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約10年の東京都心暮らしを振り返る

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タクミです。

 

千代田区の生活も丸3年が経過しました。6月から千代田区生活の4年目を迎えます。

 

私は社会人になってから賃貸生活を9年続けています。

 

神楽坂に3年、麻布に2年半、そして千代田区某所に3年〜です。

 

実家も東京ですが、自立した生活を送りたく、また運よく家賃補助がある会社だったので、ずっと賃貸生活を送っています。

 

今回は東京の都心生活に約10年の私が、東京生活をふりかえってみようと思います。

 

 

 

約10年の東京都心暮らしを振り返る

実家から出てから、もうすぐ10年が経過します。

 

生まれてから今までずっと東京なので33年。そのうち都心部の生活は9年強となりました。

 

短期留学や大学院の授業、仕事の都合でアジア圏にいくすることはありましたが、1年以上駐在するような海外生活を体験することはない人生です。

 

東京に住んでいるといっても、私の地元のように住む場所(団地)が多く、商業施設は少ないところもありますし、逆に徒歩圏内に東京駅がある場所もあります。

 

同じ東京でも、住む場所で住み心地や感じることは変わります。

 

多少の住む心地の優劣はあっても、どこに住んでも一長一短だなと思っています。

 

というのも、日本は治安が良いので、夜の街が賑わう商業施設の近く以外であれば、どこに住んでも安定した生活を送れるからです。

 

私の人生の中で、千代田区某所は一番、居住歴が長くなりました。

 

住むことで特別なメリットがあるというよりも、住むことによるマイナス要素が少ないことが、長く住むには重要だとわかりました。

 

例えば港区に住んでいる時は、荷物の送り元に「港区南麻布〜」と書くのがちょっとした満足感を得ることになりました。

 

一方で住みやすいかと言えば、家賃やスーパーは高いですし、1人で気楽に入れるチェーンは少なく、夜は賑やか、昼はデモで賑やか?でした。

 

また六本木の近くなので、人によっては「遊んでいる人」というネガティブ要素を持たれることもあり、必ずしもプラスに働かないことがありました。

 

今住んでいる場所は、特に目立つ要素もない場所ですが、同じように特にマイナスな要素もありません。

 

繁華街からも少し離れていますし、今日のような休日は大通りの人がほぼいないので、貸切状態でのんびりと散歩したり、朝イチのスタバも空いていて、気が向いたらすぐにお店にありつけるのが嬉しいです。

 

ネガティブ要素としては家賃だけです。タワーマンションに住んでいますので、設備面は大変満足していますが、40平米以上にすると、家賃が20万円を軽く超えるので、金銭的負荷が大きくなります。

 

今の家も狭いので、2人で住むには工夫と妥協は必要になります。

 

そのかわりに通勤は片道30分以内ですし、10分歩けば大型の百貨店がいくつもあり、電車やバスも至るところにあります。

 

イベントごとがあると、都心で開催されることが多いので、どこに行っても30分以内に家に帰れるのは嬉しいです。

 

こうしてふりかえると、私は「時間重視」の生活スタイルだと思います。

 

不動産価格で見るとアドレスが最も重要であることは当たり前のことなのですが、普通に生活していると、周囲の人は「同じ家賃なら広い場所に住む方が良い」という人が9割以上です。

 

私と同じように、狭い物件でも時間重視で都心部に住む人はおそらくいるのですが、いかんせん知り合いにいないので、過去の私は完全にアドレス重視で独断で物件を決めてきました。

 

狭い空間に慣れているので、たまに宿泊するビジネスホテルでも18平米あれば十分で、昔、銀座のダイワロイネットに泊まった時に25平米あった時は、快適すぎて驚いたくらいです。

 

メズム東京、プリンスギャラリー紀尾井町のように40平米強あれば、相当広く、リッツカールトン東京のように50平米を超えると、空間を持て余してしまいます。

 

