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【ミシュラン☆☆】アサヒナガストロノーム(日本橋兜町)のフレンチが至高だった

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美味しいものが好きな人:今年の仕事納めのご褒美に美味しいフレンチを食べたい。オススメのお店はないかな。

 

タクミです。今回は2021年のミシュラン1つ星(2022年より2つ星)を獲得したフレンチレストラン「アサヒナガストロノーム」さん(以下敬称略)に行ってきました。

 

2020年は激動の年となり、仕事でもプライベートでも大きく価値観や行動が変わった1年でした。

 

私は毎年楽しみにしていた海外旅行を諦めました。その代わりに今年はフレンチレストランを少しずつ開拓してみました。 

 

www.takumoney.com

 

www.takumoney.com

 

フレンチレストランをミシュランガイドやネットで調べている中で、2018年にオープンしたばかりの日本橋兜町にあるアサヒナガストロノームを知り、即予約。

 

美味しいだけでなく盛り付けから雰囲気作り、スタッフのサービスにいたるまで、全体を通して素晴らしいレストランでしたのでご紹介します。

ASAHINA Gastronome
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町1-4 M-SQUARE1F
35,000円(平均)20,000円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp

 

レストランの予約は「一休ドットコム」からどうぞ!

 

 

 

【ミシュラン☆☆】アサヒナガストロノーム(日本橋兜町)のフレンチが至高だった

 

アサヒナガストロノームとは?

アサヒナガストロノームのシェフ「朝比奈悟(あさひな さとる」さんはフレンチ界の巨匠ジョエルロブショングループで13年間シェフを勤めていた方です。

 

2018年に日本橋兜町(かぶとちょう)にフレンチレストラン「アサヒナガストロノーム」をオープン、この記事を書いた2020年に2周年を迎えます。

 

そしてミシュランガイド2021年版で1つ星(2022年より2つ星)を獲得。2020年12月現在、食べログ4以上の評価のあるお店です。

 

レストランの場所は日本橋兜町という東京証券取引所の目の前にある珍しい立地です。

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今回は土曜日の訪問となりましたのでオフィス街は閑散としておりましたが、その中にアサヒナガストロノームがあります。

 

分かりやすい立地でないですし、オープンしてまもない為、口コミや食通の方が来店されているようでした。

 

今回は予約サイト「一休」から2週間前に12:00に予約。実は1ヶ月前は満席でしたがキャンセルが出たのかラッキーなことに直前予約できました。

 

なお、私タクミは前日に仕事のトラブルで深夜1時まで残業しており、休日出勤でキャンセルする可能性もありましたが、なんとか訪問することができました。

 

仕事のトラブルは今後30年以上続きますが、気になるレストランに行けるのは今しかないですからね。本当に良かったです。

 

アサヒナガストロノームはクリストフルを使った贅沢な空間。

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アサヒナガストロノームの特徴は、フランスの高級銀食器「クリストフル」の作品で構成されていることです。

 

クリストフルは1本のナイフの値段が数万円します。

 

その為、カトラリーからシャンデリアに至るまでクリストフルで埋め尽くされているのは圧巻です。

 

リッツ・カールトン東京のミシュラン1つ星フレンチ「アジュール45」でもクリストフルを使用しておりました。

 

しかし、アサヒナガストロノームではクリストフルの公式ページに紹介されるほど、店内がクリストフルで埋めつくされています。

 

コストをかけてでもシェフの作品である料理を最大限に惹きたたせるために、細部にまでこだわられているのが素晴らしいと思いました。


それではアサヒナガストロノームさんのメニューをご紹介します。

 

アサヒナガストロノームのメニューをご紹介

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アサヒナガストロノームでは、写真のとおり9種類の豊富メニュー、そして説明書きの長さが特徴的です。

 

私は前日の睡眠不足と久々のフレンチの雰囲気に緊張したのか、胃の調子はあまり良くなく、「これ、全部食べ切れるのか」とメニューを見て心配になるほどボリュームがありました。

 

