タクミです。
資格勉強は、仕事を続けながらできるものですので、多くの方が挑戦していると思います。
私自身、20代は何度も不合格になった試験もありますし、リベンジに失敗した試験もあります。
その中でも、粘り強く受けつづけることで、IT関連の資格を5つ取得することができました。
とはいえ、資格は膨大な数があります。
私はIT分野を本業にしていますので、30代の今、今後の専門性を身につけるのはどうすべきかと考えてみました。
30代からの専門性を向上させるための資格取得の道
本業のスキル
私が保有している本業のスキルですが、システム開発、およびプロジェクトマネメントの知識になります。
この分野は需要は大きいのですが、私の専門性の場合、プログラミングのように個人でコードを書いてものを作るのではなく、チームを率いてスケジュール管理するスキルになります。
つまり、どこかの組織に所属して複数チームが存在している環境でしか、私のスキルは活かせません。
また、IT分野だけを理解しても、会計、ビジネス、法律がわからないと偏ったスキルにしかなりません。
汎用的なビジネススキルの重要性
そこで、技術系の専門性に加えて、ビジネス関連の知識についても身につける必要があると考えました。
一番良いのは「士業」です。しかし働きながら医者、弁護士、会計士に受かるのは、これまた現実的ではありません。
理系の特権を活かすなら弁理士があります。しかし、これまた難関資格として知られています。
となると、中小企業診断士、社労士、行政書士など、働きながらもギリギリ目指せる士業が候補になります。
スモールステップで資格挑戦
とはいえ、私は法律関連の勉強はしてこなかったので、まずはビジネス実務法務検定から学習することにしました。
ビジネス実務法務検定は年間2回の受験チャンスがあり、1回の受験で3級・2級を併願受験できるので、うまくいけば一気に2級まで取得できます。
一番近い受験日は6月末〜7月頭。少なくとも3級合格はできるように学習を進めます。
本業分野のスキル強化
一方で、IT分野は、基礎力の証明になる応用情報技術者試験はおそらく合格できているので、この先のレベルが1つ上の高度区分を狙ってみます。
具体的には、昨年2023年春に落ちた情報処理安全情報確保支援士を、2024年秋に狙っていこうと思います。
2024年の受験予定は決まりました。余力があればAWSや簿記をやりたいですが、バラバラと勉強すると効率が悪いので、まずは上記2つを学習します。
来年2025年の受験予定ですが、安全情報確保支援士の予備受験。もしくはネットワークスペシャリストを狙うのも良いです。
また秋には宅建の資格があります。情報処理の試験と被りますが、私が取得したい情報処理の試験は、安全情報確保支援士以外は、すべて春の受験です。
ということで、2025年の受験予定も決まりました。
30代後半の資格取得プラン
2026年以降は30代後半の年になります。
本業としては資格は取り切っている状態ですが、今後は管理職の昇進試験が待っています。
それでは受験関連の資格は?ということですが、ここから1年以上の準備が必要な試験を受けます。
候補としては行政書士、社労士、中小企業診断士などです。
このうち、中小企業診断士は、受験項目の7科目のうち「経営情報システム」は応用情報技術者試験で免除です。
どの試験も1000時間以上の学習が必要ということで、資格勉強が苦手な私は1.5倍は見積もって1500時間は勉強しないといけません。
1年間360時間程度ですと5年かかりますので40代になっています。
もし士業関連の資格をうける場合は、なんとか1年間で500時間を勉強して3年で取得できるプランで行きたいです。
大学院の再入学プラン
他にはMBAです。本業をやりながらMBAを取れる大学院を探してみます。
候補として一橋や早稲田のMBAがあります。どちらも都内で学習が可能ですが、学生のタイプとしては一橋の方が近いようです。
平日と土曜日を学習に充てる必要がありますが、今の本業の環境であれば、なんとか通うこともできそうです。
長くなりましたが、30代からの資格取得プランをまとめてみました。
20代は本業に必要な資格をとることで精一杯でしたが、勉強習慣を身につけられたおかげで、30代になっても学習意欲が残っています。
計画だけなら無料でたてられますし、資格も大学も受験料だけ払えば、何度でもトライできることが魅力です。
人生はまだまだ長いですから、30代の方も新しい資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。