タクミです。
新卒時代から憧れだった「便利家電に囲まれた生活」になってから1年が経過しました。
便利家電とは以下の商品を指します。家事の手間を大幅に削減してくれる優れものです。
- ドラム式洗濯乾燥機
- ロボット掃除機(ルンバ・ブラーバ)
- 食洗機
本当に購入してよかったと感じていますし、もし壊れてしまっても新しいものを購入すると思います。それくらい便利なアイテムばかりです。
ただ、商品が高額なので、欲しくても手が出ないという方もたくさんいると思います。
また、どれだけ優れている商品といっても、「便利家電にはデメリットがある」のも事実。
今回は、実際に1年間、便利家電に囲まれた生活をして感じたデメリットをまとめます。
またデメリットがあるにもかかわらず、「便利家電は購入すべき」と私が感じている理由についてもまとめました。
ドラム式もロボット掃除機、食洗機など便利家電のデメリット。万能じゃないけど購入すべき理由
ドラム式洗濯乾燥機のデメリット
ドラム式洗濯乾燥機は過去記事にもまとめています。
まずは「もっとも高額」ですが「もっとも購入すべき」ドラム式洗濯乾燥機のデメリットをまとめます。
- 洗濯を急ぐ場合は使えない
- 電気代・水道代のコストが増える
- 繊細な服はダメージが大きい
- 素材によってはシワシワになるので、アイロンの時間がかかる
順番に解説します。
洗濯を急ぐ場合は使えない
洗濯だけなら30分程度ですが、乾燥まで入れると3〜4時間かかるので、「出かける1時間前に急いで洗いたい」という場合には、用途に合いません。
電気代が増える
上記の通り、3〜4時間洗濯機を動作し続けるので、電気代がかかります。
水道代は洗濯を30分程度しか使わないのでそこまで影響ないと思います。
私の場合、ドラム式洗濯乾燥機の電気代が一回100円かかるので、週に3回、月に10回使うと、月1000円以上電気代が上乗せされます。
繊細な服はダメージが大きい
ドラム式洗濯乾燥機がNGの服は多いです。特に繊細な服ほどNG率が高いので、1着数万円する場合は、結局手洗いになっています。
試しに何着かはNGの服を洗ってみましたが、シャツの襟が敗れたり、ボタンが取れたりと、ダメージが大きく、ドラム式洗濯機との相性が悪いようです。
素材によってはシワシワになるので、アイロンの時間がかかる
ドラム式洗濯乾燥機は素材との相性があるようで、シワがつきにくいシャツもあれば深くシワになってしまう素材もあります。
シワが気になる場合、手動でアイロンがけが必要になるので、1着ごとに3〜5分ほど時間が必要になり、時短といえるかは微妙です。
フィルターの埃を取り除く必要がある
ドラム式洗濯乾燥機は埃をフィルターで絡めとるので、数回使用したあとは埃を取り除く必要があります。これは手動なのでそれなりに面倒です。
ロボット掃除機(ルンバ・ブラーバ)のデメリット
段差に弱い
私はブラーバ(水拭きロボット)を使っています。段差に弱く、玄関の段差に落ちてエラーになることが多いので、玄関に行かないように工夫する必要があります。
角(かど)のスペースは掃除できない
ブラーバで全てのスペースを掃除できるわけではありません。コード類があると絡まってエラーになりますし、部屋の角は掃除できないので、手動で掃除する必要があります。
バッテリーの交換が必要になる
ブラーバのバッテリーは1年くらいしか持たないので、バッテリーやタイヤのゴムの交換が必要になります。純正のバッテリーは高額なので、2,500円程度のバッテリーをAmazonで購入しています。その分、コストがかかります。
食洗機のデメリット
洗いのこしがある。
食器にこびりついてしまうような汚れは取れないので、手動で擦って汚れを落とす必要があります。
特に糖分を含んだ米やパスタ、油分を含んだカレーなどは2回ほど洗わないと完全に落ちないことがあります。
