タクミです。
タワーマンションに住んで2ヶ月が経過しました。
タワーマンションに住む場合の懸念として、家賃が高いのにタワーマンションの住み心地が悪かったら嫌だという不安があると思います。
そこで、タワーマンションに一人暮らししている私が、タワーマンションに住むデメリットとして言われていることに対して、実体験で感じたことと解決方法をまとめてみました。
結論としては、タワーマンションのデメリットは気にする必要はほぼないと思っています。
タワーマンションに住むメリットはこちら。
- タワーマンションに住むデメリット10選と解決方法
- タワーマンションのデメリット1:家賃が高い
- タワーマンションのデメリット2:光熱費が高い
- タワーマンションのデメリット3:エレベーターの待ち時間が長い+宅配が遅い
- タワーマンションのデメリット4:住んでいる階数により劣等感を感じる
- タワーマンションのデメリット5:バルコニーに洗濯物を干せない
- タワーマンションのデメリット6:タワーマンションは防音性が低い
- タワーマンションのデメリット7:オートロックの解除が面倒
- タワーマンションのデメリット8:部屋を出るのが面倒
- タワーマンションのデメリット9:内装を買い替えるコストがかかる。
- タワーマンションのデメリット10:内廊下の場合、宅配の受け取りに気を遣う。
- まとめ。タワーマンションのデメリットも理解した上で住んでみよう。
タワーマンションに住むデメリット10選と解決方法
タワーマンションのデメリット1:家賃が高い
タワーマンションは普通の物件よりも家賃が高いです。
タワーマンションといえば高層階の眺望や充実した共有施設をイメージされると思います。
しかし充実した施設を管理するには、その分、お金がかかるわけです。
解決策は共有施設が充実していないタワーマンションを選ぶことです。
例えば独身の方にとっては、キッズスペースは不要ですし、行きつけのジムを契約している人は、タワーマンション内のジムは不要になりますよね。
使わない共有施設の分の家賃を払うのはもったいないので、使わない共有施設がない家賃が抑え目のタワーマンションを探してみましょう。
タワーマンションのデメリット2:光熱費が高い
タワーマンションは電気代、水道代、ガス代が高くなります。
私の場合は電気代が大きく増えており、1Kの部屋に住んでいる時と比較して、月に2000〜3000円くらい高くなっている印象があります。
この理由は以下の通りです。
- 部屋の平米数が広くなった。
- 便利な家電を使う頻度が増えた。
- 電気代が割高な電気会社が占有している場合がある。
タワーマンションは一人暮らしでもそれなりの広さがあります。
港区のタワーマンションのように25平米で家賃15万円を超えるようなコンパクトな物件もありますが、大抵は30平米以上の広々とした部屋が多いです。
部屋が広くなると、エアコンで冷やしたり温める面積が増えるので、電気代が高くなります。
また私は食洗機、ディスポーザー、浴室換気、ドラム式洗濯機など、便利家電を毎日使っているので、その分、光熱費が上がります。
最後に、マンションによっては電気会社を占有している場合があり、格安の電気会社に変更できない場合は、電気代が割高になります。
私も某電気会社が占有しているマンションに住んでおり、電気会社の乗り換えができないため、割高な電気代を払っています。
これはタワーマンションに限りませんが、タワーマンションは設備が充実している分だけ、光熱費が増えることもデメリットと言えるでしょう。
解決策としては、タワーマンション契約時に、利用できる会社を確認しておくことです。
タワーマンションのデメリット3:エレベーターの待ち時間が長い+宅配が遅い
タワーマンションで高層階に住むと、エレベータの待ち時間が1分以上かかる場合があります。
また宅配やウーバーイーツを頼んでも、エレベーターの時間が長い分だけ、届くまでに時間がかかるデメリットがあります。
解決策としては、タワーマンションの低層階に住むことです。
タワーマンションは一般的に20階を超える階数のマンションを指しますが、タワーマンションの1階に部屋がある物件もあります。
