シンプル都心ライフ

都内で働くITエンジニアの都心ライフ。主要キーワード:大学院/TOEIC/就活/都心ライフ/ホテル/SPG/米国株投資/副業

年収600万、800万、1000万?3年目の会社員が将来いくら年収が必要か考えてみた

f:id:steveperry1373:20180428090412j:image

年収を増やしたい人:年収を増やしたいなあ。今はまだ年収が少ないけど将来は年収600万円以上を稼ぎたい。できたら800万円、1000万円を稼ぎたいなあ。でも実際にはどのくらいの年収が必要なのだろう

 

タクミです。年収は人によっていくら必要か変わりますよね。

 

年収は多ければ多いほどいいといいますが、実際にその年収になってみないと、本当にいくら必要なのかわからなかったりします。

 

現代では、ネットの普及によって簡単に年収1000万以上の人や億万長者をみることができるようになりました。

 

一昔前は、テレビくらいしか情報がなかったので、成功した数すくない著名人やスポーツ選手しかお金を稼げないイメージでした。

 

しかし、現代ではネットビジネスで10代、20代で数千万、数億円稼いで、港区の六本木のタワーマンションに住む人もでてきています。

 

今回は結局お金っていくら必要なんでしょう。ということに関して普通のサラリーマンをしている20代、社会人3年目の筆者が考えてみました。

 

 

 

年収600万、800万、1000万?3年目の会社員が将来いくら年収が必要か考えてみた

東京で生活するなら500万円あれば十分。400万円だと東京近隣なら大丈夫

都内に住むなら、500万円あると安心ですが400万円でもなんとか生活できます。

 

500万円というと20代ではなかなか稼ぐのが大変な金額です。

 

とはいえ、東京都内で一人暮らしすると考えると、家賃は少なくとも7万円はかかります。

 

近隣の神奈川や千葉、埼玉に一人暮らしして家賃を下げる考えもありますが、それでも5〜6万円くらいはかかってきます。

 

年収500万円の場合、ボーナスをのぞくと月収31万円程度。そこから税金が引かれるので手取りは24万円程度になります。

 

24万円もの手取りがあれば、家賃は8万円〜10万円でも問題なく生活できるはずです。

 

とはいえ20代で500万円はなかなか大変です。高給な仕事は残業が慢性的に多かったり、精神的につらい職業がおおいです。

 

年収400万円の場合、手取りが19.5万〜20万円です。この場合は家賃5〜6万円であれば問題ないですし、7万円でもなんとか生活できます。

 

もちろんがんがん遊びに使ったり高級ブランドを買うのは難しいですが、時々外食にいったり国内旅行にいくことはできます。

 

20代の人は、まずは年収400万円になる仕事を探してみてはいかがでしょうか。大手でなくとも、優良子会社や利益率の高い会社は、年収が高かったりします。

年収600万円になると、優雅に生活できるが貯金がなくなる

次に年収600万円の場合はどうでしょうか。

 

ボーナス抜きで税金を引くと、月の手取りは29.5万円〜30万円です。ボーナスは150万円なので、手取りで58万円が2回入ってきます。

 

このレベルになると、普通に生活するのは問題なくなります。家賃も8万円〜12万円くらいでも問題ないですし、査定としては15万円の賃貸を借りることができます。

※家賃の40倍の年収が査定の目安と港区の不動産会社に聞きました。

 

ただし年収600万を超えると貯金ができなくなりがちです。

 

例えば家賃12万円の場所には、年収500万円〜1000万円までの人が住んでいたりします。

 

そして年収600万円と1000万円では、そこまで大きく生活レベルが変わらないので、あっという間に散財(さんざい)してしまいがちです。

 

結果的に、年収400万円よりも年収600万円のほうが、貯金できない状態になります。

 

ランチの平均価格が500円の移動販売の弁当やコンビニ食から、1000円以上のビル地下のランチに変わるからです。ときに2000円近いランチも楽しむようになります。

 

年収をあげることは大切ですが、年収600万円になると、財布のヒモがゆるみがち。

 

一人暮らしをするなら十分楽しめますが、気をつけましょう。

 

 

年収800万円はタワーマンションに住める?子供がいるとカツカツ。

 

年収800万円は高給といわれるラインです。月収50万円に到達し、手取りは39万円。さらにボーナスが200万円で78万円ずつ入ります。

 

