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【要注意】お金を稼ぎたい時にやってしまいがちな失敗まとめ。

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お金を稼ぎたい人:今年こそはお金を稼ぎたい。今はアルバイトで収入は安定しないけど、将来は自分でビジネスや投資をやって稼ぎたい。でもお金を稼げる人は少ないよな。何に気をつければいいだろうか。

 

タクミです。お金を稼ぎたいと思っている人は多いですよね。

 

もちろん本業でも副業でもお金を稼ぐことに挑戦するのは素晴らしいことです。

 

私も本業のサラリーマンの他に、副業としてブログを書いたり、資産運用をしてお金を稼げることはなんでもトライしています。

 

さて、今回はお金を稼ぎたい人がやってしまいがちな失敗についてまとめてみました。

 

私も学生時代に「お金を稼ぎたい」と思って数多くの失敗を経験しています。

 

結論からいえば「お金を稼ぐときに最短距離を求める」と必ず失敗しますよ、というお話です。

 

 

 

【要注意】お金を稼ぎたい時にやってしまいがちな失敗まとめ。

やりがちな間違い1:怪しい儲け話に耳を傾けてしまう。

怪しい儲け話には注意しましょう。

 

私は学生時代、当時の大学の知り合いから「面白い投資の無料セミナーがあるけど行こうよ」と誘われて、なぜかルノワールの喫茶店に行ったことがあります。

 

内容は「56万円の投資商材を買わないか」というセールスでした。売り文句は「大手証券会社が発明した半年で元が取れる商品」とのことです。

 

つまりセミナーではなく、無知な学生を狙った詐欺だったということです。

 

私は金額も金額だったのと、そもそもセミナーではなく、怪しげなおじさんがセールスをしてきたことに対して即「怪しい」と判断し、その知り合いとは連絡を取ることを辞めました。

 

こんなバカげた商品を買う人なんていないと思いますよね。

 

しかし、紹介してきた知り合い、また私の大学の同級生の数名はなんと「学生ローン」を組んで商品を購入していたようです。

 

なぜこのように失敗してしまう人がいるかと考えると、以下の原因があると考えます。

 

  • 自分は他の人(学生)が知らない知識を知っている優れた人(と思いたい)
  • 資産運用の平均リターンなど、知識を知らない(明らかな嘘を見抜けない)
  • 楽して稼ぎたいと気持ちが強い(半年で何もしないで数万円稼げるわけない)

 

これは10年前の2010年頃の話ですが、いまだに形を変えた詐欺が増え続けています。

 

怪しい話を怪しく感じさせないのが詐欺のプロです。お金を稼ぎたいのにお金を失うことがないように気をつけましょう。

 

やりがちな間違い2:情報商材を買ってしまう。

私も過去にやってしまった失敗が「情報商材を買ってしまう」というものです。

 

「情報商材とは何か」といえば「市販の本など大手の出版社から販売される情報をまとめたもの」ではなく、「誰が書いたのかわからないPDFなどにまとめられた数万円の商品」のことです。

 

2021年現在は「note」というサービスで「100円」など安い値段で自分の情報を販売することができます。

 

今では一般的になりましたが、今回お伝えする「情報商材」とは「1つ数万円」という「高額な値段」で「お金の稼ぎ方」「恋愛の仕方」などをノウハウにしたものを指します。

 

私は無知だったものですから、中学生〜高校生の頃に1つ数万円もする商材を買ってしまってました。

 

そして情報商材に支払ったお金は、残念ながら当時としては高い勉強代になりました。

 

数十年後、今まさにこの記事を書くことには役立っていますけどね笑

 

なぜこのような失敗をしたのかと考えると、以下の原因があると考えます。

 

  • 通常の本よりも値段が高い情報商材の方が価値があると考えてしまった。(そんなことはない)
  • 誰が何の目的で書いているのか知らないまま信じてしまった。(中高生だったので世間知らずでした)

 

インターネットの世界では、私を含めて「誰が何を目的にして活動しているのか」がわかりにくいですし、儲けるために「嘘だけをもっともらしく書き続け、かつ記事を検索上位にするスキルやお金がある」人もいます。

 

もっともお金が稼げる人は「情報を買った人」ではなく「情報を売っている人」です。また「価格が高いから価値がある」という幻想は捨てた方が良いと思います。

 