高層階の眺望を楽しみたい方は高層階に住む必要がありますが、充実した住環境を利用したい方は、家賃抑え目の低層階に住むことも一案としてオススメします。
私も低層階なので、エレベータの待ち時間や宅配が遅いと感じることはほぼありません。
タワーマンションのデメリット4:住んでいる階数により劣等感を感じる
タワーマンションでは、高層階と低層階で家賃が変わるので、低層階に住むと劣等感を感じることがあります。
ただ、これは物件によって状況は異なり、低層階に億ションがあり、高層階に単身用の家賃が抑え目の部屋があるタワーマンションもあるので、住んでいる階数だけでは判断できない場合もあります。
実際に私の物件では、高層階はファミリー向けの億ションがメインになりますが、低層階にもファミリー用の億ションがあります。
解決策としては、タワーマンションの戸数(こすう)が少なめのコンパクトな物件、もしくはエレベーターが複数台ある物件を選ぶことです。
これにより、住民の方とすれ違うことが減るので、劣等感を感じにくくなります。
住んでいる階数の問題については、通常の8階〜12階建のマンションでも同じことが言えるので、タワーマンション特有のデメリットではないかと思います。
タワーマンションのデメリット5:バルコニーに洗濯物を干せない
タワーマンションの高層階はバルコニーが強風になるので、洗濯物を干すことが禁じられている場合があります。
私はタワーマンションの30階以上に住んでいる友人の家に遊びに行った際に、洗濯は部屋干ししており、バルコニーには干せないという話を聞きました。
このように、高層階に住む場合には、バルコニーに洗濯物を干せない場合があります。
解決策としては、低層階〜中層階の部屋に住むか、ドラム式洗濯乾燥機を購入してバルコニーを使わない方法があります。
私は低層階、かつドラム式洗濯乾燥機を使っているので、バルコニーを利用する必要がなくなりました。
タワーマンションのデメリット6:タワーマンションは防音性が低い
タワーマンションは高層階になると、重量の問題から壁の厚さが薄くなるという記事を読んだことがあります。
実際に先程の30階以上に住んでいる友人は、防音性が低いので電子キーボードを弾いたり、音楽を聴く音量に気を使っていると言っていました。
また子供がいる方であれば、走り回る音が振動で聞こえることもあります。
私の物件ではファミリーの方が多いので、子供の走り回る振動が聞こえることがあります。
解決策として、一般的な物件よりは防音性が優れている場合が多いので気にしないのが良いと思います。
私のマンションでは、ディスポーザーや食洗機など、それなりに音が出る家電が付いているので、それなりの防音性がないとクレームだらけになると思います。
どんな防音性の優れたマンションでも子供が走り回る音や、外のバイクや救急車の音は聞こえると思うので、タワーマンション特有の問題ではないと思います。
タワーマンションのデメリット7:オートロックの解除が面倒
タワーマンションのセキュリティは強固です。
しかし、その分だけオートロックの数が多く、外部の人が入りにくい構造になっているので、オートロックの解除が面倒になります。
私の場合は、宅急便が来た場合は2回分オートロック解除をしないといけないので、それなりに面倒だなと感じます。
他の事例として、会社のタワーマンション40階以上に住んでいる方の家に行ったときに、オートロックを4回分解除したと言っていたので、セキュリティーが強固な分だけ人を入れるのが面倒になります。
解決策は特にありません。築年数が古めのタワーマンションであれば、設備も当時のままでオートロックも1つの場合があるのかなと思うのですが、オートロックの解除回数が増えるのは許容できるデメリットなので、私は気にしないようにしています。
タワーマンションのデメリット8:部屋を出るのが面倒
タワーマンションは共有部が広く、入り口から部屋まで移動するのに時間がかかります。
先程書いたようにセキュリティが強固な分だけ、共有部が広くなり、移動が面倒になります。
私の物件は最低限の共有部なのでまだ良い方ですが、中にはマンションの周辺も開発されており、入り口まで時間がかかる巨大なタワーマンションであれば、それなりの時間を要すると思います。