一人暮らしならかなり優雅な生活が送れます。家賃は13万円〜15万円でも問題ないので、かなり広めの都心の1LDK、もしくは恵比寿、渋谷、六本木など人気駅の築浅デザイナーズ1Kなどに住めます。

 

家賃審査では800万円の40分の1、20万円までの審査は通るので、住まいにお金をかけるひとは都心のタワーマンションに住むこともできます。

 

家賃を13〜15万円に抑えれば、手取り39万円から少なくとも24万円残ります。派手にあそんで交際費が15万円になったとしても、まだまだ余裕ありますね。

 

年収800万円で独身であれば、派手に都心ライフを満喫しても、ゆうゆうと生活できます。まさに都心ライフを楽しむには必要な年収です。

 

しかし結婚して家族がいる場合には、年収800万円は実は危険なラインです。

 

年収800万円の場合、奥様が専業主婦の場合も多くあります。

 

結婚して子供が生まれると、マイホームやマイカーを買いたくなります。もしくは奥様や祖父母からの期待などで買わざるを得ない状況になりがちです。

 

さらに年収800万円は、世間的には高給なので安い車や家では世間体が守れません。

 

そのため、年収800万円では身分不相応な高めのローンをくみがちです。6000万円の湾岸沿いのタワーマンションを買ってみたり、400〜500万円の外車を買ってみたり。

 

ローンで破滅しがちなのが年収800万円です。独身ならまだ支払えるかもしれませんが、子供がいると、私立小学校にいれたり、塾にいれたりと出費がかさみます。

 

年収800万円は、独身ならハメをはずしても優雅に都心生活を送れますが、結婚しているかたは注意が必要です。

 

年収1000万円はサラリーマンの憧れ。しかし課税によってあまり美味しくない現実。

 

年収1000万円になると、ほとんどお金で苦労しなくなることをイメージしがちです。

 

年収1000万の場合、月収62.5万円、ボーナス250万円です。しかし累進課税性により、年収900万円以上では、控除(こうじょ)が大きくなります。

 

月の手取りは46万円。ボーナスは手取り93万円が2回といった形です。

 

年収1000万では、課税がおおきい分、年収800万円の時と比較して、生活レベルに大差はないです。

 

家賃も25万円まで審査が通りますが、さすがに負担感がおおきいですし、家賃15万円と25万円では、月10万円もの違いがでてくるわりに、広さ以外にクオリティが変わらなかったりします。

 

なので、年収1000万といえども、世の中の人がテレビをみて憧れるような生活は送れないということです。

 

それでも年収1000万になると、お金持ちというイメージがあるので、年収800万円のときと同様に見栄をはって高額なローンを組んだりしがちです。

 

年収1000万は、高給なイメージがあるマスコミや総合商社、外資系では30歳前後で達成できますし、給料が高めな大手企業では40歳前後から50歳までに到達できます。

 

しかし大半の人は40歳になるころには独身ではなく結婚しているので、年収1000万で独身貴族というのは少ないのではと思います。

 

そう考えると、都内で不自由ない生活ができるレベルはかなり高いことがわかります。

 

月100万円の収入になって買いたいものの制限がなくなる

 

堀江貴文さんは、月100万円で生活に困らなくなったと、コラムに書いていました。

 

月100万円というのは手取りという意味です。月100万円もあれば家賃も交際費も心配なくなりますよね。

 

月収133万円程度なので、年収1600万円です。さすがにサラリーマンでは大手企業で重役レベルにならないと到達できないレベルです。

 

奇跡的に出世しても年齢的には55歳以降になりますので、現実的ではありません。

 

起業か副業で稼いで行くしかないですね。

 

まとめ。サラリーマンとして一人暮らしで優雅に過ごすには、20代では500万円、30歳前半で年収800万円必要。

 

どんな生活をおくりたいかにもよりますが、20代で500万円、30歳前半で800万円の年収があると、都心ライフを満喫できます。

 

これも平均的には高めの数値ですが、やや難しいレベルなので、手が届かないわけではないです。

 

たとえば20代でサラリーマンや公務員として年収300万円〜400万円かせぎつつ、ブログやヤフオクで年間50万円ほど稼いだり、30代で600万円かせぎつつ、投資などで年間100万円稼いだり。

 

他にも外資系に転職すると年収がぐんと高くなります。TOEICで900点とるなども有効です。

 

筆者は20代の目標値は達していますが、まだまだ800万、1000万円は稼げていないので、2〜3年のプランで少しずつ収入源を増やしていきたいです。