年収が気になる人:年収を増やしたいなあ。年収1000万円は無理でも20代で年収700万円くらいは目指したい。でも残業時間も長くなるのかな?
タクミです。20代で年収700万円の記事を過去に書きました
日本の平均年収が最も高くなる50代で670万円程度ですから、20代700万円となると「どれだけ鬼残業すればいいのか」と思うかと思います
これから就職活動も本格化するので学生の中には「年収が高めでも激務は嫌だな」と思う人もいるでしょう
そこで20代年収700万円の残業や激務度、休日出勤などについて「1サンプル」をご紹介します
世の中にはもっと残業が少なくて20代年収1000万円などの企業もあるかもですが、あくまで筆者の体験から「20代年収700万円」の仕事量をまとめます
20代年収700万円の残業時間は?激務で休日出勤は多いの?
20代700万円の残業時間は「月30時間」?
私個人のサンプルですが、20代年収700万円の場合、給与と賞与の内訳は「月収35〜40万円」「賞与120万円×2回」でした
では残業は月にどのくらいかといえば「月平均で30時間」程度です
とはいえ「平均月30時間」ですので、仕事量により波があります
朝10時出社から夜22時〜24時退社が週5の月もあれば、朝11時〜夜18:00時の時短が多い月もあります
私の場合、MAXで「月60時間」、最低では「月10時間」程度でした
月60時間になると休日出勤や深夜24時までの作業が続くことになりますが「倒れたり病んだりする」レベルにはほど遠いです
20代といえども「20代半ばで年収700万」の同期は「月80時間」で休日出勤や夜勤もコンスタントにこなしていました
私は20代後半での年収ですので「月30時間」程度でも年収700万円になります
20代で年収700万円だと休日出勤は多いの?
20代年収700万円の場合、やはり休日出勤は多いのでしょうか
結論としては私の場合は「休日出勤は何に2〜3回」です
さて今日は珍しく休日出勤です
— タクミ@シンプル都心ライフ (@steveperry1373) 2020年2月22日
もともと激務な企業だと思っていましたが入社してから1年に数回しか休日出勤がないことを考えると、大して働いていないなと感じます
年間休日は120〜140日(有給含む)と言われますから、そのうち2〜3日というのは少ないのではと思います
20代前半、半ばで年収700万なら休日出勤もガリガリこなす必要がありますが、大手企業で20代後半なら多少の休日出勤で年収700万円を超えることもあります
20代700万円で「年休取得」はできるの?
正直ベースですと20代700万円になると「仕事の責任」が大きくなり、休みにくい環境になっていきます
私の例でいえば・・・
- 新卒:今のうちに年休取得しとけと言われる(年15日)
- 2年目:閑散期に月1〜3日休む。(年20日)
- 3年目:徐々に仕事に追われる。(年12日)
- 4年目:自分で休みを調整できるが難しい(年10日)
このように制度上は年休が取得できるにしても「仕事の責任が高まり休みにくい」状態になっていきます
年収消化は義務ですので、上司から「年収とれ」と言われて「業務」がないがしろになることも多々あります
20代700万円の場合「年休はある程度妥協する必要がある」かもしれません
20代年収700万円では何を食べてどこで暮らす?
20代で年収700万円の場合は「ライフスタイル」によって「独身貴族」もできますし「ガンガン貯金」もできます
年収700万なら手取り530万円、「月44万円」の手取りになります
独身で貯金を考えずに「月44万円」ふるふるに使えるならそれこそ悠々自適です
- 家賃15〜18万円の高級賃貸orタワーマンション
- 交際費10万円
- 食費・光熱費は7〜10万円
- 被服費5〜10万円
都心部でも家賃15〜18万円払えばそこそこの高級賃貸に住めますし、交際費10万円使えるのは行動範囲が広がります
一方で生活費を月20万円前後にした場合、年間240万円のみの支出ですので「約300万円」の貯金ができます
月25万円に生活費をあげても「約240万円」、月30万円でそこそこ優雅に生活費しても「約180万円」もの貯金ができます
一人暮らしなら都心生活でも悠々自適ではあります
年収700万円を20代で超える企業の特徴は?
20代年収700万円を超える企業はどんな企業でしょうか
中には「業界や会社」により「あっという間に20代で年収1000万円」に到達する会社もあります
ではどのような企業が高給かといえば、皆様もご存知の有名企業が多いです
- 5大商社(7大商社)+上位専門商社
- 製薬
- 金融
- 不動産
- IT/SIer/キャリア(一部上位)
- インフラ(ガス等)
- メーカー(最大手車/部品/精密機器)
- 外資系
金融、不動産は最大手以外はチャンスがあります。しかし5大商社、インフラ、外資系は「学歴+アルファ」が求められます
もちろんこれ以外の業者でも高給な企業はありますが「入社自体が難しい」企業が多いです
IT/SIerは穴場ではあります。学歴がそこそこでもやる気があってコミュ力をアピールできれば文系でも最大手に採用されるケースがあります。これは「採用人数が多い」「他業種の滑り止め」に扱われることが多いからです
やはり大手高給企業は「人気」ですので「高学歴+体育会」や優秀な学生との勝負に「勝つ」必要はありますが「穴場業種」ならチャンスがあります
まとめ。20代後半で年収700万円の企業は「ほどほどに忙しい」
今回の記事では20代年収700万円の仕事の忙しさをまとめてみました
20代年収700万円の企業は・・・
- 月10〜60時間の残業。平均30時間
- 年休は年間10〜15日
- 休日出勤は年に1〜3回
どうでしょうか。意外に忙しくないと感じる人もいれば「残業0でもっと休みが多い企業がいい」という人もいるでしょう
20代で年収1000万円を目指すなら「学歴」「ガクチカ」「運」を揃えて高給な企業に就職・転職する必要があります
さらに「激務」「リストラ」のリスクを受け入れないといけない可能性があります
都心生活であっても「一人暮らし」なら「700万円」あれば選択の幅が広がります
20代700万円なら大手企業に限らず手が届くことも多いので、ぜひ就活・転職などで挑戦してみてはいかがでしょうか