そのため、スーパーへの買い物や出かける際に、部屋から出るのが面倒に感じることがあります。
買い物が面倒であることの解決策として、私はネットスーパーで食材を購入しており、部屋から出なくても住むようにしています。
また私はテレワークで仕事しているのもあり、1週間ほぼ家からでないことも増えてきましたが、これは「住環境が良いから家から出る必要がない」というふうにプラスに考えています。
出かけることが好きな人にとっては、タワーマンションに住むデメリットは大きいと思いますが、インドアの私には最高の環境です。
タワーマンションのデメリット9:内装を買い替えるコストがかかる。
タワーマンションは部屋の設備が充実している分、今までの物件で利用してきたアイテムを買い替える必要がある場合があります。
私の場合は、天井が今まで住んでいた1Kの物件より高いので、カーテンの丈が足りず、買い替える必要がありました。
他には、1Kでは付いていなかった設備(独立洗面台、システムキッチン、1LDKの部屋など)、スペースが広がることで、そのスペースに合わせて新しく机を購入したり、アイテムを追加購入する必要があります。
解決策としては、スペースを全て埋める必要はないと考えることです。
私はダブルベッドだけはどうしても購入したかったので、大きいベッドを購入しましたが、それ以外の家具はダイニングテーブルを購入したものの、それ以外の家具は増やさないようにしています。
タワーマンションに住むだけでも家賃も初期費用も退去費用も増えるのに、内装までお金がかかると大変ですので、無理に家具は増やさないようにしましょう。
タワーマンションのデメリット10:内廊下の場合、宅配の受け取りに気を遣う。
タワーマンションでは内廊下の場合があります。
内廊下とは、エレベーターや階段がマンション内にある構造になっている物件のことです。
内廊下の場合は、入り口に入ってしまえば外に出る必要がなくなるので、雨が降っていても夏の厳しい暑さも感じる必要がなくなります。
また、階段やエレベーターが外に出ている場合、虫がいたり、設備が痛みやすくなるのですが、内廊下であればその心配はありません。
ただし、内廊下の場合、廊下内の声が響きやすいので、宅配を受け取る場合に同じ階の人に気を遣いながら対応する必要があります。
例えば郵便物を受け取った際に「ありがとうございました」というだけでもそれなりに廊下内に声が響くので、声のボリュームを抑えて対応したりしていますが、あまりに声が小さいと配達員の方に対してそっけない印象を与えてしまうので、ちょっと気になっています。
解決策としては、荷物を床置きにして対面での受け取りを可能な限り減らすことがあげられます。
ただ、ネットスーパーなどは対面での受け取りが必要になる上に、配達員の方が元気な声で対応いただくことがあるので、その際は周囲の人の迷惑になっていないか少しだけドキドキします。
まとめ。タワーマンションのデメリットも理解した上で住んでみよう。
今回はタワーマンションに一人暮らしで住んでみて分かったデメリット10選と、その解決方法についてまとめました。
タワーマンションに住む場合は、通常のマンションよりもコストがかかるのは当然ですが、通常のマンションでは想像がつかないデメリットを感じる場面もあると思います。
幸い、私は知り合いの方でタワーマンションに住んでいる方がおり、タワーマンションに引っ越しをする前に、4軒ほどお邪魔したことがありました。
そのため、私の場合は、タワーマンションのデメリットを知った上で引っ越しをしていますが、タワーマンションに期待を持ちすぎてしまうと、値段以上の価値を感じられないこともあるかと思います。
もしタワーマンションに住みたい方は、今回の記事を参考にしていただく他に、タワーマンションに住んでいる人が近くにいれば、一度遊びに行けるとイメージが湧きやすいと思います。
タワーマンションはデメリット以上に、快適な住環境が整っているので、メリットを感じることのほうが多くなると思います。
今回の記事がタワーマンションに住みたい方の参考になれば幸いです。