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勉強をするときにやる気がなくなる考え方と、その対策法を考えてみた

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社会人になると勉強することが全くなくなる人もいますが、TOEICや情報系、金融などでは仕事と並行して勉強を続ける必要がある人も多いのではないでしょうか。

 

筆者も情報系の会社のため、三日後に迫った応用情報技術者試験の勉強をしています。

 

日本に生まれると18歳までは高校で勉強し、半数の人は大学受験のために猛勉強する習慣があります。

 

さらに弁護士、弁理士、会計士などの三大資格から、TOEIC、公務員勉強など、社会人になるまでに猛勉強が必要な人も多いですよね。

 

そんなわけで巷の本屋には〇〇勉強法という本が大量に並んでいます。9割は読む必要のない本なわけですが、読者としては勉強のやる気がでないときに、本にすがりたくなってしまうんでうよね。

 

筆者も大学受験のときは、なかなか成績が上がらないと、予備校のそばの本屋で暇つぶしに自己啓発本やビジネス本を読みあさっていました。

 

これは本当に無駄だったなあと反省しています。試験や大学の合格を目的とするなら、勉強する以外に方法はないですからね。

 

というわけで今回は勉強のやる気がなくなってしまうネガティブな考え方と、その対策について筆者なりにまとめてみました。

 

筆者のスペックとしては、大学受験は失敗。その後、奮起してTOEIC900点、東大大学院合格までは良かったですが、社会人になって情報系の試験に落ち続けるという状態です笑

 

ようは、元から神童と呼ばれるくらい進学校の出身ではないですし、実家が金持ちで長期留学に行った経験も、小学校から予備校に通った経験もありません。

 

ごくごく普通の能力をもつ筆者だからこそ、参考になる人は多いのではと思います。

 

 

 

 

 

 

普通の人が考える勉強をするときにやる気がなくなる考え方と、対策法をまとめてみた

 

 

1:一回勉強したのに、また間違えて、ダメ人間だと思い込む

真面目な人がやりがち。1回目は教科書の隅からすみまで読み込んだり、模範解答を丸暗記したり、一応勉強っぽいことはやってみる。

 

しかし、2回目の復習のときに、内容を忘れていたり、計算の公式が出てこなかったり、質問の意味を間違ったりして、「ダメな人間だな」と思い込んでしまい、テンションが下がり、勉強できなくなる。

 

対策:自分が凡人で能力のない人間だと自覚する

 

開成高校をご存知でしょうか。日本屈指の難易度の中高一貫校です。東大合格者数で毎年トップレベルを誇る場所です。凡人から見れば天才です。最近では海外志向なのか、ハーバードやイエール大学などの世界のトップレベルの大学にも進学しています。

 

そんな開成高校出身の人でも、東大に不合格の人も毎年いるわけです。他の高校と比較すれば圧倒的な進学実績ですが、浪人を重ねて、偏差値50台の大学に進学する人ももちろんいるわけです。

大学入試結果 | 開成中学校・高等学校公式サイト

 

開成中学、開成高校に入れる人は、東大に他の大学から進学するよりも難しいと言われています。そんな宇宙人のような人でも、大学受験では勉強をしないと東大には進学できないわけです。

 

つまり、頭のいい人が結果を出せるわけではありません。開成高校の学生であっても大学受験のためには圧倒的な勉強量をこなしているわけです。

 

さらに開成高校出身で予備校の講師を務めている繁田さんも、「勉強は予習、授業、復習、復習、復習」と書かれています。

 

 

ようは天才に見える人でも、圧倒的に復習することで内容を理解し、暗記しているわけです。一回で覚えられるように人間の脳はできてないのです。

 

というわけで私も含めて普通の人は、勉強時間を増やすしか方法はありません。そして、唯一できる勉強の効率化の方法は、「復習」の時間に時間を多く使うことです。

 

一回勉強したのに、二回目、三回目で忘れてしまうのは当然です。粘り強くできるまで何度でも復習するのが勉強のコツです。

 

2:内容が理解できなくて、理解度のなさにイライラする

1では勉強では復習が大切という話をしました。しかし読解力がなく、参考書や問題集の内容が理解できない、解説の内容が理解できない場合は別です。

 

理解できない内容に何時間も時間を使うのはもったいないです。

 

参考書や問題集が理解できないのは以下の理由です。

 

1:キーワードを理解していない

2:参考書、問題集のレベルが高すぎる

3:長文などを読み込む体力がない

 

1についてはググってください。ググれば99%の答えが出てくる時代です。

 

わからないキーワードに線でも引いて、ひたすらググってください。これは簡単に解決できます。

 

2については、入門書を購入してください。

 

センター試験レベルの英語が解けない段階では、東大やTOEICの問題は解けません。

 

3は一番厄介ですが、ブログでも本でも良いので、活字を読む癖をつけましょう。

 

漫画や映画、アニメがオススメできないのは活字が少ないからです。今は無理に本を読まなくてもインターネット上に様々な文章が転がっています。

 

そうした文章やコラムを読んでみる。時間はかかりますが、継続できる方法を探してみてください。

 

東大生であっても小学生のときに微分の計算や英語がペラペラな人は皆無です。逆にアメリカ人であれば学歴関係なく英語はペラペラです。

 

理解力については、個人の能力の問題ではなく、キーワードを理解して、長文を読む力をつければ改善できます。

 

なかなか参考書や問題集が進まないときは、まずはひたすらキーワードをググってぼーっと眺めてみましょう。

 

 

 

3:試験日までの勉強量を計算して、間に合わなそうで不安になる

どうしようもない問題ですが、期日までに勉強の時間が取れる人と、取れない人で合格不合格が決まります。

 

