タクミです。
新しい趣味として「皇居ラン」を始めました。
千代田区に引っ越してもうすぐ4年経ちますが、もっと早く始めれば良かったと思うくらい、楽しいものでした。
皇居ランのメリットについてまとめます。
楽しい趣味:皇居ランの魅力
1周5kmなのに初心者でも走りやすい
皇居の1周は5kmです。100mの校庭を50周分ですからそれなりの距離があります。
しかし5kmを走ってみると、気持ちゆっくり目で走っても35分〜40分程度で1周することができます。
これは1kmあたり7〜8分です。これくらいの運動量でも翌日は足がパンパンですし熟睡できるくらいの疲れがあります。
いきなり5kmをランニングしようとすると足が重くなりますが、皇居では1周の場所ごとに傾斜や景色が変わります。
そのため、景色を楽しんでいたらいつの間にか1周できているものです。
距離だけでみると初心者には長いですが、景色があり、眺望に変化があることから、飽きずに走りきりやすい環境といえます。
みんな頑張って走っているので励みになる
時間帯によりますが、皇居ランはプロの方から初心者のご高齢の方、1人からグループの方まで、多種多様です。
全員が頑張って走っているのをみることになりますので、自分も頑張ろうという気持ちになります。
逆にいえば無理して走ってしまうリスクもありますが、皇居ラン目的でない人もたくさんいるので、途中で歩いたり休憩しても全く問題ありません。
1人で皇居ランをする人も、みんなで頑張って走っている感覚を味わうことができるので、1人で誰もいない場所を走るよりも、気持ち的に走りやすいと思います。
途中で退出できるようになっている
皇居周辺は、多くの駅があります。
北:東西線の竹橋駅や、新宿線の九段下。
西:千代田線の麹町、半蔵門線の半蔵門。
南:日比谷線の日比谷や、千代田線の桜田門。
東:千代田線の二重橋駅や東西線の大手町駅、東京駅。
このように皇居周辺は電車が充実しているので、疲れてしまったら近くの駅から退出しやすい環境が揃っています。
皇居1周の5kmは歩くと距離がありますので、歩いてスタート地点に行くのは大変ですが、近くの駅からスタート地点、もしくは家まで移動すれば良いので、アクセスは抜群です。
皇居ランの注意点
皇居ランは想像以上に楽しい経験でしたが、いくつか注意点があります。
まず、前提として歩道を走る必要があるので、歩行者が最優先です。
タイムアタックで皇居ランをする人は、途中で歩行者が多い場所ではたちどまる必要があります。
また海外からの観光客も多く、ご高齢の方も多いですから、歩行者には最大限に配慮して走ることが大切です。
私自身、別の場所ですが、平日に通勤している時に、歩道をかなりのスピードでランナーが走り抜けていくのをみると、あまり気分がよくありません。
また、走る方向は逆時計回りです。逆走している人もたまにいますが、他のランナーに合わせて同じ方向に走りましょう。
この点を踏まえると、早朝や夜間帯など、皇居周辺の人通りが少ない時間帯に走ることをお勧めします。
皇居ラン用の施設が充実している
これから皇居ランを始める人にとって、ネックとなるのが荷物です。
ランニング中は、スマホや財布などをもって走るのは負荷がかかります。
私自身、ジャージの後ろポケットにスマホとキーケースを入れて走ったのですが、かなり疲労が溜まりました。
遠方から来る方なら、それこそ着替えやランニング用グッズを持ってきている人も多いと思います。
皇居の周辺には、有料ですが荷物を預けたり、シャワーを利用できる場所がありますので、快適に皇居ランを楽しむなら、そのような施設を利用することをおすすめします。
逆に皇居近隣に住んでいる方の場合は、持ち物はスマホと鍵、財布くらいですので、お腹に巻けるランニング用のバッグを買って、負荷を軽減するほうが走りやすいです。
私は初心者すぎて、ユニクロのTシャツにジャージ、スニーカーでない靴というアイテムで皇居ランをしましたので、想像以上に負荷がかかりました。
お金をかけすぎる必要はありませんが、走りやすいスニーカーと、小物をお腹周りにキープできるランニング用バッグはあると便利だと思います。
ということで、皇居ランに初挑戦してみた感想をまとめました。
今までも月に1〜3回は皇居周辺を散歩していたのですが、皇居ランは初めての試みでした。
普段、軽い腕立てやスクワットしか運動をしていないランニング初心者の私でも、なんとか1周走りきることができましたので、皇居ランは初心者にお勧めの場所です。
1週間に2回程度、30分のランニングをするのは、健康にも良さそうですし、30代になって落ちてきた体力を維持するのにも役立ちそうです。
ということで、今後も皇居ランにトライしてみようと思います。