ミニマリストやシンプルライフを実践するサラリーマンやOLの方は、まだまだ少数です
普通のサラリーマンをしている人にとっては「ミニマリスト」「シンプルライフ」は、ほとんど馴染みがないのかもしれません
そしてタクミ自身も、シンプルライフな生活を心がけてはいますが、ミニマリストになりたいわけではありません
さて、それでは普通に生活しているサラリーマンは、どのような生活をして、どのようなものにお金を使っているのでしょうか
- ミニマリストやシンプルライフを目指すサラリーマンやOLはどれくらいいるのか?
ミニマリストやシンプルライフを目指すサラリーマンやOLはどれくらいいるのか?
「断捨離」「シンプルライフ」などの用語を知っているサラリーマンやOLは多い
オフィスにて、雑多に散らかったデスクを見た先輩が「ものが多すぎるから断捨離しないとな」と話しているのをききました
その人は高級な腕時計を買ったり、都心部のマンションを購入したり、ランニングウェアなどを多数保持するなど、典型的なマキシマリスト(たくさんものをもつ人)です
そんな方でも「断捨離」という言葉は知っている
これは、「断捨離」「シンプルライフ」などのコラムが、テレビで定期的に放映されているからではと思います
一般的なサラリーマン世界でも、「断捨離」は知名度があるのです
しかし、ふとオフィスを見回してみて、「断捨離」にこだわっている人、シンプルライフにこだわっている人は、なかなかいない印象です
どうやら、普通にサラリーマン、OLとして生活していると、なかなか物を少なくするのは難しいようです
なぜ、サラリーマンやOLの方は「断捨離」「シンプルライフ」を目指すのが難しいのでしょうか
サラリーマンをするだけで、物が増えやすい生活になる
サラリーマンは物が増えやすくなります
まず、仕事着のスーツ一つにしたって、上下揃えるだけでなく、数着必要です
さらに、ワイシャツが5枚以上、インナーも必要ですし、靴下も多数必要。ネクタイは数本必要です
ビジネスバッグは一つでも問題ないですが、さらには財布、名刺入れ、定期入れ、キーケースなど、どんどん物が増えます
そして「書類関連」がどんどん増えてきます
サラリーマンやOLは「集団で仕事をする」ので、環境に合わせた物が必要
さて、ここで気づいたことがありませんか?
ミニマリストになって、スーツ1着、ワイシャツ1着を洗えば物を減らせるんじゃない?財布に名刺も定期も鍵も入れちゃえばいいし
これがサラリーマンにはできません
それは「組織」で「チーム」で働いているからです
そして「お客様」に会うこともあれば、お偉い方に会うこともあれば、他社の社員に飲み屋で遭遇するかもしれません
そんなとき、身だしなみができていないのは致命的になります
名刺を渡すときに、財布から出されたり、ポケットから直にだされたら、目が飛び出ます
一般常識をベースにして、相手に配慮した服装や物を持ってサラリーマンは仕事をしないといけないのです
なので、どうしても物は増えてしまい、なかなか「断捨離」を積極的にしたり「ミニマリスト」になれないのではと思います
女性であれば、男性以上に服の種類を豊富に持つ必要があります
化粧道具を仕事用、好意的な男性用、そうでない男性用、女子会用で頻繁に使い分けないといけないし、物を少なくするのは、なかなか大変なのです
Wear somethingなGoogle社やIT起業家と比較しても仕方ない
とある本で読んだのですが、Google社ではwear something(何か服を着ていればいい)という規則があるそうです
最近では、目立っているIT系の起業家は、皆こぞって「スーツなんかダサいし、面倒」といいます
IT系の人はとことん合理化するし、無駄を嫌います
だから、服が無駄という気持ちになるのです
しかし、9割型のサラリーマンやOLは、IT企業でもGoogle社でも起業家でもありません
組織の中で働く以上は、相手に配慮した身なりをする必要があるのです
だからこそ、どうしても物が増えがちになるのです
サラリーマンやOLは「普通の生活」の影響を受けやすい
サラリーマンや OLは、組織の中で働きます
組織には多くの人がいます
・腕時計や車など、とことん好きな人
・某アイドルグループや、日比谷あたりの劇場のオタク
・スペックの高いマシン、最新のマシンに目がない人
・家電マニア
・スポーツウェアマニア
・健康サプリメントマニア
・ゴルフ大好きおじさん
色々な人を毎日見るたびに「世の中にはこんな趣味の人がいるのか」と驚くことが多いです
そして、他人の「なんか面白そうだなあ」と、新しいことに興味を持ちやすくなります
つまり、日々組織にいるだけで「ものを買いたくなる」誘惑に襲われてしまうのです
これが、サラリーマンやOLの人がシンプルライフをしにくい理由です
サラリーマンやOLがシンプルライフやミニマリストになるには?
