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読書好きの男が本から学んだ情報、体験をまとめてみた。

タクミです。

 

今回は今まで読んだ本の情報や普段考えていることをまとめてみようと思います。

 

ジャンルはバラバラですが、「ビジネス」「行動経済学」関連のジャンルが好きなので、少し偏りがあるかもしれません。

 

本はインプットして終わりでなく、アウトプットが重要です。

 

私自身、本から学んだことを定着させるために、定期的にブログに情報をまとめてみようと思います。

 

なお、こちらの記事で書いていることは、私個人の目を通した情報です。

 

読み手によっては、「ここは違うんじゃないか」ということがあるかもしれませんが、そこは読み飛ばしていただけると嬉しいです。

 

また根拠に基づいている情報ではなく、あくまで本から学んだことであったり、個人の私自身の体験から、感覚的に思っていることをまとめています。

 

ですので、箸休め程度に読んでもらえると嬉しいです。

 

 

読書好きの男が本から学んだ情報、体験をまとめてみた。

トピック1-1:日本と世界との比較(人口)

日本の成長が他国よりも遅れているという趣旨の本が多い印象です。

 

これはネガティブな情報は人を惹きつけて本が売れるからだと私は思っていますが、ざっと思うことを「人口」「教育」「待遇」の3つの区分けでまとめます。

 

まずは人口の増減です。日本は少子高齢化であり、今後人口が減る一方、他国では人口が増えており、ITを中心にした新サービスが続々出ている、しかし日本ではそれがない、ということですね。

 

ただ、出生率が減少しているのは日本のみではなく、スペインやイタリア、韓国でも同じです。

eleminist.com

 

人口減少は悪いことに思いがちですが、むしろ「人口増加」の方が、食糧問題や貧困に結びつきやすい問題として、捉えられていた時期が長い、と述べている本もありました。

 

私の意見としては、人口が増えすぎたら一人っ子政策などで調整し、人口が減ったら育児補助を増やすなど、どこかで調整が入るので、そこまで気にすることではないと思っています。

 

私個人としては、将来は子供ができたらいいとは思いますが、個人の時間や夫婦の時間、仕事の時間で埋まっている状態なので、子育てを避けているのかもしれないと自己分析しています。

 

少子化は「お金がないから」という面もあると思いますが「時間」の価値が高まったことにより、育児でなくなる「個人の時間」を意識的に避けているのかなと思います。

 

ただ、現代は便利家電や育児サービスが充実しているので、そのようなサービスを有効活用することで、子供がいてもある程度はバランスのとれた生活はできるのかな、と妄想しています。

 

トピック1-2:日本と世界との比較(教育)

よく「東大は世界ランクで見れば負けている」と言う記事があります。世界大学ランキングにはいくつかありますが、以下は一例です。

 

resemom.jp

 

こちらを見ると「東大」は「23位」。上位には「中国」「シンガポール」「香港」の大学があるので、「東大」は「アジアトップ」ではないことがわかります。

 

ただ、個別の評価で見れば、「学術関係者からの評判」は「7位」、「雇用主からの評判」は「9位」なので、十分、高評価を受けているといえます。

 

外国人学生数などは、どうしても英語圏の大学に敵わないです。

 

私が東大の大学院に在籍したときも、外国人というのは「アジア系」の学生が9割以上の印象でした。

 

ヨーロッパやアメリカの学生は、よりアクセスが良い場所にアイビーリーグなどの有名大学があるので、日本には来ないということでしょう。

 

これを見ると大学ランクを気にする必要は特にないと私は思います。

 

トピック1-3:日本と世界との比較(待遇)

日本と海外を比較すると、年収(待遇)が低いという記事があります。

 

これは事実だと思います。20代、30代前半でも、日系企業から外資系企業に転職すると、年収800万円〜1,000万円以上になる、というのは多くの分野でありえる話です。

 

私の周囲を見ても、外資系IT企業に転職すると、20代のうちに500万円、600万円だった人が1,000万円を突破したり、30代中盤で1,300万円〜1,500万円以上になる人が確かにいました。

 

外資系は「実力主義」なので、年齢問わず、比較的若いうちから高収入が狙えます。

 

もちろん、成果が出ないと長居できない環境なので、生涯賃金として見るとわかりません。

 

また、日本企業の年功序列型は続かないという記載の本もあります。

 

