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1ヶ月10冊の読書をして面白かった本まとめ

タクミです。

 

2022年8月から読書習慣を開始しています。

 

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月5冊を目標にしており、現在は2022年10月なので「2ヶ月」が経過しました。

 

読んだ本の冊数はノルマの10冊を大きく超える「20冊」になりました。1ヶ月10冊ペースです。

 

今回は読書を通じておもしろかった情報を公開します。

 

ジャンルはあえてバラバラにしています。

 

 

 

1ヶ月10冊の読書をして面白かった本まとめ

1:「ブルジョア・ボヘミアン」お金持ちになると自然の中で過ごすようになる。

お金持ちになったら高級なタワーマンションに住んで、毎日美味しいものを食べて、好きな時にファーストクラスやグリーン車を使って旅行する。

 

典型的な「成功」のイメージがありますが、海外の若いお金持ち(ブルジョア・ボヘミアン)は「自然の中で過ごす」ことを意識しているとのことです。

 

ITで成功した若手の富裕層の人は、物質的な満足を求めるよりも、かつて流行った「ヒッピースタイル」の延長で、Tシャツ、パーカーを休日はキャンプや登山など、都内でも近所のビストロでお酒を飲むなど、あまりお金を使わないで過ごすことが多いそうです。

 

せっかくお金があるのに、と一般人の私は思いますが、お金があっても人間が幸福に感じるときは「自然の中や気心知れた人と楽しく過ごす」ということに変わりはないようです。

 

ということは、お金をたくさん持っていない私のような人でも、お金持ちと同じように「自然の中で過ごす」ことや「近所のリーズナブルなお店で楽しむ」ことで、十分、お金持ちと同じくらい幸福になれるということです。

 

私の最近の週末の過ごし方は、奥様とクロスバイクで都内を巡り、皇居周辺、北の丸公園や日比谷公園など自然の中で過ごし、近所の神保町、神田、日本橋、銀座あたりで外食を楽しんだり、無料の個展や美術館、図書館にいくことが多いです。

 

特にお金はかかっていませんが、3年前にリッツカールトン東京や帝国ホテルのラウンジに頻繁に行ったり、六本木ヒルズや東京ミッドタウンで買い物をしていた頃よりも、幸福度は高いです。

 

富裕層になるには時間がかかりますし、誰もがなれるものでもありませんが、少なくとも週末の過ごし方は自分で選ぶことができますし、たいていの場合、お金もそこまで必要なく楽しむことができます。

 

お金を稼ぐことに捉われすぎず、まずは「楽しむ」ことを優先しても良いかも知れません。

 

2:冒険物は読書だけでも十分に楽しい

何不自由なく成功した歌手だった「峠恵子」さんが、刺激が欲しいということで、日本からインドネシアなどの島まで航海して、4000メートル以上の山を登った体験記が面白いです。

 

日本は非常に恵まれていると思っています。少なくとも飢餓で困ることや雨風しのぐことができない状態になることは少なく、ネット環境があれば誰でも24時間、音楽や映画、読書といったコンテンツを楽しめます。

 

ただ、不思議なことに人間は「刺激」を求めます。順風満帆な生活というのは、衣食住が満たされた状態を指しますが、多くの人はすでに満たされている状態が続きます。

 

仕事も安定。お金持ちではないけど、借金をするほど困ることもない。人間関係も特段問題ない。

 

それでも「刺激が足りない」とギャンブルをしたり、お酒を飲んでみたり、旅行したり、中には不道徳と思われる行為をして背徳感を楽しんだりします。

 

「峠恵子」さんのように不衛生な環境や、死の危険、賄賂を渡して生き延びるなど、あえて過酷な状態になった人が、どのように考えて行動しているのかを知れるのは、大変貴重です。

 

私としては、「船酔いが毎日続く」というだけで、絶対にやりたくないことですが、当事者の話を本を通して知れるのは面白いです。

 

小説やドラマでも良いのかも知れませんが、せっかくならノンフィクションの冒険ものを読んでみる方が、ぬくぬくとした家でホットココアを飲みながら、大冒険に出たスリルを味わえるのでおすすめです。

 

3:派手な生活の裏側を知れる

よくインターネットで話題になっていて、何をした人かもわからず、YouTubeで人気になっていた「ガーシー」さんの本です。

 

この本から学べるのは「閉じた情報を公にするインパクト」です。

 

例えば、就職活動は多くの人が苦戦します。仕事をしたことがなく、どのような仕組みで利益を上げているのかもわからず、100万にも及ぶ企業から、自分の働く場所を決めないといけないからです。

 

東大に入ったからといって、エントリーシートがほぼ通過する以外はメリットは少なく、むしろ親や親戚が大手企業にいる有名大学卒の人の方が、企業の情報をいち早く知れるので、内定率が高い、と私は思いました。

 

このように、情報が公開されないことによりデメリットは大きいからこそ、その情報を手に入れられる人は、有利に物事を進められます。

 

話を戻して、芸能界という派手な印象がある業界では、テレビでは華やかな印象、楽しげな印象しか与えないので、本当のところはどうなのかを知る機会はありません。

 

本書を読むと、どこまでが正しい情報かは不明ですが、少なくとも芸能人の方は多くの裏方の人に支えられている、ということがわかります。

 

派手に飲み歩ける理由なども本書に書かれているので、本書を読むことで、過度に芸能関係などの華やかな世界にこだわることがなくなると思います。

 

何を隠そう、私自身は過去に芸能の世界に憧れていたことがあります。

 

特に才能もなく、ルックスなども飛び抜けたものがない中で、「東大卒」などのブランドを駆使して、何かしら華やかな世界に行く方法はないか、常に考えていました。

 

もしくは芸能関係の人に繋がれる業界、例えば広告代理店やテレビ局などに入社して、偉くなれば芸能人の方との接点もできるのでは、と考えたこともあります。

 

結局は、地味な性格の私には向いていないと考えて、就活でエントリーすらせず、芸能とは全く縁のない固い業界で働いているのですが、なんとか手堅い仕事につけて良かったと今では思っています。

 

多くの人が芸能界に憧れを持つと思います。子供の頃からテレビを見ていた人が多いわけですから、自然とテレビの中の人は偉い人、お金持ちの人、モテる人、と思い込んでしまうからです。

 

もちろん、そのような華やかな面もあるのは事実だと思いますが、本書のような本を読んでから、本当にその業界に行きたいのかを考えるのも良いかも知れません。

まとめ。読書習慣をつけて知識を楽しむ。

1ヶ月5冊を読む、というノルマをすると、普段はあえて読まないジャンルにもトライしようと思うようになります。

 

「多読」を続けるコツとしては「読書から学ぼう」としすぎないこと。知識を得ることを第一にしてしまうと、教科書、専門書しか読めない状態になります。

 

そうなると知識が偏ってしまいます。せっかくの読書なのですから、「こんなジャンルの本、自分には向いてない」とは思わず、また仮に読みきれなくても気にしない、というスタンスで楽しみましょう。