こんにちは!タクミです。
私は2019年から投資を開始し、6年経過した2025年現在も株式投資を継続しています。
6年間投資を続けていると色々な気持ちが湧いてきます。
ポジティブな気持ちになることもあれば、もちろんネガティブなこともあります。
投資を続けるときの悩みとモチベーション
投資資金がいくらになっても悩みはある
「お金を心配しないように」との思いで資産形成を始めたとしても、そのときその時で悩みは出てきます。
私の一例では以下のとおりです。
資産が少ないとき(〜500万円未満)
- 投資をして本当にお金が増えるのだろうか、と悩む
- 投資にお金を使うより経験に使った方が良いのではないか、と悩む
- 投資でマイナスになった。このままホールドしていいのだろうか、と悩む
- 月にいくら投資すればいいのか、と悩む
資産が増えてきた時(500万円〜1000万円)
- 資産が増えてきたけど爆発的には増えない、と悩む
- 500万円前後からなかなか増えない、と悩む
- 30代になり人生イベント(大型出費)で貯金が増えない、と悩む
少し余裕がでてきた時(1000万円〜)
- 朝起きたら50万円もなくなっていた(評価額が下がった)、と凹む
- やっと1000万円!と思ったら買えるものが少なく凹む(都内マイホームとか)
- 資産が増えると買いたいものが減り刺激が減る、結果老化したかも、と凹む
- 昔は大金だった10万円以上を投資に回したら、その数倍減って凹む
もちろん資産が増えることによってお金の悩みは減ってはいますが、上記のように資産が増えてくると新しい悩みが出てくるようです。
「Just Keep Buying」の精神が良い
3年〜5年以上、資産運用を継続できた人で、少しでも投資に悩みを抱えている方は、以前、書評を書いた「Just Keep Buying」をおすすめします。
投資の啓発本ですが、シンプルに以下のことだけを意識すればOKとのことです。
- できる範囲で、無理ない範囲で、投資をする(20%とか真面目にやりすぎない)
- ちょっと贅沢した消費をしたら、同じ金額を投資に回す
- 景気などによる買い時を考えず、とにかく投資し続ける
シンプルな言葉はいいですよね。
特に、「ちょっと贅沢した消費をしたら、同じ金額を投資に回す」という考え方は気に入っています。
消費をしたら投資もする
例えば「革靴に15,000円、美容院に7500円、飲み会に5500円」使ったとき、合計28,000円分のお金を使います。
この時、同じタイミングで28,000円分を投資にも回します。(無理のない範囲で)
こうなると「消費をするときは投資の分を入れて2倍のお金が出るから、本当に欲しいものかじっくり考えよう」という思考になります。
消費と投資のバランスをとる方法として、「消費したら投資もする」という2倍ルールはシンプルに取り入れやすくおすすめです。
理性をコントロールしすぎない
投資を数年することで支出も理性的にコントロールできるようになります。
しかし、理性が強くなりすぎると「消費は悪」「贅沢は敵」「カフェは無駄」という極端な思考に陥ってしまいます。
最短距離で資産の最大化をしたい方や、今までの散財生活を脱したいために「短期間の荒療治」をする分には良いですが、
お金は利用してみて価値が返ってきます。(もちろん、持っているだけでも価値はあります)
先ほどの2倍ルールのように、自分なりに工夫しながら、消費と投資のバランスを取りたいところです。
ちなみに「目的なく貯金するだけでも価値がある」ということを実感するには、「サイコロジーオブマネー」がおすすめです。
まとめ。
今回は投資を続けるときの悩みとモチベーションについて書きました。
もし、投資のモチベーションが低下したり、投資を続ける中で悩みが出てきたとしたら
今回ご紹介した2冊の投資啓発本を読むことで、投資のモチベーションを維持することができると思います。
いくら「インデックス投資を続けていればお金は増えやすい」と知っていたとしても、理論を知っていることと、行動することは全く別物です。
実際には、家賃を払わないといけないし、奨学金の返済もある。
買いたいスーツや革靴もあるし、将来に向けて資格の受験料や参考書にもお金が必要。
年末年始は会社の飲みも増えてきたし、海外旅行の予算もシビアに検討しないといけない。
色々とお金がかかる上に、貯金や投資もしないといけない、というのは、なかなか大変です。
投資成績が良いうちはまだいいんですが、年によってはマイナス評価になり、せっかく貯金した分以上の金額が減ることも予想されます。
仮に投資成績が悪い時期が続いたとしても、モチベーションを維持できるように、「無理のない範囲」で「コツコツ投資を続ける」ようにしたいです。

