社会人になったと思ってからあっという間に2年間が経過しました
学生時代の3倍以上のスピードで時が過ぎて行きます。社会人になると誕生日迎えるのがあっという間で驚きます
よく、まずは3年間働けと言いますが、今回は、とりあえず2年間サラリーマンとして働いてみて、平成生まれの筆者が思ったことをまとめてみました
サラリーマンを2年間続けて思ったこと。
どんな仕事でも、最も求められるのはコミュニケーション能力
就活の時は、コミュニケーション力をアピールしろ、と散々言われてきました
2年間もサラリーマンをしていると、いかにコミュニケーション能力が大事か分かります
コミュニケーション能力と言うのは、ただ明るく振る舞うわけではなく、チームで仕事をする上で、伝えたいことを、伝えなければならない事を正確に伝えると言う能力です
新卒時代の1年目は、コミュニケーション能力にとても悩みました。学生の考えるコミニケーション能力と、社会人の考えるコミニケーション能力にあまりにも大きな差があったからです
社会人の考えるコミュニケーション能力とは、ムードメーカーではなく、論理的に的確に、適切な時に伝えられる能力
よく学生が勘違いしやすいのですが、ムードメーカーの人はコミュニケーション能力が高いと考えがちです
受け答えがハキハキしている。声が明るい。もちろんこのような外見上の明るさと言うのもコミュニケーション力の1つです
しかし、仕事では的確に論理的に、自分の伝えたいことを、相手の理解できるように伝える必要があります
つまり、伝える相手がどんな人間か瞬時に見抜く力が必要なのです
例えばメール1つとっても、結論を先に述べるのは常識ですが、敬語を駆使して回りくどく書いたりすることを嫌う人がいます。
このような人には、端的に箇条書きなどを使って、的確に要点を伝えなければいけません
逆に、回りくどくちょっとしたことでも長文になってメールの返信を送るような人に対しては、結論だけ述べるような書き方をすると、思わぬ誤解を生むことになります
社会人になって気づいた学生との違いは、相手によって瞬時に的確に物事を伝える能力が必要と言うことです。これをコミニケーション能力と呼びます
この能力は、学生では身に付きません。サラリーマンになって、かつ出来る限り厳しい環境で育つと身に付く能力だと思います
なので、学生時代の自分に言いたい事は、論理的に、的確に、相手に合わせたコミュニケーションをしようと努力すること。学生時代にこの点を意識して生活していると、社会人になってから他の同期と圧倒的な差となります。
社会人になっても意外と時間はある。むしろ時間があまる
学生と社会人の大きな違いは時間です。
学生の頃は、春休みや冬休みが2ヶ月ほどありました。社会人では1週間の休みですら満足に取れません。
私の会社は休みやすい環境を作ってくれるので、1週間以上の休みを取ることが年に数回できますが、それでも学生と比べれば短いです
とは言え、社会人になってわかったことは、社会人になると時間の使い方が圧倒的に上手くなると言うことです
学生時代は、いくらでも時間があったので時間の重要性を理解することができませんでした。
社会人は違います。限られた時間の中でいかに満足するかを考えるようになります。たとえそれが休暇でも同様です。
最近では、残業についてもとても厳しくなりました。筆者はいまの会社は、とても忙しい会社だと思って入ってきましたが、サブロク協定を守る必要があったので、月の残業時間は平均30時間程度です
しかし残業が短いのは、決して良いことばかりでは無いのです。短時間で仕事終わらせなければ、仕事終わりにも「仕事が終わってない。」と悩むことになります
なので格段に時間の使い方が上手になりました。仕事の段取り力もつきました。
そのおかげで、金曜日の夜から月曜日の朝にかけて、どのように休暇をとったらもっと満足するかを効率よく考えられるようになりました
この能力がみにつくと、週末の時間の使い方が圧倒的に上手になります。日曜の夜になるとそろそろ仕事行きたいなーと言うふうに考えるようになります。
つまり、短いといわれている土曜日曜をうまく使えるからこそ、効率的に疲れをとりリフレッシュし、そしてまた仕事行きたくなると言う好循環が生まれます
学生時代は、「社会人なったら監獄だ。もう時間なんてない。」と思っていましたが、むしろ社会人なってからの方が様々な経験を積むことができています
それはひとえに、時間の使い方が上手になったからと言うのが大きいです
社会人になると、お金の使い方が180度変わる
ガストで200円位のドリンクバーと、300円の山盛りポテトフライを頼んで、半日ぐらい徹夜で友人と語り明かしていたのも今は昔です
社会人1年目の頃は、女の子とデートしている時に、タクシーを使ったほうが便利だとわかっていても、タクシーを使うことができませんでした。タクシーを使うか使わないかでいつもケンカしてました