やりがちな間違い3:自己啓発本やビジネス本をひたすら買ってしまう。

お金を稼ごうとした人がやりがちなのが「自己啓発本やビジネス本をひたすら買う」ということです。

 

まず前提として「お金を稼ぎたい」と考える人は、裏を返すと「自分はお金を稼げないとダメな人間だ」と思い込んでいるともいえます。

 

つまり自分に自信がない人といえます。このような人は「自己啓発本」やすぐに読める「できる人は〇〇」のようなビジネス本を買ってしまうんですよね。

 

自己啓発本やビジネス本では「諦めずにビジネスに成功してお金を稼げるようになった人」の話がたくさん出てきます。

 

そのため、自己啓発本やビジネス本を読んだその瞬間だけはドラマを見終わったような心地よい気持ちになります。

 

私も高校生、大学生の頃に自己啓発本、ビジネス本をたくさん購入していました。しかし自己啓発本やビジネス本を読んでいるときは、お金を稼げるようにはなりませんでした。

 

なぜこのような失敗をしたのかと考えると、以下の原因があると考えます。

 

  • 自己啓発本を読むことでお金を稼げると思い込んでいた。(気持ちがリフレッシュできるだけです。)
  • 偉人の名言集やビジネスの成功例を知ることでお金を稼げると思い込んでいた。(知識とお金を稼ぐことは別物です。)
  • 読書をすることがお金を稼ぐことに繋がると思い込んでいた。(本をいくら読んでも一円も稼ぐことに繋がりません。)

 

根本的な失敗の原因は「本を読むことは偉い」「意識の高いことが書いてある本は偉い」という壮大な勘違いに気づけていないということです。

 

もちろん、お金を稼ぐために役立つ本は存在します。しかしまずやるべきことは「一円でも良いからお金を自力で稼ぐ行動をすること」が先です。

 

 

やりがちな間違い4:リスクの高すぎる投資をしてしまう。

「FXで50万円が1億円に!」

「仮想通貨で私も億り人!」

「ボロ株投資で一括千金!」

 

本屋でお金のコーナーに行けば耳障りの良いキャッチコピーが並びます。

 

このように、お金を稼ぐ方法として資産運用をする方法があります。

 

しかしリスクの高すぎる投資をして失敗すると、お金を稼ぐどころか大損することがあります。

 

私は大学院生の2014年頃に株式投資をスタートしました。

 

当時はアルバイトで貯めた10〜30万円のお金を元手にしていましたが、現物(日本企業の個別株を購入すること)は高すぎて難しかったため、ボロ株という株価が100円以下の「下がり相場」の企業にばかり投資していました。

 

その結果、アベノミクスで株価が上昇相場だったにも関わらず、その後2年間で合計100万円近い損失を出してしまいました。

 

2021年現在は、資産運用は「米国株インデックス投資」のみ実施しており、1年間で50万円以上のプラスとなっています。

 

「2014年当時から米国株投資をしていたら」と考えることもありますが、いきなり成功することは難しいのだと学習しました。

 

www.takumoney.com

 

なぜこのような失敗をしたのかと考えると、以下の原因があると考えます。

 

  • 資産運用を少額でスタートしてしまった。(個別株投資ではリスクのある投資先しか選べない)
  • 投資ではなく投機(ギャンブル)をしてしまった。(私の選んだボロ株のほとんどは見事に値下がりしました。)
  • コツコツ投資額を増やすことを避けてしまった。(投資資金を増やさず、遊びに使ってしまった。)

 

「資産運用は少額からでもできる」というのは本当です。

 

しかし素人の方が自分の直感で個別株を選ぶのは儲かる可能性を大幅に減らしてしまいます。

 

投資金額が50万円を超えるまでは、まずはコツコツ投資資金が毎月生み出せるようなライフスタイルを目指した方が良いです。

 

学生なら勉強や就活を優先して、生涯賃金の出来るだけ高い企業に入社してから投資にトライすることをオススメします。

 

やりがちな間違い5:お金を稼ぐ系セミナーに参加してしまう。

情報商材、自己啓発、ビジネス本と被りますが「お金を稼ぐセミナー」系に参加してもお金を稼げるようになりません。

 

