タクミです。
今回はリセールバリューについて。簡単にいうと「ものを購入し、不要になって売った場合に、買った値段と売った値段が近いもの」が「リセールバリューが高い」といいます。
「値下がりしにくいもの」というのは、それだけ多くの人から需要があるものということです。
とはいえ、誰かが使って「中古」になったものですから、ほとんどの商品は「新品」のときよりも確実に売値は下がります。
今回は、私タクミが過去に購入したものの中で、リセールバリューが高かったものをご紹介します。
結論としては「電化製品」「高級ブランドの腕時計」はリセールバリューが高く、「服」「靴」はリセールバリューが低いことがわかりました。
欲しいものがあるけど、不要になったときに高く売れるのかな？という疑問をもつ人の参考になれば嬉しいです。
リセールバリューが高いもの。低いもの【腕時計はすごい】
唯一の値上がり商品
結論で書いたとおり、通常は中古商品は新品価格よりも安くなります。
そんな中で、私タクミの所持しているものの中で、唯一「値上がり」したのが「腕時計」です。
具体的には「カルティエ」の腕時計です。
２０１９年１２月に銀座のカルティエ本店で購入。当時の価格は434,000円でした。
２０２３年７月現在、610,500円に値上がりしています。4年間で40％も値上がりしています。
カルティエは定期的に値上げをしています。
中古販売価格とは異なりますが、中古価格を楽天で見たところ「33万円〜51万円」で販売されています。
仮に33万円で売れた場合、手数料を3万円払っても手元に30万円が戻ります。
すると、約44万円で購入しているので、14万円が支払い価格になります。
つまり、2019年から4年間。14万円でカルティエの高級時計を楽しめることになるのです。
これが40万円近くで販売できれば、もっとお得になる計算です。
私は購入当初は、値上がりする想定は持っていませんでした。
腕時計の投資といえばロレックスのほうが有名ですし、当時はロレックスを欲しいという気持ちがありませんでした。
いずれにしても、高級腕時計は周囲からの評価を大きく変えてくれるうえに、リセールバリューも非常に高い（ものによっては新品価格よりも高く売れる）という最強のアイテムです。
そして、「軽くて持ち運びに便利」というのが実は一番のメリットです。
大きく重量があるものは移動が不便ですし、高価で販売できても配送料が1万円近くかかってしまうこともあります。
その点、腕時計は腕につけてどこにでも持ち運べるものですから、富裕層が好むのも納得です。
家電は強い
家電系もリセールバリューが高いです。
価格としては腕時計よりも数段低いものの、３年〜５年利用した炊飯器、電子圧力鍋、電子レンジや掃除機、掃除ロボット、湯沸かし器、ヨーグルトメーカーなど。なんでもメルカリで売れます。
家電が強いのは、「機能が優れていること」です。
多少、見た目がボロくても、ご飯を炊いたり、瞬時にお湯を作ってくれる便利な機能は、なにも変化はありません。
特に日本製のメーカーなら、3〜5年程度ではまだまだ使えます。
残念な話。服はリセールバリューが低い
残念ながら、服はどれを購入してもリセールバリューは低くなります。
海外でブランド品を安く仕入れて、日本で高く販売するくらいしか、リセールバリューを高める方法はありません。
3万円代のイタリア製、イギリス製のシャツ、ボトムス、ニットは、どれも5000円以下でしか売れません。
私が過去に購入した中で一番高額だったジョンロブのスニーカーは、132,000円で購入したものは、2万円前半の価格でしか売れませんでした。
少しでもお小遣いになるという意味では、服は多少安くてもメルカリでどんどん売却してみることをおすすめしますが、値下がりしにくい服を探すのは、一般の人にはハードルが高いので避けたほうが良いです。
ただ、服や靴が嬉しいのは、「買い取ってくれる人がいる」ということです。
3〜4年以上着ていた服を買い取ってもらえるということは、中古の服や靴の需要は大きいということです。
結論としてはありきたりですが、基本的にはユニクロで購入すればどれも問題なく、こだわりたいアイテム（シャツなど）だけは、1万円以上のイタリア製のものを買うなど、メリハリをつけることをおすすめします。
まとめ。リセールバリューをほどほどに意識しよう。
投資家でもないかぎり、「リセールバリュー」を常に意識する必要はありません。
欲しいものは人それぞれです。ただ「周囲が欲しがっているものを持ってみたい」ということもあると思います。
- テレビやYouTubeの有名人が身につけていたアイテム
- 社会人の初のボーナスで買う腕時計やスーツ
「自分が欲しいわけではないけど、周囲が欲しがっているものがどんな素敵なものか知りたい」
このような欲求でものを買うときには、事前にメルカリでリセールバリューを調べておくことがおすすめです。
そうすれば、たとえ自分は気に入らなかったとしても、少しの出費で商品を持っていた体験を買えたわけですからね。
新しい体験をするお金が減ることで、次の新しい体験を買うことができるようになります。
衝動買いはできるだけ避けるべきですが、何か欲しいものがでた場合は、一度はリセールバリューを気にしてみるのはいかがでしょうか。