事実、大手企業でもジョブ型、成果型など、実力に応じて年齢問わず評価する仕組みに切り替わろうとしています。

 

最低時給も年々上がっています。私が大学生の2010年ごろは、東京でも時給1,000円以下のところがありましたし、時給1,200円以上は高額だと感じていました。

 

今は1,200円以上のアルバイトがたくさんあります。

 

時間はかかるとしても、今までの待遇から徐々に変わっていく気はしています。

 

また、支出の面で見ると改善されています。

 

例えばインターネットやスマホの普及により、格安で娯楽が味わえたり、口コミサイトにより、レストランやホテルの失敗が減ることで、より快適でお金を無駄にしにくい時代になっていると思います。

 

海外と比較すると変化は遅いのは事実ですが、支出面では年々改善されていることを踏まえると、そこまで悲観的になることでもないかなと思います。

 

トピック2-1:行動経済学・心理学

ざっと思いつくもの、私が普段意識していることを箇条書きにします。

 

人間は・・・

  • 得するよりも損を避ける傾向にある。
  • 無意識に意味のない数字に左右される。(アンカーリング)
  • お金や時間をかけると、失敗することがわかっても同じことを続ける(サンクコスト)
  • 何かをやり始めることが一番面倒。やってしまえば行動は継続できる。
  • 誰かに助けてもらうと、お返しをしたくなる。(返納性)
  • 買い物をしようと店内に入ると、欲しいものがなくても買いたくなる。(行動一貫性)

 

行動経済学は、一度学び始めると実生活と密接にくっついているので、面白く感じると思います。

 

知識として知っておくだけで、日常生活での人の動きがなんとなく理解できるようになります。

 

読みやすい本もたくさんありますので、ぜひ一読してみてください。

 

 

トピック3-1:お金と時間の考え方(時間>お金)

年々、「お金」よりも「時間」の価値が上がっていると思います。

 

「Time is money」の有名な諺は、近い将来「Time is more valuable than money」になると思っています。というよりなっています。

 

サブスクリプションサービスが格安で手に入る現代では、「時間を潰す」方法はいくらでもあります。

 

無料でも「SNS」や、「YouTube」で毎日新しい動画が更新されています。

 

通常、何かサービスを受けるときには「お金」を支払うのが当たり前の時代がありました。

 

しかし、今ではインターネット、スマホと通信回線があれば、場所を問わず無料コンテンツを楽しむことができます。

 

キャッシュレス決済により、現金を持ち歩くのが不便になってきました。

 

私も社会人2年目の時に「かっこいい男になろう」と思い、奮発して買ったプラダの長財布は、持ち運びが不便なので、カバンにしまったままです。

 

スマホを使えば、クレジットカードも連携できているので、それだけで買い物ができます。

 

キッチンカーなど、アナログな印象のお店や、地方のお土産屋でもPayPayに対応していたりと、日本でもキャッシュレスが当たり前になってきました。

 

トピック3-2:お金と時間の考え方(仕事=プライベート)

働き方改革やリモートワークによって、残業や通勤時間の削減ができます。

 

このような時代には、今まで以上に「生み出された時間を何に使うのか」が重要になってきます。

 

仕事の仕方は、業務により異なりますが9時5時で働く「マックジョブ」とクリエイティビティを駆使して働く仕事で別れるようになります。

 

「ワークライフバランス」のように「仕事」と「プライベート」を分けるのではなく、両者が混在する世界になっていきます。

 

平日に限らず、休日でも、バカンス中でも仕事用のスマホやパソコンを持ち歩くと、仕事を進められます。

 

一方で、平日は仕事以外に、他業種の情報を収集したりすることもできるようになります。

 

私も終業後や土日であっても、業務メールを見ることがあります。

 

週末にオフモードになってしまうと、日曜の夜にサザエさん症候群となり、仕事が億劫になりますが、常にホットスタンバイにしておけば、その必要がなくなります。

 

副業に寛容な企業も増えてきました。

 

ランサーズなど、仕事を探せば、アルバイト以外でいくらでもお金を稼げる時代ですし、個人メディア(ブログ、SNS)で集客して、広告収入やアフィリエイト(物販促進)をすることで、自分の力で稼ぐことも、依然よりも容易になりました。

 

トピック3-3:お金と時間の考え方(お金が増える原理と心理)

お金を稼ぐには、対価として時間を渡す必要があります。

 

