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目標を達成するための積極的な行動。種まきと収穫時期

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タクミです。

 

人生において、物事には「種まきの時期」と「収穫の時期」があります。

 

多くの時間は種をまいて、育つのをじっくりと待ち、収獲して人生を彩るというステップを踏みます。

 

一般的には、金銭的に豊かになり、健康で楽しむために、年齢の若い時期から準備をして、長年かけて、収入を得たり貯金をしたお金を収獲して、生活を彩るためにお金を使っていくということになります。

 

 

 

人生の成長と準備期間

種まきをしてから収穫ができるようになるまでは時間がかかります。

 

たとえば人間が成人するまでには18年かかります。

 

その後、専門性を深めるために大学に進学した場合には4〜6年の教育が必要です。

 

22〜24歳前後で仕事を始めても、最初の1年は会議調整や雑務が主で、本格的な業務に携わるのは3年目からというケースもあります。

 

その後、5年目には一通りの経験を積み、10年目で管理職の代理を務め、15年目で管理職になることが一般的です。

 

仕事を始めて10年目前後、年齢としては32歳〜34歳あたりで、経済的な自立の目安である、年収600〜800万円が一つの目安となり、貯金も1000万円〜2000万円に達する可能性があります。

 

つまり30代中盤になって、ようやく赤ちゃんとして生まれてきてから種まきしてきた分を収穫できる時期に入るのです。

 

長い準備期間は運の影響を受けやすい

生まれてから35年経ってようやく収穫の時期を迎えると考えると、18歳までの「種まきの時期」は非常に重要です。

 

当然ながらどの仕事にありつけるか、はどの大学で学んだかに非常に大きな影響を受けます。

 

つまり、難関大学に進学していた方が、将来の仕事の幅が大きく広がるわけです。

 

しかし、この時期は運に左右される部分も多く、努力や才能、遺伝子などが影響します。

 

とはいえ、たとえ不利な状態だったとしても、自分の意思で種をまいていなければ、将来の収穫は期待できません。

 

社会人になってからの種まき

たとえ18歳までの期間で準備が間に合わず、希望の大学に入れず、希望の仕事に在りつけなかったとしても、社会人になってからも新たな種をまくことは可能です。

 

その種まきの一つが資格取得です。業種ごとに取得が必須な資格もありますが、どの業種でも役にたつ簿記やTOEICは種まきの価値が高いといえます。

 

- 金融業:銀行業務検定、外務員資格
- 商社:通関士、貿易実務の資格
- 不動産:宅建
- IT:基本情報、応用情報
- 一般的に必要なもの:簿記、ビジネス実務法務、ビジネス会計、TOEIC

 

これらの資格を取得し、さらにエネルギーが残っている場合には、独立できる可能性のある士業を目指すのも良い選択です。

 

- 行政書士
- 社会保険労務士
- 中小企業診断士
- 米国公認会計士

 

高度な資格取得は見送ったほうが賢明

資格の中には、司法試験や公認会計士、弁理士など膨大な勉強時間が必要なものがあります。

 

これらは会社を辞めてプライベートの時間をすべて勉強にあてられる人のみが挑戦できる資格です。

 

そして挑戦したとしても、ほとんどの方が資格を得られないリスクがあります。

 

仕事を辞めて背水の陣で勉強をしても、ほとんど合格できないのなら、勉強を始めない方が経済的には恵まれていたということになってしまいます。

 

これはプロ野球選手などのスポーツ選手や芸能人と同じです。

 

成功するためのリスクが高すぎて、中央値で見ると生活レベルが落ち込んでしまう可能性が非常に高いのです。

 

そのため、仕事をしながらでも取得できる士業を目指す方が現実的です。

 

私は将来に向けた種まきとして中小企業診断士を目指そうと思います。

 

この理由は、在籍している会社内に数名合格している人がいるということ、そして応用情報技術者などの情報系の資格を取得していると、一部の科目が免除できるということから、相性が良いと判断したためです。

 

結論

種まきと収穫には長い時間がかかります。

 

焦らずに長期的な視点を持ち、さまざまな種をまいてみることが大切です。

 

今のうちに種をまいておけば、将来何かしらの収穫を得ることができるでしょう。

 

今回は資格取得をテーマにしましたが、種まきは他にも健康管理、新しい趣味を見つけるなど、いろいろなジャンルがあります。

 

30代の今は、健康的で体力もあり、趣味も楽しめて経済的にも少しは余裕があるという、非常に充実した環境です。

 

しかし、40代、50代、そして60代になるにつれて、体力が衰えたり、仕事から引退をする時期が必ずきます。

 

60代になったら本業を退職することが確定しているわけですから、これは確定期限なわけで、誰でも必ず経験するわけです。

 

となると60代以降も働ける可能性を、30代のうちに見つける必要があります。

 

私は20代の頃はブログ更新で60代以降も稼ぐと記事にしていましたが、士業のように認められた資格を使って仕事を得る方が、圧倒的に再現性が高いです。

 

ということで、これからも資格勉強を楽しんでいきたいと思います。

 

普段の勉強は、仕事やプライベートとの時間のバランスを取るのが大変なこともありますが、将来に向けて、楽しくコツコツと勉強を続けようと思います。