「フリーランスで稼げば、満員電車で通勤することもなくなるので、オススメです」
多くのフリーランスで働く方のブログには、「満員電車での通勤」がなくなるメリットが書かれています
これは本当にそうなのですが、「満員電車の中のストレスは、戦場と同じ」らしいです
普段は温厚な日本人が、満員電車の中だとあたり前のようにぶつかってきたり、ドアに挟まれて電車が遅延させる人がいると、平気で舌打ちをする光景をまのあたりにします
まさしく「環境が人間の行動を変える」のだと思います
つまり、「満員電車での通勤」は、確かに精神的に悪いのは間違いないです
これは学生でも同じです
通学時間が長いだけで授業をサボりたくなりますし、予想できない電車遅延で遅刻したり成績が悪くなったりします
ということで、「通勤・通学の時間は短い」ほうが圧倒的に良いということをベースとして、過去の通勤・通学時間の変化によって、筆者の生活がどのように変化してきたかまとめてみました
通勤・通学の時間が短くなるだけで人生は変わる!過去の通勤・通学時間の変化をまとめてみた
小学校は徒歩で学校へ。もっとも平穏な通学時代
小学校時代は、徒歩5〜10分程度で学校に到着していました
この頃がもっとも「職住近接(学校ですけど)」でしたね
多くの方も、小学生の頃は徒歩圏内に学校があった方は多いのではと思います
当然、通学時間など意識してませんでしたが、今おもうと徒歩で学校にいけるのは最高ですね
中学校はバスと徒歩で30分以上。体力があったので問題なし
中学校になるとバスと徒歩での通学になりました
筆者は徒歩圏内の中学ではなく、多少遠いのですが、区内でもっとも学生の多かった中学に入ることになりました
なのでバスで15分+徒歩で15分かかり、合計30分はかかりましたね
通学30分なら、そこまで遠いと感じることもなく、中学生で体力もあったので、朝6時代に家を出て、部活動の朝練にいく気力もありました
高校は自転車で30分。少し遠いと感じる距離
高校も区内でしたが、自転車で30分とそこそこ距離がありました
距離にすると5.7kmとなり、電車ですと40分以上かかってしまう辺鄙(へんぴ)な場所にありました
自転車で30分はギリギリ遠いと感じるラインです
それでも部活動をしていて、若く体力があったので、問題に感じませんでした
大学で一気に辛くなる!片道1時間30は苦痛でしかない
大学で一気に世田谷まで通学になってしまいました
距離は22km!どんなに急いで通学しても片道1時間30もかかります
毎日、往復3時間もかけて、大学に行くことになりました
これ、冷静に考えると大変なことでして、平日5日で15時間、1ヶ月60時間も電車に揺られる必要があるんですね
じゃあ通学の電車の中で何をしてたかというと、音楽を聞いていたくらいの記憶しかありません
さらに、この大学に5年間も通うことになったので、1年で720時間、5年で3600時間も通学に使ったことになります
丸々2ヶ月間も通学の時間に使っていたことに驚愕しました
この時代があったからこそ、現在は職住近接にこだわるようになったのです
大学院で一気に通学が楽になる!
長い大学生活が終わり、大学院は東大に進学します
距離は9kmと、そこそこ遠いのですが、通学時間は電車で45分でした
大学と比較すると半分の通学時間になったので、非常に楽に感じましたね
さらに自転車の方が早いことに気づき、35〜40分くらいかけて大学院に通っていました
今おもえばよく自転車にのる体力があったなあと感じます笑
ただし、自転車の場合は、急な坂を登るのが厳しく、結果的に「腰痛もち」になってしまいました
さらに何度か自転車で転倒していて、ケガも多い時期でした
スーツのまま自転車でコケたときには、面接前にスーツが破けて散々な目に会いましたね
自転車通勤は事故と隣合わせなので、そこまでオススメしない理由は大学院時代にあります
社会人になり通勤時間は35〜40分。楽々の通勤
社会人になると、家賃補助もあるので、都内でも大抵の場所に住むことができました
そこで、会社までドアツードア(家を出てからオフィスのデスクに座るまでの合計時間)35〜40分の生活が始まりました
これくらいの通勤時間であれば、通勤がストレスに感じることはほぼないです
職場の上司の方と比較しても、おそらく上位3位に入るくらい職住近接だったとおもいっます
想像以上に職住近接の生活が素晴らしかったので、ブログでもたくさん記事にしました
参考>>【通勤断捨離】職住近接で20分で会社にいけるようになって気づいたこと【職場には近い方がいいです】 - シンプル都心ライフ
参考>>都心の積雪でも安心!職住近接にはコンパクトで利便性の高い家賃抑えめの部屋を探すべし! - シンプル都心ライフ
現在:港区からの通勤時間は20〜25分!電車は「5分」のみ
そして現在、港区からの通勤では、片道20〜25分の通勤になりました
もっと職住近接して、徒歩圏内に住むことも考えましたが、オフィス街に住むのは味気ないと思い、断念しました
20〜25分の通勤のうち、電車に乗っているのは、なんと「5分」です
それ以外は徒歩の時間と、乗り換えの時間、そして電車を待っている時間だけになります
つまり、「満員電車」だったとしても、たったの5分我慢すれば良いことになります
通勤時間を短くするのも大切ですが、いかに電車に乗っている時間を短くするかを考えることも大切です
当然ですが、現在の生活がもっとも快適です
会社が終わったあとも、繁華街やカフェに繰り出す前に、一度家にもどってご飯を食べるようになりました
健康的、かつ経済的になったので、職住近接の効果は偉大です
まとめ。通勤・通学の時間が短くなるだけで人生は変わる!工夫をしながら通勤・通学時間を見直してみよう
満員電車は、もっともストレスのかかる恐ろしいものです
- 会社に行きたくないというネガティブな気持ち
- 遅刻できないというネガティブな気持ち
- 寝不足というネガティブな気持ち
- 物理的に知らない人と接触しないといけないネガティブな気持ち
解決するためには、「職場の近くに住む」か「電車に乗る時間を短くする」方法しかありません
ご家族をもたれている方は、奥様やお子様の関係もあるので、なかなか職場の近くに住むのは難しいでしょう
しかし単身者の方であれば、広い部屋にすむことは諦めて、コンパクトな都心部の部屋に引っ越すことを検討してみてはいかがでしょうか
「部屋が狭くなってグレードも下がるのに、家賃をあげるなんて馬鹿らしい」
気持ちはわかりますが
- 部屋が広い
- 設備が整っている
- 家賃が安い
これらの条件以上に
- 通勤時間が短い
- 電車に乗る時間が短い
- 家にいる時間が多い
こちらの条件の方が圧倒的に快適なのは間違いありません
近年は職住近接ブームもあり、都心部でも賃貸マンションでリーズナブルな物件が多数あります
ぜひ、通勤・通学時間を短くして、快適な生活を手に入れましょう