勉強ができる人は、宇宙人のように感じることがありますよね
私は人生の中で、一度たりとも勉強ができると感じたことがないのが残念なのですが、逆に周囲にいる優秀で勉強ができる人に、いつも助けてもらいながらいきてます
さて、そんなわけで仕事でもプライベートでも、周囲に勉強が得意な人が非常に多い環境にいます
すると、どんな意識の低いポテンシャルの低いタクミのような人間でも「もっと勉強しないといけない」という気持ちになってくるんですね
「朱に交われば赤くなる」を、まさに体感しています
20歳で大学をサボりまくって留年を経験していた時代がウソのようです
さて、そんなわけで周囲の勉強が得意な人の特徴をまとめてみました
勉強ができる人に共通点はあるのか?周囲の勉強ができる人の特徴をまとめてみた
勉強できる人は「知識の裾野(すその)」が広い
東大の大学院時代も、現在所属している企業でも、勉強ができる人は当然ながら、「基礎知識」を膨大に知っています
基礎知識が多ければ多いほど、新しい分野を学習しようとしたときに、知識を簡単に理解することができるようになります
幼少期からたくさんの言葉の意味を知っていて、国語の問題はほぼ満点という方も多いです
堀江さんも百科事典を読んでいたことで、小学校、中学校の授業が簡単だったといいます
テストで求められることは「どれだけ多くの言葉を暗記しているか」ということと、「いかに素早く知識を応用できるか」ということです
基礎的な情報をたくさん知ってれば知っているほど、つまり知識の裾野(すその)が広い人ほど、勉強が得意な傾向があります
勉強できる人は、幼少期から勉強できる環境にいる場合が多い
これは明確なことですが、勉強できる人は、幼少期から有名進学校に通っている割合が異常なまでに高いです
タクミのように偏差値50の高校出身の人は、ほとんどいません
ほとんどが中高一貫校か、有名高校出身です
中には幼稚園からおぼっちゃま、お嬢様が通うような所に行っている人も多いです
タクミが、実家の団地の公園で鬼ごっこをしたり、階段に座って友達とゲームをしている時に、お受験勉強やピアノなどの習い事をしているわけです
つまり、勉強のキャリアが圧倒的に長いんです
タクミは7年間、個別塾のアルバイトで講師をしていました
対象の学生のメインは中学生です
アルバイトを始めた当初は「俺が生徒の成績を上げてやる」と燃えていました
中学生の頃に勉強をやる気にさせることができれば、大学受験で生徒の志望校にも合格されられると思っていたからです
なので授業も型にはまったやり方ではなく、例えば英語の授業では映画のスクリプト(字幕)を使ったユニークな学習を自分で考えていました
教育の本も数十冊を読んで「この生徒にはどのような教え方をしようか」と毎日試行錯誤していました
しかし、個別塾で4〜5年が経過した頃、それは完全なる勘違いであったことに気づいたのです
中学の段階で、オール3〜4が取れている子は、小学生の学習が身についていますが、
成績が1〜2の子は、そもそも小学校の段階の勉強でつまずいています
掛け算、割り算ができない子に、分配法則やら方程式は教えられないのです
逆に、中学受験をしている人は、小学生の頃の勉強はほぼ理解できていて、中学の内容もすでに理解している場合が多いです
中学の段階で12歳です
一見、まだまだ時間がたくさんあるように見えて、すでに12歳の段階で圧倒的な知識の差ができていることに気づきました
それに気づいてからは、生徒のレベルに合わせて、つまづいているところまで小学校レベルに戻って復習する授業をするようになりました
話を戻しますが、勉強ができる人は幼少期から勉強をできる環境に恵まれている人が多いのは間違いないです
幼少期から、様々な勉強に触れる機会があるからこそ、結果的にたくさんの知識を得ることができるのです
勉強ができる人は、「プライドがあるけど腰が低い」
勉強できる人は、世間的には有名な大学、大学院に通っている人が多いです
普通であれば過酷な受験勉強を勝ち抜いてきた方ですから、自信満々であってもおかしくはないはず
しかし、実際には腰が低い人が多い印象です
なぜなら、有名大学に進学すると、周りも皆、有名大学にいて、圧倒的に勉強ができる人だらけだからです
東大の学生でも、3000人が入学すれば、成績によって1位から3000位までランク付けされてしまうのです
高校までは勉強で敵がいなかったのに、大学に入ったら自分よりも勉強ができる人がいる現状を見て、腰が低くなるのではと思います
スポーツでも同じです
50mを6.5秒で走ることができれば、地元では足が速い方です
しかし、地元の大会に出場すると、50m6秒の人がいるかもしれません
さらに、オリンピックレベルであれば、50m5秒後半を出す人がバンバンいたりします
結果的に、レベルの高い環境に行けば行くほど、自分よりも優れた人を見ることになります
もちろん、受験で結果を出したというプライドはありつつも、学歴をひけらかすような人はほとんどいない印象です
勉強ができる人は「圧倒的な負けず嫌い」
プライドと関係するところですが、勉強ができる人は「負けず嫌い」です
自分が知らないことがあれば、後日徹底的に勉強して、復習したりします
また、「知らないことがはずかしい」と感じている人も多いのではと思います
ちょっとした雑談レベルの内容であっても、「前に話していた〇〇って有名人は〇〇なんだね」と言われたりします
興味のあるかどうかに関わらず、どんなジャンルに対しても知らないままにしておきません
勉強ができる人は「とことんやる」
勉強ができる人は、なんどもなんども同じ参考書を繰り返し読んだりします
決して一度学んだ内容を忘れないくらい記憶力がいいというわけではなく、学んだことは忘れることを前提にして、何度もとことん復習をしています
残念ながらタクミにはない能力です
日本有数の開成高校出身のこちらの著者も、小学校時代に通っていたサピックスという塾では「とにかく「復習」をしていた」と書いてます
予習よりも復習の方が圧倒的に大事なのです
一度学んだ内容を何度も復習するのは、普通の人にとっては苦痛です
タクミは飽き性ですので、なかなか同じ内容を何度も復習するのが苦手です
だから暗記系のテストは苦手です
勉強ができる人は、本当にとことん復習をします
だからこそ、長年の間、学んだ知識を忘れることがないのです
まとめ。勉強ができる人は、長年勉強に触れる機会に恵まれて知識量が豊富で、とことん学んだことを復習できる人である
勉強ができる人は、幼少期から勉強する機会に恵まれていることが多いです
そして、学んだ知識をとことん復習するなど、普通の人よりもマメな人が多いです
残念ながら、大人になって勉強に目覚めても、子供の頃に戻って勉強をすることはできません
しかし、例えば「復習を徹底的にする」などは、今後、新しい知識を勉強する上で役に立つのではと思います
タクミも、絶対にこの人には敵わないなあという人たちに囲まれているうちに、以前よりは勉強のコツを掴んできた気がします
なかなか超えられない壁があることを知りつつも、ちょっとでも勉強できるコツを知って行くことが重要ではないかと思いました