肉体的、精神的に辛い仕事、成果主義の仕事は、長期間、仕事を続けるのは難しい一方で、短期的に見れば非常に魅力的です。そのような仕事は高待遇になるからです。

 

貯蓄ができるまでは時間を切り売りしてお金に変え、生活費から残ったお金を貯金して運用します。

 

しだいに旅行中やショッピング中であっても、お金が増えていくようになります。

 

お金が増えていくと、より一層お金に対する執着が減っていきます。

 

500万円ほど貯まれば、国産車を新車一括で買えますし、三越、高島屋などの百貨店で、ハイブランドを含めて買おうと思えばほとんどの商品を購入できます。

 

「買おうと思えば買える」状態になると、購買意欲が収まるので、結果としてお金が増えていきます。

 

資産性の高いもの、数年後に値崩れしないものを買おうとするので、結果として価格の高いものを買う傾向が出てきます。買うというより「レンタル」しているようなものです。

 

一方で、高くても中古になると値下がりするもの(肌着など)はファストファッションで済ますようになります。

 

1着3〜5万円する高級なイタリアシャツや、イギリスのニットも、肌着ですから中古で売れにくく、値崩れしやすくなります。であれば、3,000円のユニクロで十分という感覚です。

 

インターネットを駆使すると、お得に高級ホテルに泊まる方法や、海外に行く方法がいくらでも出てきます。想定される支出よりも低いコストで、贅沢なサービスを受けることも容易な時代です。

 

サラリーマンで1億円の資産を築くのはほぼ不可能です。しかし貯金を続けて資産運用をすることで、時間とタイミングによっては実現も可能となります。

 

しかし、資産が増えても贅沢をできるわけではないようです。それは億万長者になる人がどのように資産形成してきたのかを知ると分かるようになります。

 

トピック3-4:お金と時間の考え方(時間の価値が高い理由)

時間があると、最初は娯楽に時間を使います。

 

好きな映画やゲームをしたり、動画をみたり、ネットサーフィンを楽しんだり。お金があればショッピングも旅行もできます。

 

それでもまだ時間を持て余すと「読書でもするか」という気持ちになります。

 

本の価格は1冊あたり1,000〜2,000円程度です。10冊購入しても1〜2万円のコストで済みます。

 

図書館が近くにあれば、時間はかかりますし欲しい本があるかは運ですが、5冊〜10冊借りて、ざっと読むこともできます。

 

それでも時間があるので、ブログやSNSで学んだことを発信します。

 

インプットした知識がアウトプットすることで身につき、アクセスが増えたり、紹介した本が売れればお金が入ります。

 

月に1万円の収入を生み出せるようになれば、月1万円の本代は「タダ」ということになります。

 

月に3万円の収入を生み出せれば、月3万円の本代まで「タダ」になります。

 

アウトプットすると、頭の中が空っぽになります。もう発信する情報がない、という状態になります。

 

絞り出しても過去に書いた情報の繰り返ししか書けない状態になったら、新しい本を読んだり、人とあったり、行ったことがない場所に行って情報をインプットします。

 

時間があることが直接お金を生み出すわけではありません。

 

しかし、時間があればあるほど、自分の力でお金を生み出せる可能性は高くなります。

 

トピック4−1:モノの価格(飲食店や化粧品)

飲食店の原価は20〜30%と言われています。

 

それ以外の賃料、人件費、光熱費などを含めて、お店側に利益が出るように計算する必要があるためです。

 

そのため、原価を40%〜50%に上げることで、比較的容易に集客をすることができます。

 

その分、薄利多売になるので、回転率を上げる必要があり、立ち食いにして店舗スペースを有効活用する手もあります。

 

一方で、利益率の高いドリンク類は、立ち食いよりも席に座っている時の方が注文されやすくなります。

 

食材の原価のみでなく、お店のコンセプトによって、いかに集客するかが重要になります。

 

化粧品やコンタクトレンズなど、原価は非常に安いものもあります。

 

開発費や広告宣伝費にお金を使っているためです。

 

開発費はわかるのですが、価格のほとんどが広告宣伝費であれば、実質的な価値は、支払ったお金に見合わないとも言えます。

 

しかし、広告宣伝費にお金を使っている商品(ハイブランド)は、所持することで、周囲からのイメージを変えることもできます。

 

原価1000円の10万円のシャツだと原価は1%。ぼったくりと思ったとしても、それを着ることで周囲の目を惹けるのであれば、十分すぎる価値があると言えます。

 

