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月1万円以上を本に使って読書してみた結果

タクミです。

 

2022年8月から読書習慣を始めました。

 

目標は3年間で180冊。3年間は36ヶ月あるので、1ヶ月あたり5冊のペースで目標達成です。

 

読書のきっかけは、学生時代の読書量が少なく、偏った知識しかないことを改善したいと思ったからです。

 

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現在は2022年9月末。2022年8月、9月は「月1万円以上」を書籍代金に使いました。

 

思い切って読書を始めたことで、気がついたことをまとめます。

 

 

 

月1万円以上を本に使って読書してみた結果

月1万円を本に使うのは大変である。

月1万円を本代に使うのは想像よりも大変でした。

 

本の平均単価は1500円前後と考えれば、月に6冊は購入することができます。

 

しかし、私はKindleで本を読むので、紙の本よりも1冊あたりの料金が安いのです。

 

1冊600円代の本もありますから、月に10冊弱の本を買うことができます。

 

しかし、本1冊あたり300〜700ページあるわけですから、1冊買って読み終わるのに1週間以上かかるものもあります。

 

1冊買って、読み終わったら次の1冊、というように順番に読もうとすると、読みにくい本やボリュームのある本にあたると、次に進めなくなるので、まとめて4〜5冊買って並行読みするようにしました。

 

このような読書の仕方で、ようやく月に1万円使えるかどうか、というところです。

 

これが食費であれば、普段は購入しない国産の牛肉や果物、成城石井などでお菓子類を買えばあっという間に月1万円以上は使えます。

 

読書のために月1万円を使うというのは、相当な読書家でないと難しいということがわかりました。

 

本を1冊読みきれないストレスがある。

上述の通り、私は4〜5冊を購入して並行読みしているため、相性の悪い本はあと回しになってしまい、いつまで経っても読み終わらない状態になります。

 

ハウツー本や心理学の本など、過去に読んだことのあるジャンルは1〜2時間で読めるのですが、エネルギーや政治、経済学など、背景知識の浅いジャンルは難解で時間を要します。

 

1冊1冊を消化する読み方の方が私にはあっていると思ったのですが、とはいえ1冊をきっちり読もうとすると、中には1ヶ月かかる大作の本もあるので難しいです。

 

時間が無限にあれば嬉しいですが、平日はフルタイムで仕事ですし、休日も一人の時間は少ないので、じっくり腰を据えて本を読む時間はありません。

 

今振り返れば、唸るほど時間があった大学生時代に、ありとあらゆるジャンルの本を読みあさればよかったと反省しています。

 

「専門知識」よりも「教養」を身につける方が時間がかかる。

教養を身につけようという理由で読書を始めたのですが、教養を身につけるには時間がかかります。

 

対照的に、専門知識を身につけたい場合は難解な情報も学ぶ必要があるので、教養よりも時間がかかりそうですが、意外とそうでもないと気づきました。

 

教養というのは、幅が非常に広いです。

 

政治、小説、自然学、医学、歴史、民族、数学、物理、地学など。どこまで学べば良いかという目標もないので、自分で決める必要があります。

 

専門知識であれば、2〜3冊の専門書を読む中で、必ず同じ用語や考え方を学びます。復習にもなるので、理解も深くなります。

 

教養では、ジャンルが広すぎますし、時代や国ごとの背景も理解した上で本を読まないと行けないので、相当時間がかかると思いました。

 

読書をする時間を作り出すには「朝」しかない

結果として、月に5冊を目標にしたものの、購入した本は2ヶ月で30冊になりました。

 

そのため、ほとんど読めていない本も大量に含まれています。

 

ただ、これだけの本を読もうと思った時に「今まで通りのやり方では時間が足りない」ということに気づきました。

 

そこで「朝」の時間帯を利用することにしました。

 

今までは、23時ごろまでには寝て、6〜7時に起きる生活習慣だったのですが、朝を4〜5時に起きて、朝風呂を1〜2時間する中で読書をしてしまおうと思い立ちました。

 

朝風呂である必要はないのでは、と思う方もいるでしょうが、私の家は1LDKかつ移動扉で簡易的に区切っただけの部屋なので、ダイニングルームで電気をつけると寝室にも光が入ります。

 

奥様は4〜5時は寝ているので、それならば風呂場で本を読めばいいじゃないか、という発想になりました。

 

寝起きの時間帯は、本の内容も入りやすいですし、長風呂で汗もかくので、1リットルのペットボトルに浄水を入れて、読書の間に飲み干してしまいます。

 

この生活を始めてまだ1週間程度ですが、読書のスピードが大きく改善しました。

 

人間、追い込まれると、対策を自然に考えるようです。

 

まとめ。読書を始めよう

誰に指示されたわけでもなく「今までのルーティンを変えよう」という思いつきで始めた読書習慣ですが、思ったよりも効果が出ているようです。

 

一番の効果は「仕事により集中できるようになったこと」です。

 

朝や通勤時間に読書をすると集中力が高まるようで、そのまま仕事に行くと、いつもよりも集中して仕事に取り組むことができるようになりました。

 

一方で、教養(知識)については、ざっと1回読んだくらいではどんどん抜けていきます。

 

せっかく覚えたキーワードや概念も、別の本を読むとすぐに上書きされてしまいます。

 

それでも、読書習慣を続けていくことで、3年後には今とは違った世界が見えているのではないか、ということに期待して、残り2年10ヶ月は読書生活を続けようと思います。

 

社会人の方は時間がありません。仕事も忙しく、家族がいる方はより一層、自分の時間がもてないと思っている方も多いと思います。

 

しかし、時間は作るしかありません。私も睡眠不足にならない程度に早起きして読書するようにしていますが、何かをやろうとすると、今までのやり方ではNGだったりします。

 

読書に限らず、資格試験でも副業でもなんでも、始めるタイミングで一番エネルギーを使います。

 

1ヶ月間頑張って継続すれば、ある程度習慣化するようになるので、ぜひこれから新しい習慣を身につけたいという方は、三日坊主でもいいので、新しい行動をしてみてはいかがでしょうか。

 

最後に私が購入した本の一部をご紹介します。