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朝日記を1年間継続した結果【効果はあるのか】

タクミです。

 

IPadとappleペンシルを購入してから、毎日のようにメモをとるようになりました。

 

ブログを書くことも一つの手段ですが、思考をメモに書き出す「アウトプット」の習慣は本当に価値があると実感しています。

 

特に「朝日記」はぜひ習慣にしてほしいと思います。私自身、毎日ではないですが、時間を見つけては、iPadの「Goodnotes」というアプリを使って日記を書いてみました。

 

今回は、半年間、朝日記をやってわかったことをまとめます。

 

 

朝日記を1年間継続した結果。【効果はあるのか】

朝日記のやり方とルール

朝日記のやり方とルールはシンプルです。タイトルやテーマを決めずに「頭の中に沸いたことをそのまま書く」というもの。

 

十分に睡眠をとった日も、そうでない日もありますが、朝は最も思考が働く時間帯です。

 

この時に頭の中に沸いたことをメモに書き出す、ということだけを意識して書きます。

 

時間は30分程度を目安にしていますが、途中で別のことをしてから追記することもありますし、時間がないときは5分程度でやめて、次の日に続きを書いたりしています。

 

ルールを厳しくしてしまうと習慣化できないので、とにかく継続しやすいようにルールを決めて取り組むことをおすすめします。

 

なお道具は「iPad」「applepencil」に加えて、書き心地をよくするシートを使っています。

 

紙とペンでもOKです。私はどこでも書けること、紙のコストを考えてiPadにしています。

 

朝日記1ヶ月目:日常のことが中心

朝日記を始めて1ヶ月目は日常のことが中心になりました。最近買ったものの評価や生活をする上で感じたことを書いています。

 

最近の出来事は記憶も鮮明なので、書きやすいというのが理由だと思います。

 

また支出を管理したかったということも理由の一つです。日記を始めた当初は、ちょうど新しいマンションに引っ越したタイミングで、家具の買い替えが頻繁にあり、支出を管理しないとまずいと思っていました。

 

そのため、「ドラム式20万円、ダイニングテーブル2万円、年間支出は〇〇だが、このペースで貯金は〇〇となる」というような、お金のシミュレーションが多かったです。

 

私は買ったものの値段を数年経っても覚えています。これはブログや日記に値段を書いているためです。何かを買った際は、金額を書き出してみると、記憶に残りやすいのでおすすめです。

 

朝日記2~3ヶ月目:行動に至った心境を書くことが増える

朝日記を2〜3ヶ月続けていくと、何か行動をした際の心境を書くことが増えてきました。

 

1ヶ月目は「ドラム式を買った。快適だ」というくらいしか書いていなかったものが、「ドラム式を買った。これで時間が〇〇時間生み出せる。そう考えると十分なリターンが得られている」のように、買い物一つとっても深掘りできるようになりました。

 

また感謝の気持ちを書くことも増えてきました。最初は自分のことばかり書いていたのが、「両親や他の人のおかげで健康で働けるようになった」というように、過去の経緯をもとに感謝の気持ちを書くことが増えました。

 

これはとても良い習慣だと思いました。よく「感謝の気持ちを書く」というやり方が本にのっていますが、強制的に感謝の気持ちを書こうとしてもうまくいかないものです。

 

そうではなく、あくまで「日記」レベルで、目的を持たずに頭の中の思考を書き出すことを続けた結果、最初は「自分のこと」が中心になり、2〜3ヶ月すると「自分の周囲の人」に矛先が変わりました。

 

このことから、自分のことは1ヶ月もあれば書き切ってしまう程度のことしかない、ということがわかりました。

 

朝日記4〜6ヶ月目:仕事のことを書き始める

4〜6ヶ月目になると仕事に対することを書き始めるようになりました。

 

私はブログでは仕事のことはあまり書いていません。会社員という立場のため、お客様や業務内容を書くことはできないためです。残業や働き方の記事しか書いていないです。

 

また、プライベートの日記にも仕事のことはあまり書いていませんでした。本業のことをプライベートでも考えると疲れるから、というのが理由です。

 

しかし、日記を続けていくと、今まで避けてきた仕事のことについても書き始めるようになりました。今までの仕事ぶりや自分への評価、出世したいのか転職したいのか、上司との相性、などです。

 

仕事に関する日記を書いていてわかったことは、仕事もプライベートも同じもの、ということです。仕事があることで、プライベートも充実するので、変に切り離して考えなくてもよかったと思いました。

 

過去の赤裸々な仕事の失敗や、その時考えていたことなども含めて、自分自身があまり触れたくない部分も日記に書き出すようになりました。そして書き出した後はスッキリした気持ちになることがわかりました。

 

日記に書いてみるとわかるのですが、仕事のことを振り返ってみると、嫌なことは記憶が薄れてきており、楽しかったことが残っていることがわかりました。無意識にポジティブなことだけを記憶に残しているのかもしれません。そうでないとストレスフルで倒れてしまうので。

 

日記を続けると、自分が避けてきたテーマについても、振り返ることができるようになりました。

 

朝日記6ヶ月〜1年:過去の成長過程を書くことが増えた

朝日記を半年以上やり続けると、テーマはその日によってバラバラですが、過去の自分の成長について触れる機会が増えてきました。

 

例えば買い物一つとっても、学生時代にしまむらやジーンズメイトで買っていた時代から、1着10万円越えのコートやジャケットを買うようになった経緯を追うことで、成長したなということが実感できます。

 

仕事では、飲み会の幹事でメール文章1つ作るのにいつまでも悩んでいた新卒時代から、海外出張を一人でこなして英語でプレゼンするまでに成長できたことを書き出してみたり。

 

人付き合いもシャイで受け身だった学生時代から、初対面の人とも問題なく交流できるようになったり。

 

資格も新しいものを取得したり、ブログや日記も継続できている、ということを実感できるようになります。

 

朝日記を続けることで、短期的にみると成長が止まっているように見えても、長い目で見れば少しずつできることが増えている、ということに気づくことができました。

 

まとめ。朝日記を続けると、心が安定してくる。

今回は1年間朝日記を続けてみて、私自身に起こった変化について書いてみました。

 

朝日記を続けることで、心が安定してくる、という実感を持つことができます。

 

あまり触れたくなかった過去のことや仕事のことについても、真正面から向き合うことで、気持ちが楽になりますし、お金の管理についても、単に家計簿をつけるのとは別軸で「お金を使って良かったかどうか」を冷静に分析できるようになりました。

 

また、単に頭の中の思考を書き出す、という作業時代が楽しくなってきて、朝日記をしたいから、朝に10分でも時間を作りたい、と思うようになりました。

 

多くの人もそうだと思いますが、現代は情報が多すぎてインプット過多になっています。どこかで吐き出す場所を作らないと、常に頭の中が必要な情報とそうでない情報でごちゃごちゃになってしまい、疲れてしまいます。

 

朝日記に限らず、アウトプットする場を作るのが良いのですが、特に朝日記であれば、自分しか日記を見る人はいませんから、自由な発想で恥ずかしかったことや、本当にやりたいことなどをアウトプットすることができます。

 

要は「自然体でアウトプットできる」ということです。今のようにブログに書くときは、読みやすい文体で、かっこいいことを書こう、というように気持ちがなってしまいますが、日記ならそのようなこともなく、バンバン自分の書きたいことをかけるようになります。

 

また日記を続けることで、同じことでも深掘りして考えるようになりました。思考が整理されたり、深く考えるようになると、気持ちが安定してきて、楽しくなってきます。

 

ぜひ朝の5分でも、1行だけでも良いので、朝日記の習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。