素直に間に合わないと思ったらあきらめましょう。資格試験であれば、何度でも受験できますし、資格がなくて昇進が遅れても、会社をクビになることはまずないでしょう。

 

案外、合格のプレッシャーをなくして期待値を下げると、今回はここまでは勉強しよう、とやる気になったりします。

 

では士業のように、合格しないと仕事ができない場合、また大学受験のように合格する大学のレベルで仕事の幅が決まってしまう場合には、どうすれば良いでしょうか。

 

年齢制限がある場合には、すっぱりと諦めましょう。正直な話、難易度の高い国家試験では、合格できる人とそうでない人とで、明確に分かれているように思います。

 

いずれも高学歴の人が有利ですし、家庭環境や経済的な面、世間体的な面から、いつまでも浪人して勉強するわけにも行きません。

 

後悔はすると思いますが、そもそも数年間にわたって勉強できる環境があるというだけで非常に恵まれているわけです。

 

勉強を諦めて普通に働いたところで、ストレートに大学卒業後に仕事をしている人から見れば遅れていますが、そんなことは気にする必要はありません。

 

4:勉強のために人生を消費して、不合格だったときのショックを想像してしまう

試験に不合格だったとしても死ぬわけではありません。

 

筆者は大学受験に失敗したとき、両親や親戚、高校の同級生から「あ〜あ」という感じの憐れみの目でみられました。

 

正直、トラウマレベルでショックを受けます。さらに大学の学歴というのは人生で一生残るものです。一生トラウマを背負って行きてかなければいけないのか、と18、19歳のころは本気で悩んでいました。

 

しかし、実際には不合格でも死ぬわけではありません。普通に就活してもどこかの企業に入れそうでしたし、筆者は理系の大学だったので、他大学の大学院受験で東大に入ることができました。

 

もちろん、今でも周囲の反応というのはトラウマレベルです。でも仕方ないんですよね。

 

社会人数年目になってわかったことですが、実際には周囲の人は自分のことをほとんど考えていません。

 

〇〇はどこ大学だから。〇〇はどの資格を持っている。なんて正直どうでも良くなってきます。

 

残るは自分が納得できる結果かどうかだけです。そしてこれも考え方の問題ですが、ショックを受けたということは、本気で勉強したということです。

 

元から期待していなければショックを受けることもないですしね。

 

それだけ勉強に打ち込めたという経験自体がすごいことだと思います。もちろん結果が全ての社会ですから、次の一手を虎視眈々と狙う必要はありますが。

 

ちなみに合格した時の周囲の反応は格別です。一度でも過去にうまくいった経験がある方は、そのことを思い出しながら勉強するのもいいかもしれません。

5:勉強して合格しても、大して年収アップにつながらない

筆者は東大の大学院受験では1年半ほど死ぬ気で勉強しました。それは大学院に合格するかどうかで生涯年収が1億円近く変わってしまうからです。

 

ようは偏差値50レベルの大学を留年していた筆者のスペックでは、就職活動で大手企業などは門前払いになりますが、東大の大学院に入ると、一気に企業を選ぶ立場に変わります。

 

そんなわけで一生懸命勉強しました。分かりやすい目標があると人は勉強できます。

 

しかし、会社から強制的にとれ、と勧められたものに関しては、なかなかやる気になりませんよね。

 

そこで資格はとっても取らなくてもいいけど、自分のために勉強する、というふうに考えてみましょう。

 

資格は社内での昇進のために必要となるわけですが、仮に資格を取れず昇進できなかったとしても、大して生涯賃金が変わるわけではありません。

 

それでも知識を身につけると、仕事やプライベートが楽しくなります。情報系の資格を一つも取っていない筆者ですら、応用情報の勉強をするようになってから、IT関係の記事を読んでも理解できることが増えましたし、プライベートでもパソコンの不具合の場合の対処法を教えることもできるようになりました。

 

勉強は自発的にするとやる気がでます。仮に誰かから強制されたものであっても、自分の意思で取り組んでいるという主体的な意識に切り替えることで、勉強が楽しくなります。 

まとめ:勉強できるなんて贅沢な趣味で恵まれていると思いこもう

東進ハイスクールの林先生もおっしゃっていますが、勉強できるということは贅沢なことです。

 

筆者は学生時代に地元の予備校でアルバイトを7年間していましたが、学力があって優秀な生徒であっても、家庭の経済的な事情で商業高校にしかいけない子、高校卒業後に働かないといけない子も数人いました。

 

勉強をするためにはお金が必要です。逆に勉強を数年間もできるということは「衣食住の生活のためのお金には困っていない」ということになります。

 

インターネットや読書やゲームなど、遊びを我慢して勉強するというのは、もしかしたら大きな勘違いかもしれません。

 

勉強も元は娯楽であって、決して経済的格差と結びつくものではないと思うからです。

 

読書は大切と言いますが、昔の人は他に娯楽がないので読書をしていただけであって、決してゲームが読書より劣っているというわけではないと思います。

 

勉強することは単純に楽しいことです。知らなかったことがだんだんわかるようになって成長した気持ちになります。

 

というわけで勉強のやる気がなくなったときは、肩の力を抜いて、勉強できることは恵まれていることだ、と考えるようにしましょう。

 

 正しい勉強法を学ぶことで、勉強のやる気が出てくるかもしれません。筆者はこちらの勉強法を使って、勉強時間0時間からいきなり4時間勉強することができました。おすすめです!

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勉強のやる気がないときは、天才と呼ばれている人の勉強方法をみて息抜きしましょう。なんと筑波大学学長補佐でテレビでも有名になった落合陽一さんの勉強法は「ひたすらググる」です。なんとも現代っぽいですね。

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