「ネットワークスペシャリスト」など、数多くの資格があります。

 

どれも半年〜1年以上は勉強をする必要がありますし、会社によっては昇進の条件になっており、勉強せざるを得ないことがあります。

 

またIT業界は年々、新しい技術が実験的に作られていくので、資格試験だけすればOKではなく、常に新しい情報を学んでいかないと、知識が使えなくなってしまいます。

 

一方で金融、商社であれば貿易関連、金融関連の資格をとる必要がありますし、理系エンジニアであれば、専門の分野を勉強する必要があります。

 

とはいえ、若手のうちに資格を取得すればOKという場合には30代以降は勉強をする必要はなくなります。

 

会社員だから勉強0で良いというわけではなく、若手のうち勉強が必要になる

 

勉強しないのは楽だけどつまらない。

このように一般的には会社員になった数年間は仕事を覚えるために勉強が必要になりますが、一旦、仕事を覚えた後は、勉強は必要なくなってきます。

 

一見、勉強する必要がないのは楽なのですが、その一方で「仕事しかやることがないのでつまらない」という感覚を保つようになります。

 

趣味を持っている人は良いのですが、学生時代から勉強を最優先にしてきた人にとって、勉強で評価されない状態になると、何をしたらよいかわからなくなってきます。

 

業種の異なるプログラミングやTOEICの勉強をすることで、多少は年収が上がる可能性はありますが、既に働きながらスキルアップの勉強をするモチベーションはなかなか上がりにくいでしょう。

 

会社員になってから本当の勉強が始まる。

結論として、会社員になると「何を勉強するかを自分で考える」必要が出てきます。

 

インターネットや周囲の人に何を勉強しているのかを聞いても良いですが、最終的に何を勉強するかはあなた次第になってきます。

 

本を読むにしても、今まで学んでこなかった分野にするか、苦手意識のある分野をじっくり勉強しなおすか、得意分野をさらに強化するかは、自由に決められます。

 

また、一切勉強をせず、趣味に時間を使うという選択もありますし、できるだけ睡眠の時間に当てたいという人もいると思います。

 

会社員になると、学生時代とは異なり「自分で時間の使い方を考える」必要が出てきます。

 

学生時代は、勉強の内容が明確だったので興味がない分野も勉強する必要がありますが、会社員は好きなジャンルの勉強をできるようになります。

 

その分、能動的に何を勉強するか、もしくはしないかを決める必要があるので、学生時代の方が楽だったかもしれないと考えています。

 

せっかく数十年間の学生生活を通して勉強する習慣を身に付けたのですから、会社員になって勉強を辞めてしまわずに、いろいろなジャンルの勉強にトライした方がお得な気がします。

 

また勉強するときにおすすめなのが「ブログ」「Twitter」などで学んだ内容を公開してみることです。

 

アウトプット中心にすることで、情報をインプットするだけでは正確に理解できていない部分まで記憶に定着させることができます。

 

会社員になったら勉強を辞めて楽に生きようと考えるよりも、会社員になったら好きな勉強ができるようになると考えて、様々なジャンルの学習を始めてみてはいかがでしょうか。