一流のシェフが人生を賭けて作った料理ですから、残すなんて冒涜は避けたい。ということで前菜からゆっくりと食べて時間稼ぎしながら、眠っている胃液が早く出てくるように念じることにしました笑

 

アサヒナガストロノームはノンアルコールも充実。

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まずはドリンクの注文。今回はノンアルコールを選びましたが今まで見たことがない飲み物が出てきました。

 

手前は「メゾン・オノレ・デュ・フォーブール」というブランド。

 

フランスシャンパーニュ地方の方が作られたブドウの甘味が惹きたつノンアルコールです。

 

https://www.winegrocery.com/fs/winegrocery/CD3375

出典:wine grocery様

 

こちらは通販でも購入可能です。一本4000円となかなかラグジュアリーな価格帯ですが、アサヒナガストロノームではノンアルコールまで品揃えが豊富で驚きました。

 

奥に見えるのはオーストラリアの「NON」というブランド。

 

こちらはさっぱりとした柚子の風味が重めのフレンチに良く合います。

 

https://www.alt-alc.com/non

出典:ALT-ALC様

 

こちらは3000円代で購入可能。ノンアルコール一つとってもソムリエから丁寧に説明があり、スタッフの方の対応も素晴らしいものでした。

 

アサヒナガストロノームの料理は芸術作品。

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まずは前菜。フレンチでは1品目に爆発力のある料理が出てくることが多いですが、写真の通りまるで六本木新美術館に飾られているような作品でした。

 

牡丹海老とひよこ豆を合わせたり、ビーツをメレンゲにして天然の甘味を加えていたり、ゴーフル(ワッフル)でリエット(パテのような肉料理)を合わせたり、既にラスボス感があります。

 

余談ですがアサヒナガストロノームのシャンデリアもクリストフルの物のようで、料理の一つ一つにスポットライトが当たるようになっています。

 

今回の前菜も形は小さいのですが、お皿を回して角度を変えても必ず料理にライトが照らされるようになっており大変驚きました。

 

細部のこだわりが随所に垣間見れます。

 

 

アサヒナガストロノームのスペシャリティ。


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2品目はアサヒナガストロノームのスペシャリティ。ズワイガニと白インゲン豆で円形に囲み、黒く見える点々はトリュフのソースです。

 

お皿に深みがあり、旨味の3断層(白インゲン豆、トマトのピュレ、ズワイガニ)が楽しめます。

 

シェフはジョエルロブション出身の方ですので、こちらの作品は前のレストランの料理をベースにしてオリジナルで作成されているようです。

 

味はもちろんのこと、見た目から感動できる美しさでテンションが上がります。

 

アサヒナガストロノームで一番美味しく記憶に残ったガチョウのフォアグラ。


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3品目はガチョウのフォアグラにタピオカを伸ばしてイカ墨?で黒く染めたものに複数のスパイスを散りばめた作品。

 

これが今回のコースで最も印象に残る料理でした。フォアグラは何度か食べたことはありますが、この合わせ技は表現しがたいものがありました。

 

3品目で既に満足してしまうほど、どの料理も一級品で美味しく美しいものでした。

 

アサヒナガストロノームの甘鯛は皮まで美味。


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4品目は甘鯛の松笠焼。皮がパリパリですが身はふんわりとした食感でコントラストが楽しめます。

 

一見、バジルソースに見えますが「神馬草」という海藻にヴェルモットの風味を合わせています。

 

3品目までに既にお腹が膨れていたのですが、不思議なことにこちらの料理で一気に食欲が戻りました。

 

ただ、緑のソースは飛び散りやすいのでクロスを汚さないように注意しながら食べら必要があります。

 

アサヒナガストロノームのメインディッシュ。黒毛和牛のバヴェット。


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5品目は今回のメインディッシュの黒毛和牛。他店のフレンチでは小鳩や鴨などジビエがメインでしたが、アサヒナガストロノームでの今回のメインはストレートに牛肉料理で意外でした。

 

バヴェットというのは肉の部位の名前だそうです。投資の神様が好きな肉なのかと勘違いしていたのは私だけです。

 