ウェスティン東京、パークハイアット東京のスイートのように80平米〜100平米あるホテルは、ネタで宿泊する分には面白いですが、2人なら40平米あれば十分快適です。

 

そう考えると2LDKで50平米もあれば快適すぎる部屋になるのですが、今の場所では家賃25万円は必要なので、今すぐには難しいです。

 

家賃25万円を支払うには、年収1200万円は必要でしょうか。40歳〜42歳でなんとか管理職になれれば到達可能ですが、まだまだ先の話です。

 

今できることとして、投資資金を増やして含み益を合わせる方法も検討しています。

 

例えば本業1本で1200万円稼ぐのは、新卒で就活成功して、かつ10〜15年、同じ会社で継続して働いた人だけです。

 

そこで、ある程度の企業で年収800万円を稼ぎつつ、例えば2000万円を運用して年利5%で100万円プラスになります。合計900万円です。

 

もう少し頑張って年収900万円稼ぎつつ、3000万円を運用して年利5%なら150万円プラス。これで1050万円です。

 

家賃25万円は遠いですが、ここまでいけば家賃18〜20万円の40平米1LDKくらいには引っ越せる可能性があります。

 

できれば2DK45平米くらいまで広くしたいですが、家賃18〜20万円だと、多少、物件のグレードを落とさないと難しそうです。

 

共働きなら2人分の収入から家賃を出せばいいという考えもありますが、基本的には私1人でも払える家賃にしておくほうが安心です。

 

ということで、中長期の目標としては、本業収入と投資の含み益を合わせて1000万円を狙う方法です。

 

昨年、今年と、たまたま運よく投資の成績が良い時であれば、年間200〜300万円増えるので、すでにクリアしていると言えばそうなのですが、投資は来年、再来年はマイナスになる可能性もあります。

 

東京に一人暮らしした頃から、家賃を9.5万円→10.9万円→13.7万円と増やしてきましたが、当然家賃は安ければ安い方が良いです。

 

どうしても家賃を増やすのが難しければ住む場所を変えるだけなのですが、10年弱も都心に住むと、その住み心地の良さに、できるだけ長く生活したくなります。

 

ということで、長くなりましたが、いつもの結論と同じく、都心は住み心地が良いという記事でした。

 

高い家賃を支払うために、頑張って本業の仕事を継続しているとも言えます。

 

本業も気がつけば9年目です。ブログ当初は、まず3年は続けようと思っていましたが、その3倍もの期間、同じ会社に在籍しています。

 

案外、「都心でキラキラした生活を送りたい」という吹いたら飛びそうなくらい軽い動機のほうが、モチベーションは長続きするものだなと改めて実感します。

 

30代になってもこのような気持ちなのですから、20代で独身の方は、好きな場所に思い切って住んでみる方が、絶対に得します。

 

賃貸なら2年も住まなくてもいいのです。1年未満で引っ越しになれば、お金は多少無駄になりますが、ブランド服を買ったり、旅行する以上に、住む場所というのはその人の人生に大きな影響を与えます。

 

上京する人などは、より一層、「東京は住みやすいのかな」と不安になると思います。

 

合う合わないは、正直住んでみないとわからないですが、短期間であっても、いろいろな場所に住んでみる方が、面白い発見があったりするものです。

 

私自身、住む場所を変えることによって、荒川のグラウンドを散歩したり、ミシュラン開拓をしたり、東京タワーを散歩コースにしたり、皇居ランにトライしたり、毎回、行動が変わっています。

 

引っ越しはエネルギーが入りますし、住んだことがない土地ならなおさらです。

 

ただ、少なくとも東京に限って言えば、都心部であれば交通の便、買い物、仕事、週末の過ごし方、どれをとっても満足のいく生活ができます。

 

期間限定でも良いので、一度は住んでみたい場所があるなら、ぜひ引っ越ししてみることをおすすめします。