自分よりもレベルの高い環境にいくか、同じレベルの環境に馴染むか、すぐに活躍できるレベルの環境にいくか悩むなあ。本当は「自分よりレベルの高い環境に行った方が成長できると思うけど、ついていけなかったらどうしよう・・どうすればいいのかなあ
タクミです。人間は、心理学的に「自分よりもレベルの高い環境に行く」ことがなかなかできません
なぜなら、自分よりもレベルが高い人にもみくちゃにされることで、弱肉強食時代の遺伝子が、「自分はダメな人間だ」と思い込んでしまうからです
しかし、実際には自分よりもレベルの高い環境に「あえて」挑戦した方が、結果的に自分の成長につながります
自分よりレベルの高い環境に身をおくメリットとデメリットとは?
自分よりもレベルの高い環境にいくか、レベルの低い環境にいくか
皆さんももちろん経験がおありのことだと思います。
それは「レベルの高い環境とレベルの低い環境、どちらに身を置くべきか」です
レベルの高い低いの定義は様々ありますが、
- 中学高校大学で、自分の偏差値レベルより高い学校に滑り込むか、安全圏の学校に進学するか
- アルバイト先で、楽で時給の安い仕事をするか、辛いけど時給の高い仕事をするか。
- 就活で、大量採用してくれる企業に内定をもらいひとまず就職活動に関して安心感を得るか、就職浪人してでも公務員、大企業に内定をもらうために努力するか。
などなど上記はほんの一例ですが、人生の岐路には自分で可能性を高めるか、もしくは楽な道を見つけてマイペースに生きて行くか選択しなきゃいけない時ってありますよね。
ちなみに「自分と同じくらいのレベルの環境に飛び込む。」という選択肢もあります。むしろこの選択が一番多く妥当なのではとも思います。
そしてそれぞれの選択に対して、「メリット」「デメリット」がありましたが、私はあえてこのように思います。
「人より稼いだり、成功したり人生を楽しみたいならレベルの高い環境に身をおくべき」
もちろん物事には光と影の部分が必ず存在するので
今回はタクミが経験したレベルの高い環境にいることの「メリット」「デメリット」を3つずつご紹介します。
自分よりレベルの高い人のいる環境に身をおくと、自分のレベルが自然と上がる
自分よりレベルの高い人のいる環境では、自分のレベルが自然と上がります
周りのレベルが高いので、自然と追いつかなければと努力するようになります。
私の実例でいえば「東大の大学院在学中」と「現在の企業」に当てはまります。
東大大学院では、教授も准教授も学問の世界でのエリート道をひた走ってきた人です。
研究室の先輩後輩は東大という超難関の壁を突破してきた怪物です。
もちろん大学院には私と同じように外部の大学から進学してきた人もいますが
例外なくおぼっちゃま高校出身だったり、元の大学の偏差値が最低でも60を超えている秀才ばかりでした。
私は学問では当然のごとく歯が立ちませんでしたが、それでもなんとか追いつこうと週6で研究室に出向き、学会発表をしたことで全く問題なく大学院を修了することができました。
この大学院生活で「プレゼンテーション」「論理的思考力」が身についたため、就職活動のグループ面談は落ちたことは一度もありませんでした。
このように「自分よりもレベルの高い環境にいると、自分の能力が向上する」ことが一番のメリットです。
優秀な仲間の存在に気づいて謙虚になる
自分よりもレベルの高い環境にいると「周囲が優秀なので謙虚になる」ことができます
東大の大学院に進学して「レベルの高い学生が世の中にはたくさんいること」に気がつきました。
元の偏差値50前後の大学にいた頃は、多少なりとも学歴にコンプレックスを持っており、また同じようにコンプレックスを持っている大学の同期が多かったので
なかなか高学歴の学生に会う機会がありませんでした。また自ら進んで会おうともしませんでした。
しかし、東大院に進学すると、当たり前ですが周りは皆「東大生」です。
また東大だけではなく、就職活動中に知り合った仲間も皆高学歴です。