トピック4−2:モノの価格(需要と供給)

ものの価値は需要と供給で決まります。

 

普段は良心的な価格で購入できるマスクも、需要が高まると一気に価格が高まりました。

 

人気のアイドル、歌手のチケットは定価でまとめて転売ヤーに購入されると、ネットで高額で販売されてしまいます。

 

割高で不当だと思っても、どうしてもサービスを手に入れたい、という人が転売用に購入されたチケットを購入してしまうことで、結果として成立しています。

 

どんなに優れた商品でも、大量生産できるようになり、供給が需要を上回ると、価格は下がっていきます。

 

近くのスーパーで定価で販売されている商品が、メルカリで定価以上の価格で販売されていることがあります。

 

「なぜスーパーで販売しているものが新品価格より高く売れるのか」と言えば、地域差があるため、どこでも手に入る訳ではないからです。

 

トピック4−3:モノの価格(安い商品の理由)

買い手にとっては、良質なものを安く手に入れられるに越したことはありません。

 

安いものは、海外の人件費の安い国で製造されていることが多いです。

 

日本は人件費が高いので、中国、インドネシア、ベトナムなどで、大量に生産することで価格を抑えています。

 

このような商品は、言い換えると「条件付きで商品が安い」といえます。

 

人件費は年々上がっていきますから、人件費が上がれば、今までと同じ値段では購入できなくなります。

 

食品も300円ほどのものが100円など格安で売られていることがあります。

 

業務用スーパーに行けば、「なぜこんなに安い商品があるのか」と驚くと思います。

 

安い商品には理由があります。大量に買付することで安くするというものありますが、多くは遺伝子組み換え食品であったり、食品添加物が多いなど、特徴がわかります。

 

商品の裏のラベルを見ると、なんとなく商品が安い理由がわかります。

 

反対に、高額な商品は材料がシンプルです。

 

製造するまでに人件費などのコストがかかっていることが多いです。

 

高いものほど高品質ではありますが、価格には上限があります。

 

500円の上質な醤油と、1000円の醤油は、味だけで言えば判別は難しいのではと思います。

 

1500円の醤油を販売すると需要がなく売れ残るかもしれません。

 

トピック5:読書の有効性

私は削除した記事を含めると、1200記事ほど書いています。

 

1記事あたり2000文字と少なく見積もっても、合計で2,400,000文字(240万文字)を書いている計算になります。

 

1冊の本の文字数は8万〜12万文字と言われます。

 

多めに見積もって1冊12万文字としたら、20冊の本を出版できている計算になります。我ながらよくブログ更新が続いたなと思います。

 

それだけの文章を書いていると気づくことがあります。それは「自分の1生涯分の情報量というのは、非常にちっぽけだ」ということです。

 

普通の人であれば、ブログの記事を30記事も書けば、その人の一生分の学びや失敗談は書き尽くしてしまうと思います。

 

「他の人にはない情報を自分は持っている」と初期の頃は思っていても、次第にネタ切れになって「俺の人生ってこのくらいだったんだ」と少し自分がちっぽけに見えてきます。

 

そこで読書が有効になります。

 

時代も住む場所も異なる人が、同じく1生涯かけて学んできた情報や教訓が、本に詰まっています。

 

本を読まなくてもお金は稼げますし、本をたくさん読むから偉いわけでも頭が良くなるわけでもありません。

 

自分一人の小さな世界では知り得ない情報を学ぶという「娯楽」のために、本は読むのだと、私は思います。

 

とっかかりを作る上では、要約サイトなどのサービスを使ってみるのもおすすめです。

 

www.takumoney.com

 

まとめ。本から学んだことは定期的にアウトプットしてみよう

今回は、私タクミが今まで読んだ本の中の情報や、普段考えていることをざっと書き出してみました。

 

本を読むことで、自分個人ではとうてい思いつかないアイディアや情報をインプットできます。

 

私はIT系の企業で働いていますので、その分野には詳しいですが、例えば起業家の人の人生やものの価値、人間の行動心理など、本を読まなければ到底分からないことばかりです。

 

ただ、せっかく本を読んでも、その情報を人生に活かしたり、誰かに使えないと、勿体無いと思います。

 

そのため、私は今後も定期的に、本から学んだことをアウトプットしていこうと思います。

 

ぜひ、インプットした情報はアウトプットするように意識してみてはいかがでしょうか。