シンプル都心ライフ

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稼ぐ必要性がなくてもブログを書くべき理由

タクミです。

 

ブログを書き始めてから6年目になります。

 

初期は東大の大学院受験、TOEICの勉強法など、ノウハウ系の記事を書きましたが、途中からはライフスタイルやお金の管理の話が中心になりました。

 

私がブログを書き始めたのは26歳の2017年4月です。実は大学院1年生の頃から、「東大院生の日記」を書いていましたが、30記事ほど書いてアクセスは0だったので辞めてしまいました。

 

「シンプル都心ライフ」のブログは累計100万PV超えのサイトになり、過去を振り返るとありがたいことだなあと感じます。

 

さて、ブログを書く目的は「副業として稼ぎたいから」という方が最も多いと思います。もちろん私もお金目当てでブログを開始しました。

 

しかし、ブログを6年間書いていると「稼ぐ必要性がない人でもブログを書くべき」だと感じるようになりました。

 

今回は、その理由についてまとめました。

 

 

 

稼ぐ必要性がなくてもブログを書くべき理由

何かを継続してきた経験は自信になる

ブログに限らずですが、「何かを継続してきた経験」は自信につながります。

 

私は興味があるものに色々と手を出しては飽きる、という癖がありますが、たまに数年単位で継続できるものがあります。

 

  • ブログ
  • クラシックピアノ
  • カラオケ
  • 英語学習

 

残念ながら、カラオケは「13年」ほど続く趣味でしたが、ここ3年間はカラオケに行けず、趣味から遠ざかりました。

 

また英語学習も、大学院の頃にTOEICで890点を取って就職してから、一度も受験しておらず、高校1年生〜3年生+大学3年〜大学院2年生までの「合計6年」しか継続できていません。

 

しかし、ブログについては、大学院1年生の24歳から現在まで「合計8年間」は継続して書き続けることができています。

 

今後は、ブログの更新をやめる時期もあるかもしれませんが、どんなことでも数年単位で継続していると、「俺にはブログがある」という根拠のない自信が生まれます。

 

例えブログを通してお金を稼ぐことができなくても、何年にもわたって継続していれば、ちょっとした自信ができていると思います。

 

周囲の人が何に興味があるのかを知れる。

ブログを書くことで、周囲の人が何に興味があるのかを知ることができます。

 

例えば、私が興味がある分野は「家計簿」「部屋のインテリア」「都内に住む場合のコスト」「年収を上げる方法」などです。

 

しかし、本ブログで人気の記事は、「水泳でダイエット」「ココアでダイエット」など、健康に関して書いた記事が大半です。

 

今まで1000記事以上書いた中で、上記の記事は5記事程度です。なんとなく水泳に通っていた時期に書いたものが、4〜5年経過しても読み続けられています。

 

ブログでは、読者の人と直接コミュニケーションを取るのは難しいです。記事を読んでもらってもコメントをつけてくれる人はなかなかいないためです。

 

そうなると「周囲の人が何に興味があるのか」がわからないまま、ブログ記事を書くことになります。

 

しかし、ブログのアクセス分析をすることで、少しずつ何に興味があるのかがわかってきます。

 

自分の描きたいテーマと需要が一致すれば最高ですが、私のように描きたいテーマにそこまで需要がない場合は、アクセスを集めるには限界があります。

 

私はダイエットに興味があるわけではないので、需要に合わせて記事を書くことはできませんが、世の中の人が何に興味があるのかを知れるのはブログの良いメリットです。

 

ブログのネタ切れ改善のためにインプットをするようになる。

ブログを1000記事以上書いていると、当然ながら「ネタ切れ」になります。

 

私も「東大大学院の合格方法」や「TOEICのスコアの伸ばし方」というノウハウ系の記事を序盤は書いていましたが、20記事も書けば自分の頭の中のノウハウは全て書き切ってしまうことになります。

 

要は「ネタ切れ」の状態です。仕方なく、コンビニや外食で食べたものをレビューしてみる、など試行錯誤したものの、アクセスも一時的にしか集まらないので、2年前にブログ記事を削除してしまいました。

 

その中で、これは良いなと思うのが「読書」です。読書であれば、ネタは永遠に付きませんから、「ブログのネタが尽きたら本を読もう」という習慣が出来ました。

 

結果として、普段は読まない分野の本や新書を読んでみると、面白い発見をすることができたり、他の本が気になったりして、興味の幅が広がるようになりました。

 

「ブログ=アウトプットする場」ですから、アウトプットし尽くして、自分の頭の中を空っぽにした状態にしておくことで、「何かインプットをしよう」という気持ちになります。

 

ブログを書き始めていなければ、今のようにたくさんの本を読むこともなかったと思いますので、ブログを書いていてよかったと感じました。

 

まとめ。稼ぐ必要性のないブログを書くのが一番楽しい

ブログで稼ごうという気持ちは大切だと思います。

 

もし、ブログで飯を食おうとすると、書きたくない記事や、おすすめしたくない商品をレビューする必要が出てきます。

 

職業としてブログや執筆家として書いていくなら、以下の西原さんの本にあるように、仕事の選り好みはしないで、怪しい商材でも健康食品でもレビューしていく必要性が出てくるかもしれません。

 

 

www.takumoney.com

 

 

しかし、本業の収入がある中で、ブログを書くことができれば、稼ぐ必要性がない状態で、自分の自由に記事を書き続けることができます。

 

私も、自分の描きたい記事にたとえ需要がなかったとしても、「単にブログに吐き出したい」というときもあります。

 

ブログはローコストで運営できるので、趣味の一つとして、私とは相性が良い気がしています。

 

正直な話、私もブログ1〜2年目の頃は、「これだけ記事を書いたのにアクセスも収益も思ったほど伸びない」ということに悩んでいたのですが、6年目にもなると「好きな記事を書いて少しでも読んで貰えばいいか」という気持ちになりました。

 

本業の収入も1〜2年目の頃よりも増えており、生活する上では困らない状態になった、というのも大きい環境の変化かと思います。

 

そんな状態で、空き時間にできる知的な趣味、ということで、私は今後もブログを継続していこうと思います。

 

毎回、2000文字以上の文章を書くことはそれなりに大変ではあります。

 

しかし、毎回、ブログを書き終わった時に「よく頑張って書いたなあ俺!」という爽快感を感じることができるので、ブログはやっぱり面白いなあと思います。

 

仕事でも、プライベートでも「自分の好きなことをやれ」という風潮がありますが、残念ながらお金がもらえる仕事は「地味」で「ストレスが溜まり」「ノルマがきつい」ことが多いのです。

 

それであれば、せめて自分の趣味くらいは好きかって書きたいことを書くくらいの気持ちでいないと、体力も精神力も持ちません。

 

ブログは学生時代に書くよりも、大人になって経験が増えてからの方が、ネタも豊富ですし、文章力もついてくるので、書きやすくなります。

 

少しでも興味を持ったなら、まずは日記で良いので、1記事書いてみてはいかがでしょうか。