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1着10万円以上の服やアイテムは精神安定剤である。

タクミです。

 

1着10万円以上の服というと一般的には「高い」と感じますよね。

 

私も20代中盤までは「1着3万円超えの服は高くて買えない」と思っていた節なので、まさか自分が1着10万円以上の服を買うことになるとは思いませんでした。

 

ということで今回は1着10万円超えの服を買ってみてわかったことをまとめます。

 

結論としては「1着10万円以上の服やアイテムは精神安定剤である」ということです。

 

 

 

1着10万円以上の服やアイテムは精神安定剤である。

前提:私が購入した10万円以上のアイテム

  • タリアトーレ チェスターコート:110,000円
  • ジョンロブ スニーカー:143,000円
  • カルティエ クォーツの腕時計:434,000円

 

どれも今から3年前の2019年にまとめて購入したものです。

 

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当時は独身で「上質なものを身につければ周囲の評価が上がるかも」と期待を込めて買いました。

 

その結果、どうなったのかをまとめます。

 

1:上質なアイテムの素晴らしさと残念さに気づく

1着10万円以上の服を身に着けると、すぐにその素晴らしさに気がつきます。

 

まずはデザイン。イタリアのデザインはエレガントでシルエットが際立つので、見た目が大きく変わります。

 

着心地も素晴らしく、腕などに素材がついたときの肌触りが良いのです。

 

一方で、残念な面もあります。まずは「劣化」するということ。

 

上質な服やスニーカーも、3年も経つとメンテナンス費が必要なほど劣化します。

 

コートの糸はほつれますし、スニーカーは傷がついたり、白スニーカーの場合は汚れが落ちなくなります。

 

次に「メンテナンス費がかかる」ということ。

 

腕時計は革ベルトが破れてしまい、追加料金(4万円以上!)がかかりました。

 

クロコダイルの革は上質な分、数年で劣化してしまいます。

 

カルティエの販売員の方によれば、革ベルトは1年で交換するのが目安とのこと。

 

私は頑張って2年半ほど利用して交換しましたが、毎年4万円ものお金がかかるのは維持費が大変です。

 

価格が高いものだからといって長持ちするわけでもないのですね。

 

これだけ高価な服を1〜2年で買い替えできるくらいの富裕層の方か、服にお金を全て注ぎ込むくらい服好きの方以外は、10万円以上のアイテムは手に出すものではないと思います。

 

2:服を買うのが難しくなる

一度10万円のアイテムを購入してしまうと、次に服を買うのが難しくなります。

 

「5万円のコートか。今のは10万円以上のコートだからグレードは下がるな。どうせ数年でダメになるのだからコスパ重視でデパートにある2〜3万円のコートでいいか。これだと素材感やデザイン性が明らかに違うな。いっそのことファストファッションでもいいかも。ユニクロの1万円のは素材感も悪くない。でも10万円のコートほどテンションが上がらない。とりあえず買わなくていいか」

 

こんな思考になってしまい、元のアイテムに寿命がきていても、次の服が買いにくくなってしまうのです。

 

「一回上げた生活水準はなかなか変えられない」と言いますが、まさに服であっても同じことがいえます。

 

3:自己満足感は満たせる

10万円以上の服は、デザイン性、着心地は良くても、寿命はすぐにきますし、買い替えもコスト的に難しく、お金に余裕がないと取り扱いにくいというデメリットがあります。

 

しかし、その一方で精神面では良いメリットもあります。

 

それは「自己満足感を満たせる」ということです。

 

高い服やアイテムは、デザイン性だけでなく「これだけ高いものを身につけている自分は価値がある」と自己満足するのに役立ちます。

 

仕事で24時まで残業していても、腕元の40万円超えのカルティエを見ると「これだけ上質なものを身に着けるだけのお金をもらっているんだから、仕事が忙しくて当たり前だ」と思って頑張れます。

 

上司から怒られていたとしても「上司の履いている革靴の3〜4倍はするジョンロブのスニーカーを履いているのだから反論せずにちゃんと聞こう」となります。

 

意外な話ですが、高額なアイテムを身に着けていると、精神的に優位な状態を維持できるようです。

 

とても単純な話ですが、毎日身につけるものは、できるだけ価格の高いものにしておくと、いざ辛いときの精神安定剤になると思います。

 

まとめ。1着10万円以上の服やアイテムは「精神安定剤」である。

「高品質で価格も安い服が手軽に手に入る」時代に、1着10万円超えの服やアイテムの必要性はあるのか、と思った方もいると思います。

 

しかし、1着10万円以上の服やアイテムを「保有できる」ということは、それだけで精神安定剤の役割を担ってくれる、「非常に手軽な常備薬」のようなものです。

 

人間は意外と単純で、上下関係の中で「下の立場」にいると精神的にもつらくなりますが、たったひとつでも高額なアイテムを持っていると、精神的に優位にたてます。

 

高額な服やアイテムというと「デザイン性や機能性、モテるかどうか」という点が気になると思いますが、それ以外にも「自己満足感を高める」効果があるということです。

 

今回は「1着10万円以上の服やアイテム」としましたが、中には100万円超えのアイテムもあります。

 

腕時計ならロレックス。鞄ならエルメス。結婚指輪はハリーウィンストン。いずれも100万円を優に超える商品です。

 

そこまでのお金を使わなくても、1つ10万円〜20万円までの商品をいくつか所持できれば十分だと思います。

 

不思議なことに、貯金50万円を持っているよりも、貯金30万円で10万円以上の服やアイテムを持っている方が、精神安定剤の効果があります。

 

50万円を資産運用しても、年間2〜3万円しか増えません。それならば50万円丸々使ってデザイン性もブランド性も高い、妥協しない服やアイテムを購入した方が、特に20代の若い方にはメリットは大きいと思います。

 

今回は1着10万円以上の服やアイテムを買ってみてわかったことをまとめました。

 

一般的な服とは異なり、数年ごとに買い替えるのはコスト面で難しいものの、一度所持すると簡単に自己肯定感を高めてくれるので、思い切って1〜2つほど高額な商品を購入してみてはいかがでしょうか。