学歴うんぬんでその人の優秀さを測りたくはないですが、高学歴の人は高学歴の人にコンプレックスを抱かない、それどころか積極的に交流関係を広げていこうとするので、気がついたら周りの友達のレベルが上がっていました。
私の今在籍している企業もまったく同じ状態です。
先輩も同期もこれから入ってくる学生も80%以上は早慶レベルの大学出身の人たちです。
母体人数が多いので、もちろん全員が優秀かというとそういうわけではありませんが、平均してみればやはりみなさん優秀だと思います。
これだけ優秀な人がいることに気がつけたのが2つ目のメリットです。
新しい世界に踏み出せる可能性が上がる
私は元の大学に在籍していた頃から「新しいことに挑戦したい」と考えていました。
例えば普通の学生なら、大学で単位とってサークル活動して就職活動して...といった流れですが
一例でいえば、私は学生のうちに「テレビに出たい」と思っていました
元の大学に在籍していた時は「ミュージシャン」「俳優」などあまりにも無謀な目標を掲げていたため、テレビ出演なんて夢の夢でしたが
「東大の大学院」に進学すると、優秀な同期や後輩が既にテレビに出ていることが普通なので、私も気がついたら某番組に映ることができました。
新しい環境に挑戦したい!という好奇心が、レベルの高い環境に身をおくことで達成できたのは一番の思い出です。
このようにレベルの高い環境にはメリットが多いため、私は「レベルの高い環境で努力し続ける」ことが大切だと自信を持っていえます。
しかしながら「レベルの高い環境に身をおく」ことにはデメリットももちろん存在します。
自分のレベルの低さに潰されやすい
レベルの高い環境にいくデメリットは「自分のレベルの低さ」に潰れやすいということです
東大の大学院での初めてのゼミにおいて、私は教授、准教授からコテンパンに怒られました。「論理的じゃない。根拠は?。言葉が稚拙。もっと考えて発言しろ」本当に泣きたくなりました。
また新卒時代には、会社の優秀な先輩から「仕事ができない。遅い。期待はずれ」的な圧力をかけられたこともあります
レベルの高い環境にいるということは、「周囲のレベルに合わせられないなら出ていく」必要があるシビアな世界です
自信をなくしてしまう可能性がある
断言しますが「自分より優秀できる人」が作った仕組みで世の中は動いています
- 自分より勉強できる人がいる
- 自分より仕事ができる人がいる
- 自分より世渡り上手のやつがいる
レベルの高い環境では、圧倒的に優秀な人に触れ合う機会が増えます
他人と比較して落ち込みやすい環境であることは間違いありません。
努力しない人を見下しがちになる
レベルの高い環境では「努力も仕事もできて当たり前」という「自分にも他人にも厳しい」人がたくさんいます
先輩:「俺がお前の頃はもっと先輩は厳しかった。軍隊のように上の命令は絶対だった。努力しないなら使えないわ。」
先輩:「月100時間?150時間くらいやってたわ。最低月70時間くらい」
努力をする人は努力しない人をゴミのように扱うことがあります。
おそらく小さい頃から色々な誘惑を我慢して、親の言う通りに真面目に勉強してきた高学歴の人が多いのでしょう。
非常に責任感が強く、自分に厳しい。
そのぶん、人当たりも厳しい人、多いです。
なので、言われなくても努力する人でないと、レベルの高い環境で生活するは辛いものがあります。
まとめ。自分よりレベルの高い環境は正直しんどい。でも食らいつくことで、自分のレベルが間違いなく高くなる
今回は、自分のスキルよりもレベルの高い環境にいくことのメリットとデメリットをご紹介しました
私自身の意見としては、「レベルの高い環境にとりあえず挑戦するのが吉」だと思います。
レベルを下げるのはいつでもできますが、逆は難しいですからね。
こちらの記事から、はや1年が経過しました。ブログのおかげかわかりませんが、仕事の効率はガンガン上がってきました。仕事も慣れが必要です。そして自分よりもレベルの高い環境に無理やり行ってなんとかくらいついた方が圧倒的におすすめです!
レベルの高い環境にいて、自信がなくなってしまったらこちらの記事を参考にしてください。