ニンジンのグラッセの上に乗ったニンニクのムースが劇的に美味しく、パイ包やアスパラにもかけて食べ切りました。

 

不思議なことにメインに向かうに従って食欲が戻ってきたので、最高に美味であったメイン料理にたどり着けて安心しました。

 

なおアサヒナガストロノームでは2品目あたりからパンと無塩バターが無料でサーブされますが、食べすぎるとメインまで胃袋が持たないのでペース配分には注意が必要です。

 

またメインディッシュに合わせてコンソメスープをいただきました。スープの中にタピオカが入っており、疲れた胃を美味しく温めてくれる一品でした。

 

アサヒナガストロノームのアヴァンディセール。洋梨のソルベが格別。


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6品目はデザートの前に出てくるアヴァンディセール。こちらは洋梨のソルベの周りに風味付けのローズマリーの気泡を合わせたもの。

 

さっぱりとしつつ、ローズマリーの風味がソルベとマッチしており大変美味しい一品でした。

 

 

アサヒナガストロノームのメインデザート。クレームオショコラに悶絶。


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7品目はメインデザートのショコラとマルコナアーモンドを合わせた一品。オーストリアのザッハトルテのような味わいです。

 

見た目の美しさも素晴らしいですが、何より味わいは軽く、とてつもない美味しさでした。

 

私はショコラは好きなのですが、通常のショコラはどうしても重くなりがちで食べ切るのに苦労する印象がありました。

 

今年は東京のパティスリー巡りもしたのですが、パティスリーと比較しても、一番美味しい料理でした。

 

もちろん値段帯が異なるので味だけの比較ですが、ショコラで感動したのは久々です。

 

アサヒナガストロノームは食後のミニャルディーズも上品。


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8品目は食後のお菓子としてミニャルディーズをいただきました。

 

今回は3種類。どれも美味しいのですが、この前のショコラが圧倒的な美味しさであまり印象に残っていません。

 

それでも味わいは上品で今回のコース料理の締めくくりに最適なものでした。

 

アサヒナガストロノームの総評。

前菜からミニャルディーズに至るまで、抜け目なく大変美味しい料理を堪能できました。

 

また雰囲気も素晴らしく、シルバーをベースにした店内、さらには調理中の厨房が見える席もあります。

 

スタッフの方もホテルのように非常に丁寧ながら、親しげに会話をなさってくださる方もおり、かしこまりすぎない空気が大変心地良かったです。

 

リピート必須の素晴らしいレストランでした。

 

アサヒナガストロノームの料金は?

アサヒナガストロノームの料金は以下のとおりです。

 

  • 料理:ランチコース+ノンアルコール2杯+エビアン2人分、
  • 会計:2人で4万円強。1人あたり約2万円

 

ランチで2万円を超えますので普段使いは難しいですが、特別な日や美味しいフレンチを食べたくなった時には最高に適したお店だと思います。

 

カトラリーから店内の装飾までクリストフルで纏められており、一流の料理とスタッフに囲まれる値段としては相当リーズナブルでないかと思います。

 

なお、より安くミシュラン星付きのフレンチを堪能したい方は、系統は異なりますが「リッツ・カールトン東京」の「アジュール45」をオススメします。こちらは一人あたり1,2〜1,5万円です。

 

まとめ。アサヒナガストロノームはリピート必須のフレンチ美術館。

アサヒナガストロノームは料理の見た目から味、スタッフの対応に至るまでハイレベルで素晴らしいレストランでした。

 

特に料理のビジュアルは美術作品のようで、料理の一つ一つにライトが照らされるような細かな工夫の仕方が勉強になりました。

 

店を出る際に、朝比奈シェフ直々にお客様一組ずつ挨拶に来ていただけるのも細やかなサービスで良かったです。

 

東京でトップレベルのフレンチを堪能したい方は、ぜひアサヒナガストロノームに訪問してみてくださいね。

ASAHINA Gastronome
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町1-4 M-SQUARE1F
35,000円(平均)20,000円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp 

 

レストランの予約は「一休ドットコム」からどうぞ!