サラリーマンやOLは、普通に生活すると物が増えてしまうというお話をしました
それでは、どうしたら普通のサラリーマンやOLの人は、シンプルライフを実践できるのでしょうか
現役サラリーマンのタクミが考えるシンプルライフを送るコツは以下の通りです
- 必要なものは、必ず買う。ただし、予算の範囲で最も品質の高いものを買う
- 家に帰ったら、レシート、ティッシュ、ボールペンなどをゴミ箱に捨てる
- スーツ系のアイテムは、数の上限を決めておく
- 小さめの部屋を契約する
- クレジットカードなどに見栄をはる
1.まず、必要なものは必ず買いましょう
-財布、名刺入れ、ハンカチ、など
ただし、1000円〜3000円程度のアマゾンで買えるものでは、どうしても愛着がわきません
ビジネスで毎日身につけて使うものなのですから、予算の範囲で品質の良いアイテムを購入しましょう
タクミの例で言えば以下の通りです
-名刺入れ(ラルフローレン):10000円
-ハンカチ(バーバリー):5000円
-財布(プラダ):75000円
高いものを買うのではなく、「毎日使うんだから、ちょっといいものにしよう」くらいで結構です
2.家に帰ったらその日のレシートなどをゴミ箱に捨てます
なぜかスーツのポケットに入っているボールペンは捨てます
メモ書きはスマホに取って捨てます
その日のゴミはその日のうちに処理します
3.スーツ系のアイテムは上限を決めます
-スーツ:3着
-ワイシャツ:5着
-パンツ:5着
-靴下:5足
こうすれば、どんどん物が増える心配はなくなります
そして、上限が決まっているのでユニクロでまとめて3枚インナーやパンツを買うようなことがなくなります
しっかりと1枚1枚選んで購入すれば、そのうちお気に入りのもので囲まれることになります
4.小さめの部屋を契約する
これは金銭的な問題もあります
部屋の広さ、これは20代は妥協しましょう
物件選びに大切なのは「立地」と「建物のクオリティ」です
できれば東京都心部に一人暮らししましょう
-新宿、豊島、文京、品川、中央、港、渋谷区など
その分、部屋の広さは妥協して20〜25平米で十分です
物が少ないなら、これくらいの広さと収納で十分です
5.クレジットカードなどに見栄を張ってみる
タクミはアメックスゴールドカードを使っています
理由は「見栄をはりたいから」です
ミニマリストやシンプルライフを実践する方の中には「欲を完全に無くしてモノにとらわれない」生き方をしたいからという人も多いでしょう
しかし、タクミは俗人です
なので、まだまだ見栄をはりたい欲が強いです
そこでおすすめなのが「クレジットカードで見栄をはる」ということです
年会費は3万円ほどしますが、コンビニでも使える便利なカードなのでぜひ持っておくことをおすすめします
車を所有したり、高級な腕時計を保持するのは、そもそも大金が必要です
しかし、クレジットカードであれば、審査さえ通ればちょっとした年会費で持つことができます
クレジットカードと車や腕時計の違いは「お金を使って手にはいるか、審査が必要か」という違いです
クレジットカードを作成するには、「信頼」が必要ですが、それ相応の収入を持つ人という証明ができます
そしてクレジットカード支払いが普通になれば、実は財布を持ち運んだり、小銭を大量に持ってお店に行く必要がなくなります
クレジットカードを使いこなせれば、ものを少なくできるので便利です
まとめ。サラリーマンやOLでシンプルライフをするにはコツが必要!意識してものを減らしていきましょう
サラリーマンやOLは日々出会う人が多くなりがちなので、どうしても物が増えていってしまいます
しかし、ちょっとした意識をするだけで、サラリーマンであってもモノを少なくして、シンプルに生活することもできます
常に「品質の良いものを少しだけ持つ」ことを意識しましょう