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貯金を頑張る人におすすめの「チート月」でお金を使う力をつける

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タクミです。

 

2022年も12月になり、残り1ヶ月を切りました。

 

先日の記事で、2022年の年間支出を計算しました。その結果、おおよそ「400万円弱」ということがわかりました。結果として、2022年は「300万円」の資産を増やすことができたことになります。我ながらよく頑張りました。

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2022年は結婚関連の大型出費が多く、上半期の予想では年間支出が450万円〜500万円まで増えるのでは、と思っていましたが、なんとか400万円以内に収まりそうでよかったです。

 

さて、2022年12月の最初の週ですが、12月分の家賃、光熱費などを含めた合計支出が「387万円」であることがわかりました。

 

ここに今月分の食費や交際費といった変動費が入って2022年の支出が確定します。

 

冒頭に書いた通り、年間支出400万円までは使っても良いと考えると「2022年12月の1ヶ月で残り13万円を自由に使える」ということになります。

 

実際には食費に5万円は使うと考えると、残りは8万円になります。

 

そこで、2022年12月は「チート月」ということで、残りの8万円をどのように使うかを考えてみました。

 

貯金を頑張る人におすすめの「チート月」でお金を使う力をつける

パターン1:カフェに使う(月1万円の増加)

貯金を頑張る人に大敵なのが「ラテマネー」に代表されるカフェ代です。

 

1日300〜500円だとしても、毎日、カフェでコーヒーを飲むと、年間で数万円の支出になります。

 

よく貯金をしたい人が避けるべき行動の一つに「カフェ通いを避ける」というのがありますよね。

 

私も2022年はカフェ巡りを可能な限り避けていました。

 

そこで、12月のチート月を使って、スタバを思い切り活用するなど、思い切ってお金を使うことにしました。

 

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例えばこのブログを書いている人は、スタバで2杯も飲み物を注文しました。合計1000円を超える出費ですから、少し度胸がいるものの、好きなだけ温かいものを飲めるのは至福です。

 

本当にちょっとした出費の増加ですが、「チート月だから」という理由をつけてしまえば、思い切ってお金を使えます。

 

カフェに思いっきりお金を使ったところで、月に1万円もかからないですから、13万円を使うにはまだまだ余裕があります。

 

パターン2:お世話になった人に使う

お金を自分のために使っても、そこまで満足度は大きくなりません。

 

そこで、お世話になった人に使うことを考えてみます。特に私は今年に結婚をしたので、両親や親戚からお祝い金をいただいています。

 

このお金は夫婦用として別で管理し、自分の財布から、両親や親戚にお返しをしようと思います。具体的には食事会を開いて料金を全額負担するということです。

 

人数は8人程度ですから、単価が5000円のご飯でも4万円のまとまったお金になります。

 

ちょっとしたお返し程度にはなりますが、少しでも自分で稼いだお金をお世話になった人に還元できればと思います。

 

パターン3:自己投資に回す

自己投資というのは聞こえが良いですが、要は「本業の収入を増やすための勉強にお金を使う」ということです。

 

幸いにも私の所属する会社では、資格試験を受験して合格すると参考書代と受験料を負担してもらえます。

 

そのため、最低限の参考書を購入して一発合格することができれば、実質「無料」で資格合格と専門知識が身に付きます。

 

ただ、実際には最低限の参考書では知識の一部分しか身につかない場合がほとんどです。1冊の本の中に全ての知識が入っていることはまずありません。辞書は別ですが。

 

そのため、会社負担にはならない専門分野の本を2〜3万円分、思い切って買うということにお金を使おうと思います。

 

たとえ2〜3万円の本を購入したけど理解ができなかったり、時間がなくて読むことができなかったとしても、「新しいことにトライしよう」という気持ちは大切です。

 

そのために「無駄金」になるリスクを取ってしまいましょう。もしかしたらあなたに相性の良い奇跡の1冊が見つかり、今まで悩んでいたことが解決できるかもしれません。

 

私の場合は、1ヶ月早くフライングして、ITの専門書を3万円分購入してみました。結果的に2〜3冊は私にマッチする本があり、今まで理解できずに悩んでいたことが一気に解決して感動しました。

 

できれば、この感動を新卒〜3年目までの若手の間に体験できていれば、今はもっと高い場所にいられたのでは、と後悔することもあります。

 

チート月でお金を使うと決めたなら、「無駄金を使う勇気」を持って、新しい分野の勉強のためにお金を使ってみるのもおすすめです。

 

パターン4:所持品のメンテナンスに使う

どんなに気に入っている所持品でも、時間の経過とともに商品の価値は落ちていきます。

 

スーツや革靴など、汚れや破れが気になっているものを、お金がかかるので面倒という理由で放置していれば、チート月のお金を使って直してしまいましょう。

 

私の場合は、スーツのほつれや汚れを見ないふりをして使っていました。おそらく3着分で5000円もあれば修理ができるものですが、今まではお金をケチってそのままにしていました。

 

そのようなもののメンテナンス費に使うのが良いと思います。経年劣化により商品の魅力が落ちてしまったものも、メンテナンスするだけで新品のものと同じように復活することもあります。

 

まとめ。貯金を頑張るなら「チート月」を作って息抜きしよう

貯金を頑張るのは素晴らしいことです。しかし貯金をする、ということはお金を使うことを我慢する、ということです。

 

人間は我慢ばかりでは疲れてしまい、せっかく頑張ろうと思った貯金も投げ出してしまうことになります。仕事と同じように貯金もどこかで息抜きが必要です。

 

そこで、1年のうち、最後の月である12月など、キリの良いタイミングで「チート月」を作ってあげることをおすすめします。

 

チート月では、お金の使い方は自由自在です。使える金額は人によって異なりますが、私のように年間の貯金目標を達成できるなら、それ以上無理に増やさず、余分に増えたお金は使ってしまいましょう。

 

貯金を頑張って資産が増えていくと、貯金や投資が楽しくなり、逆に買い物などにお金を使うのが億劫になっていきます。

 

そのため、貯金、投資で成果が出ると、購買意欲が下がり、より一層、資産増加が加速するのですが、それと同時に「お金を稼ぐモチベーション」も下がってしまいます。

 

お金を稼ぐモチベーションを高めるには、適度にお金を使ってもいい期間を作って、その期間の間は思い切ってお金を使うようにしてみましょう。

 

真面目な人ほど、バランス感覚が狂ってしまい、貯金に励むあまりに使うべきところでお金が使えなかったり、ストレスを溜めて周囲の人との関係性を悪化させてしまったりします。

 

そうならないためにも、お金を自由に使って良い「チート月」を設定して、メリハリのあるお金の使い方ができるようにしてみましょう。

 

私も、貯金ばかりではなく、「興味はあるけどお金がかかるからやめておこう」と思っていたことに、今月だけはお金を使ってみようかなと思っています。

 

資産形成は長期戦です。短期間だけに絞ってストイックに貯めるでも良いですが、たとえ目標の資産まで、1年〜3年計画が伸びたところで、20代〜30代の人であれば人生はまだまだ長いです。

 

貯金が増えることよりも、貯金をすることで購買意欲が落ちていくことの方が残念なことだと思います。

 

お金は使ってこそ価値を生み出せます。貯金にこだわりすぎず、適度に息抜きしながら楽しんで貯金に励んでいきましょう。