便利家電はデメリットも多い。それでも購入すべき理由
今回は便利家電を実際に1年使ってわかったデメリットをまとめました。
人によってはデメリットが大きく、10万円〜30万円ものお金を支払う価値はないと感じてしまうかもしれません。
しかし、私はこれらのデメリットがある中でも、便利家電は購入してよかったと心の底から思います。
ドラム式については一番メリットを感じているのが「揺れた洗濯物を干す」必要がないこと。雨でも外ぼししたくないときも、ドラム式の中で乾燥ができるのは感動ものです。
食洗機も、手洗いの手間が一気に減ります。特に細かい調理器具などは乾燥した状態で取り込むだけでOKなので、本当に嬉しいです。
お掃除ロボットも大まかに埃や髪の毛、食べかすを絡め取ってくれるだけで掃除の手間が一気に省けます。週末に残りの箇所をクイックルワイパーで掃除するだけなので、これくらいの手間なら負担になりません。
どの便利家電も、それ単体で完結しようとすると難しいですが、「家事の負担を減らすための補助」と考えると、本当に便利だなと感じることが多いです。
まとめ。早い段階で便利家電を試してみよう。
今回は便利家電のデメリットと、それでも購入をお勧めする理由をまとめました。
新卒時代、私が真っ先に購入したのは以下のアイテムでした。
- テレビ
- テレビボード
- ソファ
- シングルベッド
- テーブル
そして縦型の洗濯機を5万円で購入しました(母が)。これでも地元のノジマ電気さんで値下げしています。一度購入すると5年以上は使えるので、その間はドラム式洗濯乾燥機は不要になります。
これらのアイテムを合計すると20万円程度です。ドラム式洗濯乾燥機に至っては1台で同じ値段となるので、やはり高額ですし新卒時代に購入することは難しかったです。
そのため、一般的にドラム式洗濯乾燥機を購入するタイミングは以下の通りかと思います。
- 20台後半〜30台前半になり結婚や広い部屋に引っ越すタイミング
- 1台目の洗濯機が寿命を迎える5〜10年後
- 一人暮らしをする際に親に購入してもらう
私は縦型洗濯機を5年間利用した後で、ドラム式洗濯乾燥機を30歳で購入しました。寿命はあると思いますが、できれば40歳までの10年間は使い続けたいです。
仮に1回の選択ごとに30分の時間を生み出せると考えると、週3回、月12回洗濯する場合、1年で144回。計算すると「72時間」もの時間を生み出せることになります。
これが年々差が広がっていきます。お金も有限ですが、時間も有限です。30代になると時間の価値がお金よりも上回る機会も増えてきます。
同じように食洗機やロボット掃除機も時間を生み出す便利家電です。
家事の時間を0にすることは難しいですが、家事に消費する時間を大幅に削減し、その時間でのんびり過ごしたり趣味の時間に充てることができます。
20代の頃は、お金の方が時間より価値があったので、家電以外のあらゆるものにお金を使っていました。しかし30代になるとお金を使う基準は「時間を生み出せるか」「思い出になるか」のシンプルな2点のみになります。
私も20代では高額でなかなか手が出なかった便利家電ですが、30歳になり購入ができて本当によかったと感じています。一人暮らしでも重宝しましたが、今は二人暮らしなので2倍の恩恵を受けています。
便利家電は値段が高いので、デメリットもその分、気になると思います。私も同じ気持ちでした。それでも購入してからの生活の方が、圧倒的に便利で快適なことを実感しています。
部屋の都合上、ドラム式洗濯乾燥機を置けなかったり、食洗機を置くスペースがない場合もあると思います。それでもコンパクトなモデルなどを試してみると、本当に便利であると気づくと思います。
今回ご紹介したデメリットはぜひ知っておいてもらいたいですが、それでも便利家電が欲しいという方は、1つずつ購入を検討してみてはいかがでしょうか。