タクシーを使うのは、とても怖かったのです。どんどんメーターが上がっていくのが、どんどんお金を落としているような気がして怖かったのです
社会人2年目になり、ある程度お金に余裕ができてからは、10分程度の距離でもタクシーを使います。友達と出なくても、1人でもタクシーを使います
3,000円から4,000円かかったとしても、タクシーを使う頻度が圧倒的に増えました
社会人1年目は、ファミレスに行くことがほとんどなくなりました。それでも神楽坂のおしゃれなランチで2,000円以下。夜でも8,000円以下のディナーをリーズナブルに楽しむことが多かったです
社会人2年目になって、ミシュランのお店に2つ行きました。五つ星ホテルに4〜5泊しました。
新卒時代は、100グラム100円のお肉でも高いと考えていましたが、今では国産の100グラム400円の肉を食べています。
このように社会人なるとお金が安定して手に入りますので、お金の使い方が変わります。結果的に、学生時代に比べて圧倒的に行動範囲が広がりました。経験値も増えました
学生の頃は、今しかできないことがたくさんあるというふうに思い込んでいました。しかし私の場合、大学5年間、大学院2年間の計7年間もの、春休み、冬休み、それぞれ2ヶ月間は、そのほとんどを家でゴロゴロして過ごしていました
社会人はちがいます。時間は限られています。休暇の数も限られています。筆者の場合、独身でいる時代もだんだんと少なくなっています。
そうすると、一生懸命時間の使い方を考えます。お金の使い方も考えます。お金を使って時間を短縮できるなら、喜んでタクシーでも何でも使います
お金を使えば、日本一の味を堪能できるなら、日本一の快適なホテルを堪能できるなら、ミシュランでも5つ星ホテルでも行きます。
結果的に、学生時代の25年間よりも、社会人の2年間の方が圧倒的に経験値が増えました
学生時代に何かしなきゃと焦っている人がいたら、ぜひ覚えていてください。学生時代にできなかった事は、もしかしたら社会人なったら簡単にできちゃうことかもしれません
まとめ。学生時代よりも、社会人の方が圧倒的に楽しい。
社会人は辛い、もしくは働いていることが辛いと考える人は、大勢いらっしゃると思います
正直な話、新卒で入る会社によって、全く労働に対する考えは異ります。筆者はかなり満足度の高い会社に入ることができました。
弊社の場合、月の残業が平均30時間程度で、休みやすいような環境で、お金もそこそこもらえているので、かなり毎日が充実しています。
とは言え、待遇や休み等の差はあれど、学生時代にやりたいなーと思った事は、社会人になってたった2年でほとんどのことができます
私が学生時代やりたいと考えていた事は、ほとんどお金で解決できるようなことでした。
学生時代にやりたいと思ったことが大体達成してしまうと、今度は今までやってなかったことに挑戦したくなります
このブログもその一つです。自分が書いた文章が誰かのもとに届き、何かしら反応があるというのはとても凄いことだと思います
そして何より、フルタイムで社会人としての仕事を全うしながら、200記事以上のブログをかけることに自分でもびっくりしています
社会人なると、時間の使い方がどんどん上手くなるのです。そして今後ももっともっと時間の使い方上手くなることで、さらに時間が生まれるはずです
筆者は、就職する前は、早く不労所得を作ってセミリタイヤしてやる。と思っていました
しかし、サラリーマン生活もとてもエキサイティングで、なおかつお金ももらえてとても幸せです
社会人になって2年間。学んだ事は、社会人はとても面白いと言うこと。
特にブログでは、働くことに対してネガティブなイメージを持っている方も多いと思います
最低限の時間働いて、生きていくだけの収入得るようなミニマルなスタイルも最近では大流行しています
これからの時代は、働き方を自分で選択できる時代です。これだけ働きやすい時代に働くことができて筆者はとても満足しています。
3月に入り就職活動が本格化しました
就職活動している学生にとってはとても辛い時期となっているはずです。その時ぜひ思い出してほしいのは、社会人なってからの方が学生時代よりも数倍楽しいと言うことです
今回の記事は、珍しく学生向けに書いていますが、転職活動や、再就職を希望してる方にもぜひ読んでほしいです
働ける環境があるのはとても恵まれていること。そして、辛いことも多いですが、仕事は基本的な楽しくてそしてお金もらえるとてもありがたいこと。
ぜひ納得のいく就職先を見つけて、社会人ライフを楽しみましょう。仕事をはじめて、時間がなくなったとしても、趣味にさく時間は全然ありますよ
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おそらく120万人ほどいる就活生の中で、トップ5に入る方のお話です。