タクミです。
勉強をする場所について、どこがいいか悩む人が多いですよね。
私も「どこが一番おすすめの勉強スポットなんだろう」と考え、いろいろな場所を試してみました。
参考までに、私は平日はフルタイムで働き、月に1度は休日出勤もある生活をしています(残業40〜60時間)が、半年間にわたり月に50〜60時間は勉強しています。
それなりに忙しい状態でも、勉強できるようになったので、信憑性はあると思います。
それぞれの場所について、私の独断で☆5段階で評価してみました。
社会人にとっておすすめの勉強場所を考えてみた
勉強場所1:カフェ
集中度 :☆☆☆
アクセス:☆☆☆☆
コスト :☆☆☆
勉強時間:☆☆
おすすめ:☆☆☆
カフェは王道の勉強場所です。
カフェの勉強のコツは「30〜1時間の短時間の勉強」に使うことです。
スタバやドトール、エクセルシオールなど、都内であればカフェは至るところにあります。
そのため、ちょっとした気分転換や軽い朝食や、仕事の昼休憩でランチを食べながらの勉強など、使い勝手が良いです。
一方で、座り心地が良い椅子はそこまで多くなく、テーブルも円形であったり小さかったりと、PC1台おくのも難しい場所もあります。
また、長時間の利用を推奨していない店舗も多いです。とくにスタバなどの人気店は、長蛇の列の中で何時間も席を取り続けるのは難しいです。
コストの面では1回500〜1000円。週に3回、月に12回利用しても、6000〜12000円ですから、負担感は多くありません。
カフェでの勉強は「スキマ時間」を有効活用したいときに利用するのがおすすめです。
勉強場所2:図書館
集中度 :☆☆☆☆
アクセス:☆☆
コスト :☆☆☆☆☆
勉強時間:☆☆☆☆
おすすめ:☆☆☆☆
図書館はコストがかからないという点、そして本を読んだり勉強する場所という点で、非常に便利です。
学生の方であれば学内の図書館利用が一番良いですし、それ以外の方はお住まいの地域の図書館を利用しましょう。
図書館のデメリットは、「必ずしも家のそばに図書館がない」「閉店時間が早い場合がある」ということです。
都内に住んでいれば、至るところに図書館はありますが、住宅街に住んでいる方は図書館まで自転車で20〜30分かかるという人も多いでしょう。
また無料で利用できる分、多くの年代の利用者がいます。マナーの悪い人がそばにいると集中できない場合もあります。
オープンスペースの勉強も良いですし、自習室がある図書館なら、1回2時間程度を確保できる場合もあり、まとまった勉強をするのに向いています。
勉強場所3:会員制の自習室
集中度 :☆☆☆☆
アクセス:☆☆☆
コスト :☆
勉強時間:☆☆☆
おすすめ:☆☆
会員制の自習室は、自分でお金を払って好きな場所を選べるので、自分の好みの場所を選べる点がメリットです。
私も、六本木ヒルズ49Fのアカデミーヒルズや、茅場町の会員制ブックカフェなど、いろいろと試してみました。
メリットは新鮮で楽しいという点ですが、ネックはコストです。
月額制の場所が多く、入会費に加えて月に1万円以上はかかることがほとんどです。
平日のみプランや、休日のみプランなど、利用できる日を絞れば、月1万円未満でも利用可能ですが、いざ勉強しようと思ったときに使えないのはもったいないですよね。
最初のほうは新鮮で気分転換しながら勉強できるので楽しいのですが、次第に環境に慣れてしまうと割高に感じると思います。
短期間のみ、気分を上げるために利用するくらいの使い方がおすすめです。
勉強場所4:電車の中など
集中度 :☆☆
アクセス:☆☆☆☆
コスト :☆
勉強時間:☆
おすすめ:☆☆
今回は毎日の通勤電車で、椅子に座れない場合を想定しています。
たった状態での勉強はほとんど集中できません。PCを広げられず、スマホの小さな画面で勉強するしかないからです。
また、椅子に座れたとしても堂々とPCを出してがっつり勉強するのは目立ちますし、あまり集中できません。
電車の中でも勉強する場合、おすすめの方法は「音声を聞く学習方法」です。
オーディオブックになっている参考書があれば、それを聞き流すだけで勉強になります。
私は、参考書で重要なポイントを「音読さん」というサービスで文字→音声にして、iPhoneに登録して聞いています。
電車で勉強する方法は限られていますが、聞くだけの勉強なら電車の中でもやりやすいのでおすすめです。
勉強場所5:自宅
集中度 :☆〜☆☆☆☆☆
アクセス:☆☆☆☆☆
コスト :☆
勉強時間:☆〜☆☆☆☆☆
おすすめ:☆〜☆☆☆☆☆
最後は自宅です。結局は家で勉強する(ことができるようになる)のが、一番勉強時間を稼げます。
わざわざ勉強場所まで移動しなくても良いですし、席が空いてるかの確認も不要です。
ただ、皆さんも経験があるとおり、自宅は勉強以外のこともできてしまいますし、周囲の視線もないので、「サボろうと思えばいくらでもサボれる」という点がデメリットです。
勉強の習慣が身につくまでの間は、図書館やカフェで勉強をして、1日1時間でも勉強できるようになったら、少しずつ自宅での学習を取り入れていくのが良いと思います。
慣れてくればお風呂場やベッドで横になりながらなど、自宅でも気分転換をしながら学習ができます。
何より、自宅にいればいつでも美味しい飲み物を飲めますし、トイレもいけます。眠くなったら仮眠することもできますので、自由度は高いです。
最近の私は、休日もほとんどの時間を「自宅」で勉強しています。ここまでくるとわざわざ外出して勉強場所を確保する必要がなくなるので、勉強がより一層捗ると思います。
まとめ。家で勉強できるようになるまでは、勉強場所は試行錯誤してみよう
勉強ができない時、勉強の習慣がないときは「お金を払えば勉強できるのではないか」「環境を変えれば勉強できるのではないか」と思うと思います。
確かに、環境を変えることで、「勉強をするぞ!」というモチベーションを少しだけ維持することができますし、カフェや図書館であれば、勉強している人も多いので、周囲に影響されて勉強できるようになったりします。
そして、少しずつ勉強することが当たり前になったら、最後は「自宅」で勉強しましょう。
自宅にいる時間が最も長いわけですし、自宅なら重たい参考書を持ち運んだり、出かける準備のために身だしなみを整える時間も必要なくなります。
ただ、自宅での勉強には誘惑がつきものです。1日1時間(月に30時間)程度の勉強ができるようになったタイミングで、自宅での勉強を少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
私も勉強を開始してようやく半年が経過しました。毎日1〜3時間、月に50〜60時間程度ですが、半年間継続できれば、300時間以上のまとまった時間を勉強に使うことができます。
勉強が一番大変なのは「勉強の習慣を身につけるまでの間」です。その間は、三日坊主になったり、お金を色々と使ってみたり試行錯誤することになります。
人それぞれ勉強しやすい場所は違うと思いますが、「勉強しよう」と思うこと自体がすごいことだと思います。
ぜひ、色々と試行錯誤して、勉強を継続していきましょう。