試しに「セミナー」で検索してみると、見頃に「お金を稼ぐ方法」ばかりが人気です。

 

それなのに参加費用に数千、数万円かかるのですから、お金を増やそうとしているのに時間とお金が減っていくという悪循環に陥ってしまいます。

 

さらにまずいのは「お金を稼ぐセミナー」に参加することで、宗教じみたコミュニティに入会させられてしまうことです。

 

私自身も、お金儲けのセミナーではないですが、18歳の頃に「NLP」という言葉を学ぶために、半年間で10万円のコミュニティに入会してしまったことがあります。

 

また、私の知り合いにまさにセミナーにハマって数百万円単位でお金を失い、それ以外にも多くの人の信頼を失った人もいます。

 

なぜこのような失敗をしたのかと考えると、以下の原因があると考えます。

 

  • セミナーは本よりも優れていると勘違いしてしまった。(セミナーは主催者側がお金儲けをするためのものです。)
  • 若いうちから(私は18歳の時の話)コミュニティに入っている自分を凄い人間と勘違いしてしまった。(年齢に関係なく、お金を吸い取られた一人の人間です。)
  • お金を払っているだけで、何かしている気になってしまった。(無駄に宿題があったり、お金を稼げなくてもありがたい勉強をできたと勘違いしてしまう。)

 

お金を稼ぐことが目的であるなら、まずは自分一人でできることから始めるようにしましょう。

 

 

まとめ。お金を稼ぎたい時にやってしまいがちな失敗を避けるために。

今回は私や私の周りの人が、過去にお金を稼ぎたいと考えていた時にやってしまった失敗と、その原因についてまとめてみました。

 

まとめると、以下の勘違いさえ避けることができれば、お金を稼ぎたいと思った時に大きな失敗はしないと思います。

 

  • お金を稼ぐ方法は無料で見つかる。
  • 自分は特別な人間でなく、むしろ騙されやすい人間だと考える。
  • 世の中にはお金を支払わせるプロがいることを知る。
  • 投資をするなら運用益ではなく、元本を増やす方が簡単である。
  • 知識を身につけるより、一円でもいいから自力で稼ぐ。
  • もし本や情報商材を買うなら、著者が何を目的としているのか考える。

 

私は過去に多くの失敗をしています。

 

唯一救いなのは、全て自分のお金を失った失敗だけであり、友人や家族を巻き込んだネットワーク系のビジネスには手を出すことがなかったということです。

 

難しいのは、自分は大丈夫だと気をつけていても、友人や大切な人がこのような失敗をしてしまっている人もいるのではないでしょうか。

 

今回、私がこの記事を書いたのは、まさに現在進行形で今回紹介した中の失敗をしてしまい、そこから立ち直ろうとしている人を知っているからです。

 

いまだに大学の門のそばにいくと、無知な学生を狙ってアンケート調査をしている人がいます。

 

残念なことに、私は過去に駅前、本屋、大学の前、新宿の歩道、家電量販店、初めて出会った人など、いたるところで見知らぬ人に勧誘されたことがあります。全て実話です。

 

  • 手相の勉強をしているので見せてもらえないでしょうか。
  • 面白い師匠がいるので今度紹介させてください。
  • アンケート調査をしているのでご協力してもらえないでしょうか。
  • お兄さん、悪いけどこれ持っててくれない?(車が突然歩道に止まり、ヤンキー系の男性にいきなり怪しげなものを渡される。嫌ですというとキレられる。)
  • 〇〇という商品を探しているのですがオススメはありますか?からのなぜかLINEを交換することになる。
  • 最近、始めた〇〇というビジネスがあるんですけど、興味はありますか?

 

ここ数年はこのようなことは減りましたが、どこか自信がなさげにふらふらと歩いていると目をつけられてしまうようです。

 

「お金を稼ぎたい」と思うことは自然なことです。

 

しかし、それはあなただけでなく誰もが同じことを考えています。

 

ということは「あなたからお金を何としても引き出そう」と考えるひともたくさんいるということです。

 

自分のお金を守れるのは自分だけです。

 

少なくとも今回の記事に書いたようなことに気をつけていれば、お金を失う失敗を防ぐことはできると思います。

 

今回の記事が少しでも参考になり、怪しげな勧誘、商品にお金を使う人が少なくなれば嬉しいです。